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宮崎駿監督からの手紙の返事。。。

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崖の上のポニョ』ってもう観ましたか?自分はまだ観てないんですけど…。

「ポニョ」については何もわからないので書けないんですけど、この↓記事を読んでいて、宮崎駿監督についてちょっと思いだしたことがあったので、そのことについて。。。

悪人を倒せば世界が平和になるという映画は作らない――宮崎駿監督、映画哲学を語る(前編) (1/4)

「世界は美しいものなんだな」と感じてくれる映画を作りたい――宮崎駿監督、映画哲学を語る(後編) (1/4)

実際に子どもたちを取り巻いている環境は、私たちのアニメーションを含め、バーチャルなものだらけです。テレビもゲームもそれからメールもケータイもあるいはマンガも、つまり私たちがやっている仕事で子どもたちから力を奪いとっているのだと思います。これは私たちが抱えている大きな矛盾でして、「矛盾の中で何をするのか」をいつも自分たちに問い続けながら映画を作っています。でも同時にそういう子ども時代に1本だけ忘れられない映画を持つということも、また子どもたちにとっては幸せな体験なのではないかと思って、この仕事を今後も続けていきたいと思っています。

――主人公が若い女の子ばかりなのはなぜですか? 今後もこの傾向を続けていくおつもりですか?

宮崎 今、スタジオの若いスタッフに、「君たちは8歳の男の子を主人公にした映画を作らなければならない」と私は言っています。それはとても難しい作業なのです。

 なぜなら8歳の少年は悲劇的にならざるを得ないものを強く持っているからです。知らなければいけないことが山ほどありすぎ、身に付けなければいけない力はあまりにも足りなくて……つまり女の子たちとは違うのです。少女というのは現実の世にいますから、極めて自信たっぷりに生きていますけど、男の子たちはちょっと違うのだと思います。

 それは私の不幸な少年時代の反映なのかもしれませんが、若いスタッフには「君たちの幸せな少年時代を反映させて、少年を主人公に映画を作れ」と言ってあります。

 その年齢の少年たちは実に簡単に世の中のワナに引っかかるのです。つまらないカードを集めたり、つまらないラジコンの車に夢中になったり、あっというまに商業主義のえじきになってしまって、なかなか心の中を知ることができないのです。


この記事を読んでわかったことは宮崎駿監督とスタジオジブリが創る映画というのは必ず「子供の目線」で作られていて、子供たちにバーチャルの世界ではなく「現実の世界で成長してほしい」というメッセージが一貫して込められている、ということ。

映画を見た子供たちが、映画の主人公と同じように少しだけ勇気を出して普段の限られた自分のテリトリーから飛び出して行動し、実際に成功体験を得られるように、そしてその成功体験を通じて子供たちがバーチャルの世界ではなく、現実の世界を変えていこうとする力を得られるようにと。

これまで自分が観た作品をこの観点から思い返せば、やはり全てが繋がってくる気がします。

未来を創る子供たちに本当に大事なことを伝えたいという想いがジブリ作品には一貫してあり、全くブレていないですし、ジブリのスタッフはおそらくある意味自分たちが映画を通じて子供たちにメッセージを送ることで、自分たちもまた未来を創ってるということを本気で信じているんでしょうね。

で、これを読んでいてふと思い出したのは、私が中学2年の時のある出来事。

当時学校の学園祭で、よくある各クラスごとにテーマを決めて展示モノや見世物系をやるということになりまして、うちのクラスはなんとテーマが「宮崎 駿」に決まったんです。

実は自分は、東京都の多摩市というところの出身で、多摩市といえば宮崎駿監督映画では『耳をすませば』と『平成狸合戦ぽんぽこ』の舞台として、宮崎ファンの間ではよく知られた土地なのです。

『耳をすませば』の舞台となった聖蹟桜ヶ丘へも近く、映画に出てくる駅や、図書館前のロータリーや、男の子が告白する神社、給水塔なんかも普段目にしていたそのままの風景だったので、「宮崎駿監督」というテーマは非常になじみがあって、ぜひやりたいということになったんですね。

