You are not Logged in! Log in to check your messages.

Check todays hot topics

Search for Services:

Please Log in

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法』國貞 克則 小さい「かっちり感」の積み重ね

今ですね、2月の簿記試験に向けて簿記二級をちょこちょこ勉強しているわけなんですが、いつも通勤電車での時間は読書に充てていたのに、そんな時間を今は勉強に充ててるんです。しかしそうすると何故か、無性に本が読みたくなってきて勉強に集中できないという、わけのわからん現象が起きてまして…。

決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法 (朝日新書 44) (朝日新書)決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法 (朝日新書 44) (朝日新書)
(2007/05/11)
國貞 克則

商品詳細を見る


で、思ったんですが、英語を勉強するときに、金融に興味がある人なら英語で書かれた金融の本を読んだりすると、より相乗効果が増す、というのを『レバレッジ英語勉強法』という本で見まして、てめぇ(自分)そんなに本を読みたいんだったら、会計について書かれた本を読みやがれと。。。それだったら一石二鳥なんじゃないかな~と考えまして、、、手に取ったのが上の本。
レバレッジ英語勉強法レバレッジ英語勉強法
(2008/04/04)
本田 直之

商品詳細を見る


この『決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法』はですね、以前仕事でお会いした某企業の経営企画をされている超優秀な方に、お勧めの会計本を聞いてみた際に真っ先に挙がった本。その方は簿記は持っていませんでしたが、「決算書を読むだけならこれで十分」と言い切るぐらいのお勧めとおっしゃっていました。

イメージとしては平面ではなく立体的に手触りのある感覚として会計を理解できるようなる、というぐらい非常にわかり易くてとてもよかったです。会計のことが全く分からない人でも(私もその域を出ておりませんが…)これ一冊で大分理解が進みます。簿記を勉強しているなら、普段のテキストの勉強に加えて違った視点で重層的に理解をすることが可能です。

この本は、財務諸表のPL(損益計算書)、BS(貸借対照表)、CS(キャッシュフロー計算書)の3つのつながりを元に、会計の仕組みを理解するもので、通常の簿記で行う、仕分けを積み上げて年度末に個別に財務諸表を作成る手順とは違い、一つ一つの取引ごとに「今決算書を作るとしたら?」という仮定のもと、この3つの財務諸表がどのように変化するのか?ということをなぞっていく内容となっています。

従って全く会計のことがわからない方はいいのですが、逆に簿記の知識がある方だと、いきなり決算書を作るので、通常の仕分けの借方、貸方の感覚とは違って若干混乱するような場合も考えられます。しかしながらそのあたりはすべてお見通しぐらいの勢いで、文中で先回りされて優しく補足がなされていているので、その辺の親切さもまた読んでいて素晴らしいと感じました。

また、この「財務3表一体理解法」はなんと会計ど素人だった筆者が自分の勉強の中で試行錯誤して編み出された独自のものだそうで、今ではこの本をはじめ会計本を何冊か出されてますし、セミナーも大盛況のようで、何ごとも探究心って大切だと感じますし、ど素人だったからこそ新しい視点でこんな斬新な方法を明らかにできたんでしょうね。

理解法だけでなく、実際に決算書を見る時にどのような視点で見ればいいのか、にも言及しており、特にCS(キャッシュフロー計算書)の営業キャッシュフロー、投資キャッシュフロー、財務キャッシュフローの3つプラスとマイナスの8つの組み合わせのパターンで、その会社の状況がわかってしまうというところは見逃せません。これを覚えておくだけでも十分といえるぐらい!

それから、各章の合間に「Coffee Break」というコーナーのコラムがあるんですが、その中で「会計のロジックは美しい」と述べられているものがあるんです。そこには「会計はロジックが通っていて、1+1が必ず2になることが美しい」と述べられています。

私も簿記を勉強していて借方と貸方の金額がピッタリとあった時の、あのなんとも言えないすべてのパズルのピースが収まった時の「かっちり感」、みたいなものを感じるようになり、なんだかわけわかんない数字をああだっこうだいじくりまわした果てに、それでも最後には1つの数字に帰結してしまうということのなんともいえない美しさを徐々に感じていたところだったんです。そしてこれはここで述べられているように「会計」というものの一つの魅力なんじゃなかろうかと思うわけなんです。

おそらく簿記を勉強している人はみんなこれを味わいたいがために会計を勉強してるんじゃないの?ってなぐらいに思えるし…、もっといえばこのかっちり感を味わうことが多ければ多いほどどんどん会計のことが解っていくし、どんどん会計のことが好きになっていくんじゃないのかと。。。

で、思ったんです。この本の抜群のわかり易さの秘密とは、その「かっちり感」を小さく細かく分けて、むしろ素人にこそ、この「かっちり感」をより多く体験できるように構成されていることから来ているのではないのかと。

つまりこの財務3表一体理解法とは「たくさん〝かっちり感〟味わう法」なんです。なんじゃそり?ゃって感じですが…。

通常の簿記なら、細かい仕分けを積み重ねて積み重ねて、細かい手続きなんかをいくつも経て、ようやくその先に、この「かっちり感」が待っている。そんだけ貯めに貯めれば最後にかっちり合った時の爽快感ったらそんじゃそこらのもんじゃないんだけど、そこにたどり着くまでにミスを犯したりすると、さあどうだ!と意気込んで蓋を開けた瞬間の合ってない時の落胆もそりゃまたデカイ。。。それに原因が分からなければ堂々巡りを繰り返し、結局それが元で数字が嫌いになってしまう人も実は多いのかもしれない。

しかし、あたかも小さな成功体験をたくさん積み重ねることで自信をつけていくかのように、小さな簿記の魅力をたくさん味あわせてくれて、順を追っていけばいくほど勝手に会計が好きになって、勝手に理解しているという、そんな奇跡的なロジックが隠されていたこの財務3表一体理解法。。。これならほとんどの人が挫折なんてものをみじんも感じずに会計を理解できるはず。

かくも素晴らしき発明なり、とはこのことでしょう。

筆者のその他の書籍↓
超図解「財務3表のつながり」で見えてくる会計の勘所超図解「財務3表のつながり」で見えてくる会計の勘所
(2007/11/16)
國貞克則

商品詳細を見る


書いてマスター!決算書ドリル書いてマスター!決算書ドリル
(2007/02)
國貞 克則

商品詳細を見る
スポンサーサイト

COMMENT

管理者にだけ表示を許可する

TRACKBACK

トラックバックURL:

    (copyボタンはIEのみ有効です)
« | HOME |  »
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。