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『新個人主義のすすめ』林 望 個人主義宣言!

ちょっとまえにこのブログの『知性の磨き方』林 望 個人主義と志というエントリーにも書いたんですけど、この本中で述べられている「個人主義」という考え方にえらく感銘をうけまして、同じ筆者の個人主義にクローズアップして書かれたこちらの一冊を読んでみました!

新個人主義のすすめ (集英社新書 (0427)) (集英社新書 (0427))新個人主義のすすめ (集英社新書 (0427)) (集英社新書 (0427))
(2008/01/17)
林 望

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「個人主義」という言葉を聞くと、何か自己中心的だとか、わがままに、というイメージを持つかもしれませんが、決してそうではなく、自分以外の他人を「一個独立の個人」として尊重しつつ自分自身を貫くということであり、ある意味利他主義ともいいかえることができます。

海外ではこの個人主義という考え方が、それこそ言葉にせずとも幼い頃から身体に染み付いているわけです。イギリスにしてもアメリカにしても多民族国家ですから、個人的な思想・信条・宗教・体質・嗜好性、そして何よりそれらの「時間の使い方」がそれぞれ違うのは当たり前で、そういった環境ではそれを尊重して共存していかなければなりません。

日本は総じて村落共同的社会で、たとえば「出る杭は打たれる」のことわざでもわかるように、できるだけ周囲との差異が生じないように、周りに合わせて行動するのが賢明であると教えられてきました。この日本において色濃い「全体主義」的といえる、団体優先の論理ははっきりいって個性重視どころか完全に没個性、個性抹殺的なことが平然と行われていることのすり替えではないかとすら思います。

人には究極の目標として「自己実現の欲求」というものがあります。自分が思い描くなりたい自分になる、という目標です。これは当然思い描くものは一人ひとり全くもって違うわけですよね。ですがこれを自分勝手に周りを顧みず追及してことは、他人の自己実現を妨げる行為となってしまい利己主義的行動になってしまいます。かといって周りに何もかも合わせてしまったら、それは自分自身の大切な時間を、他人の自己実現の世界を生きることに費やすことになってしまうのです。時間には限りがあります。

時間に関して言えば、ちょうどこの間TVでやっていた「エドはるみ物語」のドラマを何気なく見ていたら、エドはるみが「私には時間がない。人は何か人生かけてこれをやりたいというものが見つかった時、自分には時間がない、と思うようになる」と言っていて、なるほど、と思ったのですが、それぐらい時間は大切なものです。これを何も考えずにただ他人のために費やすということほどもったいないことはないと思います。

従って「個人主義」を全うするためには、人のことを慮りつつ、自分と他人の「時間の使い方」を最大限に尊重しつつ、自分本来の「願い」をじっと心に暖め続けるという心構えが必要ななのです。

日本には江戸時代という、それこそ全体主義の象徴ともいえる時代が300年続きました。そこから坂本竜馬、福沢諭吉、夏目漱石など、これまでの「藩」という絶対的な枠組みを超えて、己の志を果たすために個人主義に従って行動してきた先達が出てきました。当時脱藩の罪なんて死罪に相当する重い罪だったにも関わらずです。この人たちの志と突破力のおかげで現代の生まれも育ちも関係なく自分の力でなりたいものになれるという自己責任における自由な環境があるのです。そうした環境があるにもかかわらず没個性というのはやはりおかしいと感じざる負えません。今こそそうした先達の志を見習う必要性を感じます。

私自身は昔から学校でも何でも、例えば皆がこれをやっているのにあいつは何でやらないんだ、とかそんな下らないことで、気に食わないとなって、いじめたり、裏でコソコソ陰口を叩いたり、そんなことをする人たちがたまらなく嫌でした。また自分の考えがさも絶対的であるかのようにふるまい、自分と考えの違う人に対して、自分の考えだけを押し付けようとする人も、流行に簡単に流され、ほんとにそれ自分で良いと思って選んでるの?って思えるような行動をとる人も。いや別に本当にその人が心からそれを良いと思って選んで、自分で勝手に入れ込んでいるだけならそれ以上口出しすることは何もないんですが、結局みんながそれを選んでいるからという理由だけで選んでいる人を見ると自分の人生もったいなくないのかなと、疑問を持たずにはいられなくなるのです。余計なお世話ですが。

私はそれを見ていて、逆に私が全く興味がないこと、知らないことに、深い嗜好性を持っている人というのが逆に何故だか気になってしまうようになっていくのです。私が例えばバスケやPUNKROCKが好きなように、この人はなんで私が魅力を感じようとしない対象に対して、これがここまで好きなんだろう?と。そこにその人の個性、つまりその人自身が現れているような気がして、人を見る時にまずその人なりの「好き」なこと、ということに非常に興味を持って接するようになりました。それこそオタクと呼ばれる人に対しても、その人のある対象に向けた「好き」という度合いの強さに尊敬の念すら感じることもあります。まぁ性犯罪につながるような屈折した嗜好性には当然疑問を感じますが。

私自身のこれらの考え方、この感覚というものを初めてすんなりと言葉に落としてくれたのがこの「個人主義」という言葉でした。というわけで今後はこの明確な考え方に従って、自分なりの人生創って行きたいものです。

個人主義の20カ条

・個人主義はつるまない
・他者を認めて調和する
・思いやりの心を大切にする
・不必要に人に干渉しない
・自分の言行に最後まで責任を持つ
・威張らない
・人に無駄をおしつけない
・自分の好みを人に押し付けない
・感情に流されない
・約束を守る
・時間を大切にする
・付和雷同しない
・流行に流されない
・自分を自分らしく表現する
・家族を大切にする
・規則を守る
・人の話をよく聞く
・貪らない
・いつも静かに
・環境に配慮した暮らしをする

次に読んでみたい個人主義関連の本↓
私の個人主義 (講談社学術文庫 271)私の個人主義 (講談社学術文庫 271)
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