たしかクラスを5つのチームに分けて、「となりのトトロ」チーム、「魔女の宅急便」チーム、「天空の城ラピュタ」チーム、「風の谷のナウシカ」チーム、そしてエトセトラチームとしてそれぞれ分担して調べ物をして展示するという形で進めていったんです。

で、自分はエトセトラチームに入って、たとえば上記の「耳をすませば」の場面ごとに実際に使われたと思われる対応する場所まで行って写真を撮ってきたりとか映画やキャラクターの人気投票を行って結果を発表したりとかそのほかにも色々やってたんですけど…(細かいところまでははっきり覚えてない…)。

で、ある日、「直接、宮崎監督に手紙を送ろう!」ってことになったんです。監督あてに質問状という形で10何個ぐらいか箇条書きで質問を書いてジブリ宛てに直接送りました。質問の内容は例えば「『耳をすませば』の舞台は私たちが住んでいる多摩市のように見えますが、そうなのでしょうか?」とか「そうであれば、どうして多摩市を舞台に選んだのですか?」とか他には「キャラクターはどうやって考えているのですか?」とかそういうこと他にも色々と。

「今度文化祭で監督や作品のことについてまとめて展示するので、もしよければご返事をください」みたいなことを書いたんですけど、多分、、というか絶対、相手にもされないだろうし、まぁダメ元でいいじゃん!と思って送ったんですよね。

そしたら数日後、、、、その手紙の返事が帰ってきたんです!!!

内容はワープロ打ちの文面で、実際には宮崎監督が直接対応してくれたかどうかはわかりませんが、文面からは直接監督が応えてくれたように当時は思えました。最後に直筆で名前が入っていましたし、仮に別の人が答えた内容だったとしても、少なくとも監督が一瞬でも直にこの手紙の存在を知って頂いたことだけは確かです。10何個ある質問に対してひとつひとつ全ての質問に丁寧に応えてくれていました。上記の多摩市に関する質問に対しては確か「以前多摩市の聖蹟桜ヶ丘にスタジオがあって、あの辺りの景色や自然の美しさをよく知っているから、それを映画を観る人に知ってもらいたくてあの場所を選びました」というような返答だったと思います。

そして最後に「私たちのことを文化祭に取り上げて頂いて本当に光栄に思っております。ありがとうございます。ぜひ成功するように私たちも心から願っております」というような一文で締められていました。

この手紙の内容をそのまま大きな模造紙に書き写して掲示し、本当にジブリから直接届いた文面ということで文化祭当日はなかなかの反響だったことを覚えています。

当時、手紙が帰って来た事や、それが文化祭本番で反響につながったことが、とてもとても嬉しく感じられたことを、何となく思い出してきました。

で、、、このことから何が言いたいかというと、、、宮崎監督は「映画を創る」という仕事のみならず、こうして子供の(とっても中学生ですが)チャレンジに対して、きちんと誠実な対応をし、我々に対して自分たちが自ら主体的に行動すれば必ず結果として返ってくるんだよ、ということをこういった形でも教えてくれたんです。つまり簡単にいえば我々に成功体験を与えてくれたんですよね。

私自身が、「嬉しいと感じた」という、この感情こそが、変わらずに映画を通じて子供たちに伝えたいことの真意なのではなかろうかと感じます。。。

「子供の目線」という点において、映画としてのテーマが一貫していてブレていないことはもちろん、上のインタビューを読んで、こんな忘れかけていた出来事を思い出して、やっぱり宮崎駿監督やスタジオジブリとしての姿勢・立振る舞い自体そのものが全くブレていなことの表れなんだなぁと、ふとそんな事を思うわけです。。。

というわけで自分には現在子供はいませんが、将来もし子供ができたら物心がついた頃に初めて観させる映画は絶対『崖の上のポニョ』にしようと、秘かに心に誓うのでありました。。。というか、まずは自分が観ます…。

ちなみに「耳すま」の舞台の下りについては、もし気になる人がいたらこちらに詳しいです↓
耳をすませば通信

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