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『みんなのプロレス』斎藤 文彦 プロレスとは究極の慈愛

突然ですが、私の持論の一つに

「プロレスを心から愛している人に、悪人はいない」

というものがあります。この持論、科学的な裏付けとかなんてもちろんあるわけもなく、なんとなーく私の経験からそんな風に勝手に思っていたんですけど、そんな私の持論はやっぱりこの世の真理であったのだと固く信じることができる素晴らしい一冊に出会ってしまいました。

みんなのプロレスみんなのプロレス
(2008/10/11)
斎藤 文彦

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目次

I 伝説
1 レジェンドたちのプロレス語
(ハンセン、ホーガン、ブロディほか)
2 トリビュート/日本のリングから
(馬場、鶴田、ゴッチほか)
3 トリビュート/世界のリングから
(エディ・ゲレロ、クリス・ベンワーほか)
II 個
1 “個”を生きる
(前田、船木ほか全11人)
2 サブゥー
――魔法のじゅうたんに乗って
III アメリカ
1 マイ・ネーム・イズ・マクマホン
2 WWEディープ・インサイド
3 Funaki
――日本人レスラー in WWE
IV 友
1 buddies ロード・ウォリアーズ
2 brothers ショーン・ウォルトマン ケビン・ナッシュ スコット・ホール
V 学び
1 プロレスの源流を探して
2 “少数派”のプロレス
3 プロレスの外側


出だしから

プロレスが大好きな人は、みんな〝プロレスラー〟である。プロレスが大好きで、プロレスといっしょに長い時間を過ごしていると、身のまわりで起こるありとあらゆるできごとが〝プロレス〟になってくる。プロレスとは勝ち負けを争う試合の形をしているけれど、勝敗だけを競うものではない。

という、心を打つ一文から始まるこの本は、プロレスラー=プロレスが大好きな人、という目線で、プロレスラーのリング上の闘いそのものではなく、あくまでもプロレスというものを取り巻く人間の生き様や哲学が伝わってくるようなヒューマンストーリーの欠片を集めたものです。

プロレスを観る時に、その〝間〟から、あたかもプロレスラーの人生そのものが凝縮されたかのような奥深いコクがにじみ出て、観るものを酔わせるように、この本もその〝行間〟からプロレスの持つ普遍的な魅力が形を変えてありとあらゆるところからにじみ出ています。。。

筆者は週刊プロレスで30年以上ライターを務めてきた斎藤文彦さんで、そのプロレスに対する造詣は日米だけにとどまらず世界中、メジャーとインディだけでなくアングラまで、現在と近代だけなく古代まで、多角的な広がりと、奥深さを持たれています。

その豊富な体験とバックボーンを元にありとあらゆるエピソードがちりばめられており、私のように新日本プロレスオンリー、闘魂三銃士以降の比較的新しいプロレスを共に過ごし、それ以前のプロレスは細切れのダイジェスト映像か活字でしか体験したことがないある意味限定されたプロレス体験を持つ者にとっては、全てがすんなりと入ってくるわけでは正直ないですが、どんなに限定されたプロレス体験を持つ人でも必ずやこの本のどこかに、今よりもっとプロレスが好きになってたまらなくなるようなピンとくるエピソードに出会えるでしょう。好きな団体や時代が違っても人がプロレスに取りつかれてしまう根本的なものはおらく皆同じで普遍のはずだからです。

プロレスとはお互いを傷つけあうためのスポーツではないのです。おたがいをトラスト(信頼)し、リスペクト(尊敬)する芸術なんです。

プロレスとは自分の命を削ってでも、または腕や足が将来動かなくなってしまうことがわかていても、それを体験した人の胸を熱くさせるために闘う究極の慈愛表現だと思っています。プロレスラーはああやって相手を殴ったり蹴ったり罵倒したりする。もちろんそれと同じぐらいに自分もやり返される。〝愛〟などとはおよそ逆のポジションに位置しているかのように見えます。

しかし、だからこそ逆説的に、プロレスラーとは究極に慈しみ深い人達なのだと感じます。

おそらくプロレスを心から愛している人はそんなプロレスラーの慈しみ深さをわかっていて、そんな生きざまに胸を熱くし、そしてプロレスに纏わるあらゆる事柄から何かを学び取ることができるからこそ、プロレスが大好きなんだろうし、そんな人に悪人なんていないんじゃないかと思ってしまうんです。

ここにある愛情に溢れ感動的で、それでいて一抹の儚さのようなものを感じさせるプロレスラー達を見ていると、冒頭の引用の「身のまわりで起こるありとあらゆるできごとが〝プロレス〟になってくる」という一文の意味がよく分かってきます。私も知らず知らずのうちにあらゆるものに対してプロレス的なものの見方をするようになっていると再発見できましたし、今までプロレスが好きで本当に良かったと思うことができました。

全てのプロレスを愛する人々に読んでもらいたい一冊です。。。



好きな試合はたくさんありますが今のキモチならあえてこの3つ挙げさせて頂きます!!!

2005/7/18 小橋健太 VS 佐々木健介

1995/10/09 武藤敬司 VS 高田延彥

2006/10/29 丸藤正道 VS KENTA
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