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『弾言 成功する人生とバランスシートの使い方』小飼 弾 自分が勝てるゲーム作りという概念

私が普段よく観ているブログ404 Blog Not Foundの小飼 弾さんが口述筆記にて書かれたこちらの一冊を読んでみました。
弾言 成功する人生とバランスシートの使い方弾言 成功する人生とバランスシートの使い方
(2008/09/25)
小飼 弾山路 達也

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ブログのほうは歯に衣着せぬストレートな文章なので、表現が大分柔らかく書かれていたのが率直にかなり意外に感じました。

この本はバランスシートを用いて世界をヒト、モノ、カネという3つの要素に「仕訳」して考えることで、私たちが普段の生活からどのように自分の資産(自分の能力開発という自己資産も含めて)をより良くしてけるのか、ということを筆者の経験に基づいて提言(弾言)しながら進んでいくという内容となっております。ヒト、モノ、カネというそれぞれの勘定ごとにまとめられた構成で進んでいくのですが、段落ごとにその段落のエッセンスを抽出した「弾言」という一言が掲げられ、巻末にはそれらが索引としてすべてまとめられています。

通常の段落ごとの目次と共に、もうひとつ、あたかもそのエッセンスごとで検索できる目次があって、双方からの情報アクセスが可能であるというイメージで、多角的で立体的な本の読み込みが可能です!

で、この中で自分がピンときた「弾言」をよりすぐって感想を。。。

本を読む時は、「こんな感じ」という曖昧さを残しておく

P28(ヒト)

本を読んで何かワードを抜き出してこの本はこれ!と、ガチガチに固定してしまうと、自分の中で確かにアソビがなくなってしまうし、付箋をつけたりするということはおそらく無意識のうちに「筆者の意図」を読み取ろうとしてしまうことになるのでしょう。それが正解なのかどうかすらもわからないのに…。そしてそれでは自分ならではの新しいアイデアは生まれにくい。

なにも本に文章として書いてあることだけが得られるものの全てではなく、文章としては書いていない、いわゆる「行間」の部分にこそ、その本の本質や次なるアイデアの素は隠されている気がするので、だいたいこんな感じ、と自分なりの解釈を幅広く持っておくことが本を読んだ時により中身を吸収できるコツなんでしょうね。

ということでガチガチにこの本はこれ!といちいち記憶しておくようなことはやめることとします!あくまでも自分が読んだ時にどう感じたか、という部分をもっと開放するようにしてみます。

細かいことはいちいち気にせず、本は「概念の塊」だというぐらいのイメージでおおざっぱに自分の中に残しておく、というように今後は読書するといいのかもしれませんね。

「考える」とは、自分が勝てるゲームを作ること

P118(カネ)

これ最近よく考えることです。例えば仮に「ラーメンの食べ歩き」という自分の好きなことで考えると、今まではただラーメン食べて「美味かった!」だけで終わってたんです。。。でもそれってその瞬間は至福の瞬間であっても、ただそれだけのことで、そのあとには何の意味もない…。

ではどうするのか?

その「美味かった!」に対して、「でも自分ならこう作る」というアイデアを考えてみる、またはそれを実際に形にするべく実践してみる。つまり作り手として自分が取り込んで蓄積したものから新しい価値を生み出せるかどうか。

もしくは、これまで食べ歩いてきた店のリストや評価などを公開し、情報のデータベースとなれるような食い手としての新しい価値を生み出せるかどうか、であったり、そのお店が何故繁盛するのか?ということを考えて、仮説を立てて検証するなどしてラーメン店経営の方法論を得たりだとか。

とにかく自分の好きなことに対してこういうことをひたすら考えなきゃいけないんですよね。ただ受け身で終わってはいけない。受け取ったものからいかに考えて新しい価値を発信するか、これを最近よく考えるんです。

更にここでは「すべての人が勝者になれる世界はあり得る」と書いています。自分にはそれがとても心強く響くのです。だって誰にでも自己実現の欲求を満たすことができる扉は開かれているんですから!

はたから見たらとんでもなくくだらないことでも強みとなる。大事なのはくだらないことだろうがなんだろうが好きなことなら納得のいくまで突き詰めていくこと。そうすれば、それがその人にとって立派な強みになる。その強みからいかに価値を生み出すか。そのために「考える」ということです。

私自身は、なんとなく自分が何か一つの特定の分野で突出したものがあるわけではなく、物事への関心や好きなことが分散するというか、浅く広く、となってしまう傾向があるのですが、これを読んで、逆に考えればロングテール的にその志向性の水平の広がりの集合体こそが自分の強みなのだと考えて、自分だけの、世の中にない新しいゲームを生み出す為のヒントにできると気づきを得ました。ここがこの本で得られた一番大きな収穫かもしれません。

世界のトレンドは、「カネ≒モノ」から「カネ≒ヒト」へ向かっている

P199(モノ)

最後のまとめの部分からの引用です。

これまでの世界の経済的発展は、そのほとんどが限りのあるモノによって生み出されてきていたんですね。しかしながら地球上にもともと存在していた資源に限界がみえてきた現在は、我々ヒトが自分の工夫次第で新たな価値を生み出していくことでしか発展していけない。。。でも、むしろそれこそが真に私たちが自己実現の欲求を満たすことができる歓迎すべき世界なのでしょう。

というわけで、ここで挙げたものも含め他に多くの「弾言」が記されていますが、それぞれ読む人によって気づきを得られる所は全く違うと思いますし、ここから発想する事柄も千差万別になると思われます。

「弾言(断言)」する、という形で言いきってはいますが、その意図するところの受け止め方はどうにでも解釈できるようになっていますし、筆者はあえてそれを狙っているようにも見えます(と書いている時点で、完全に筆者の意図を読み取ろうとしている自分に気づくのですが…ま、それはそれとして…)。筆者のブログの書評を読んでいても、本の要約ではなく、あくまでもその本から得た筆者の概念を伝えることを徹底されているので、この本においても読み手がそのように色々と発送できる様に作りこまれていると見受けられます。なのでどんどんこれをベースにして、筆者の意図を読み取ろうなどとはせずに、まずは気になった「弾言」から自分なりに自由に発想をしていけばいいのだと思います。

そしてその自分だけの発想同士をどうつなげるかを考えて、自分自身のゲームを創りだし、自分のバランスシートの質をいかに高めていくか、、、そんな漠然とした自分なりの概念が得られた一冊でした。

筆者の他書籍↓
小飼弾のアルファギークに逢ってきた [WEB+DB PRESS plus] (WEB+DB PRESS plusシリーズ)小飼弾のアルファギークに逢ってきた [WEB+DB PRESS plus] (WEB+DB PRESS plusシリーズ)
(2008/04/15)
小飼 弾

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Web 2.0 ツールのつかいかた まだ、Googleだけですか?Web 2.0 ツールのつかいかた まだ、Googleだけですか?
(2006/10/06)
梅田 望夫(著)小飼 弾(著)

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