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『私塾のすすめ‐ここから創造が生まれる』齊藤 孝/梅田 望夫

『私塾のすすめ‐ここから創造が生まれる』を読みました。
私塾のすすめ ─ここから創造が生まれる (ちくま新書 (723))私塾のすすめ ─ここから創造が生まれる (ちくま新書 (723))
(2008/05/08)
齋藤孝 梅田望夫

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【アマゾンの内容紹介】

レールのない時代である現代をサバイバルするには、一生学びつづけることが必要だ。では、自分の志向性に合った学びの場をどこに見つけていったらいいのか? 本書は、志ある若者が集った幕末維新期の「私塾」を手がかりに、人を育て、伸ばしていくにはどうしたらいいのかを徹底討論する。過去の偉大な人への「私淑」を可能にするものとして、「本」の役割をとらえなおし、「ブログ空間」を、時空を超えて集うことのできる現代の私塾と位置づける。ウェブ技術を駆使した、数万人が共に学べる近未来の私塾にも言及し、新しい学びの可能性を提示する。



【目次】

はじめに――志をデザインする(齋藤孝)

第1章 志向性の共同体

明治と現代/ロールモデル思考=あこがれる力/ロールモデルを消費する/「自分探し」への違和感/「けものみち」には直感が大事/二十年前にもしブログがあれば…/「志向性の共同体」と創造/ネットの中で「あこがれのベクトル」を見つける/「空気」をつくるのがリーダーの役目

コラム 梅田望夫「私のロールモデル」

第2章「あこがれ」と「習熟」

機能不全に陥った教育/上を伸ばすか、全体の底上げをはかるか/祝祭的な学び体験を重視する/「あこがれ」と「習熟」/コンサートツアーかアルバムづくりか/ブログ執筆と出版/万単位の人からの喝采体験/オリジナリティ重視か定着重視か/ネットは私塾/全日本国民に対してか十人に対してか

コラム 齋藤孝「私のロールモデル」

第3章 「ノー」と言われたくない日本人

「寒中水泳」ではもぐってしまったほうが楽/「組織に与えているもの」と「組織から与えられているもの」/量をこなすことをおそれない/打席にどんどん立てばいい/自分のなかに「私淑する人」をつくる/「好きな仕事」でないとサバイバルできない/メンタル面での自己浄化装置をもつ/「心で読む読書」、心の糧になる言葉をもつ

コラム 梅田望夫「私の座右の書」

第4章 幸福の条件

生活が作品/「いかに生くべきか」を考えることは無駄か?/大陸的タイムスパン/やらないことを決める/優先順位のつけかた/「ウェブの細道」/「How are you?」はなぜいつも「Fine」か

コラム 齋藤孝「私の座右の書」

おわりに――私塾による戦い(梅田望夫)



【気になった部分】
■見通す力のある人が、努力していって初めていろいろなことを達成できるという時代になってきていて、見通し力のない、ただの真面目さだけでは厳しい時代になってきていると言える。
■ロールモデルを自分のために消費していいんだ = 自分とレベルは全然違うかもしれない、それでも、傾向として自分と似ているなあと思う、あこがれる。偉人でも自分にぐっと引き寄せて、その人が現代を生きていれば、自分と同じようなことをしているのではないかとか、誤解であれ、錯覚であれ、エネルギーが湧くもとになるのならいいんだ。
■一時間話した内容を隣の人と組んで、一人ずつ要約して再生してもらい、チェックしあう ⇒ 話せないということは、人の話を聞いたことにならない。
■梅田氏「もっとほめろよ、おまえたち」のブログエントリー
■その会社に勤めているということが、アイデンティティになりきれていなくて、いつでも離れられる距離をとって会社と付き合っている ⇒ 「寒中水泳」と似ている。もぐってしまえば自分の周りの水と自分の体温がある程度なじんできて、かえって楽になる
■自分が未熟で得ることが多い段階では、その会社から得られることをしゃぶりつくすという発想が大事
■基本的にものごとというのは、だいたいのことはうまくいかない。だから一個でもいいことがあったら大喜び。しゃぶりつくす
■「自己内対話」とは、自分の中の他者と対話するということ。読書というのは、自分の中に、自分の味方となる他者を住まわせること
■「自分の志向性とその仕事があっている」ということに自覚的であるということがこれからますます求められる
■自分の志向性というものに意識的にならないと、サバイバルできないのではないかという危機感
■「こころで読む」 = 言葉を大事にして、それを励ましにして、それを生きる糧にするとか、本の中に出てくる人の時間の流れ方がいいなと思う事や、その本の中の何に自分は惹かれているのかということから自分の志向性を発見しようとすること
■そういう言葉を、ブログなどで公開していくと、そこで、志向性を同じくする人との出会いが生まれる
■情報の無限性の前に立っている。そうすると情報の取捨選択をしなければいけない。あるいは、「時間の使い方」に対して自覚的でなければならない
■何を遮断するか決めていかないと、何も成し遂げられない。無限と有限のマッピングを本当に上手にやらない限り、1日がすぐ終わってしまう


【感想】
この本は時代の転換期にある今をサバイバルするために学ぶことへの大きな道筋を示す内容になっていて、そこにはもちろん共感する部分がたくさんあったのですが、それだけではなく、その中のひとつひとつが日常的なこと、マクロな部分にも置き換えられて考えることができ非常に参考になりました。

たとえば現在転職コンサルタントという仕事をしている中で「寒中水泳」というたとえや「自分が組織から与えられているものより組織に与えているものが大きくなった時に、辞める」という考え方は、いちコンサルタントとしてもいちサラリーマンとしても考えさせられる重要な言葉でした。「量をこなすことを恐れない」ということは営業や新規開拓にも当てはまるし、「自分の志向性とやめることを決める」という言葉も、転職コンサルタントといえども業界や職種に特化しなければならないという考えにヒントを与えるものとなりました。

また、お二人それぞれの「ロールモデル」と「座右の書」を公表しており、特に「座右の書」のほうでかなり興味をそそるものがあったのでご紹介します。

■梅田望夫氏 : 『近代絵画』小林秀雄
小林秀雄全作品〈22〉近代絵画小林秀雄全作品〈22〉近代絵画
(2004/07)
小林 秀雄

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梅田氏が旅に出るときは必ずこの本を携え、「ウェブ進化論」を書く際にロールモデルにしたという本だそうです!

■齊藤孝氏 : 『ツゥアラトゥストラ』ニーチェ
ツァラトゥストラツァラトゥストラ
(1973/06)
ニーチェ、手塚 富雄 他

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齊藤氏が学生たちと毎年音読で読みまわしをし、すごく盛り上がる本とのこと。友情の書だそうです!

この2冊は絶対読みます!!


ついでに自分の「ロールモデル」と「座右の書」も…

【ロールモデル】
■坂本竜馬
■稲盛和夫
■甲本ヒロト
おまけ
■松本人志

【座右の書】
■『生き方』稲盛和夫
■『ウェブ時代をゆく』梅田望夫
■『竜馬がゆく』司馬遼太郎
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