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『原稿用紙10枚を書く力』齋藤 孝 文章は建築物の創造なんだ!

ブログを書いていると、自分の思考を文字にすることの難しさにぶち当たって、とんでもなく悶々とすることがよくあるんですね。もうね、どんだけ膨大な時間を使ってんだと後でちょっと凹むぐらいに…。

時間短縮のためにもっと書く力をつけないといかんと思い始めたこの頃、丸の内の丸善に出かけたら1Fの特設コーナーに「読むべきビジネス基礎力本」みたいな特集をやってて、その中で見つけたこちらの本。

原稿用紙10枚を書く力 (だいわ文庫)原稿用紙10枚を書く力 (だいわ文庫)
(2007/02/09)
齋藤 孝

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筆者は『私塾のすすめ‐ここから創造が生まれる』齊藤 孝/梅田 望夫でもご紹介した、斉藤孝さん。これまで100冊以上本を出されていて、「本を出すことはミュージシャンでいうとライブ活動と一緒だ」というパワフルな方です。梅田望夫さんが「本を出すことは音楽アルバムを出すようなイメージに近い」とおっしゃっていたのとは対照的で、今回この本にも「書くことはスポーツだ」といういかにも暑苦しく、どこまでもストイック。。でもそんな気合いの入った熱い文面が嫌いじゃない私は、早速これを読みこんでみたわけなんです。

自分みたいにろくに論文なんてものを書いたことがない人間が、「書く」ことについて書いてある本について書くのは、野球のど素人がプロ野球選手に向かって素振りしながらバッティング理論を語るような、はたから見るととっても気まずい図式が生まれてしまうのはよくわかってるんですけど、まぁまぁ、それをわかった上で書くっていうのもありかと思いまして、ちょっと書いてみたいと思います。


まず「書く」ことは新しく意味を生み出すことであり、意味を生み出すとは価値を創造することだ、と述べられておりますが、まさしく同感。

私もこのブログで「書く」ということを多少なりとも習慣とするようになってから、それまではもう完全思考停止人間でしたが、少なくとも自分自身にとっては意味のあるものを残せているんじゃないかという実感があります。書くことは考えることでもあり、自分と向き合うことだからです。何かアウトプットする第一手段として、あらゆる意味で効果的だと思います。

・「3つの法則」で書く

この本の構成としては「書く力とは何か」「文章を構築する」「文体を身につける」という大きく3つにわかれていて、徐々にステップアップしていく内容となっています。この3つというのがポイントで、「書く」ときにはこの「3つ」を意識すると非常に書きやすくなるしわかりやすくなるということを強調されています。

例えば今まさにこのブログのように、読んだ本をまとめる文章を書く際には、本の中で自分が気になった性格の違うキーコンセプトを取り出して、その3つをつなげる理論を組み立てていくといいようです。その際にあまりに近いコンセプトだとバランスが悪くなるので、「心・技・体」のようにそれぞれ全く性格の違うものを選ぶと安定感が増すようです。

これは異視点のフレームワークで、図にすると矢印が真ん中から3つそれぞれ等間隔に違う方向に伸びて行っているイメージですね。「心・技・体」のほかには「過去・現在・未来」とか「Company、Competitor、Customer」の「戦略の3C」とか。これをイメージしながら読むと書く際のみならず、読み方としても自分にとって意味のある読み方になります。

・書き方と構築力

文章を書くときに、さぁ書き始めようと思って上から順番に書ける人はそうはいないんじゃないでしょうか。自分の思考は目に見えないものなので、それを書きながら捕まえていくというのは相当難しいと思います。それがストレスになって書くことに抵抗がある人は多いと思いますし、プロの書き手でもそんな書き方ができるのはほんの一握りだそうです。

じゃあどうするのかというと、何か書こうと思ったら、思考が白紙に戻ってしまわない地点までの構想を、しっかり形にしておく、というのが書き方のコツだそうです。

具体的には、タイトル、見出し、細かい見出しをメモに書いておく。そこまでやっておけば後で、その時の思考や道筋を思い出すことができます。つまりいつでも書き始めることができる状態にしておくそうです。

自分のことばかりで恐縮ですが、このブログも、自分が書こうと思っている考え付いたアイデアをタイトル、見出し、その他のワードなどのメモを下書きのほうで保存をしています。たまにタイトルだけ打ち込んで「下書き」で保存したつもりが、「公開」になっていて何も書いていない白紙の記事が最新エントリーとして公開されちゃうこともしばしばあります…。たまにそのタイトルのワードが検索で引っかかってアクセスがあったりとかして、ちょっと気まずい、、、みたいな…。

でもこれをやっておくと、何か月たっても、そこからすんなりと書き始めることができるし、もっとメリットを感じるのは、思いついた時にはまだ全体を書けるほどの考えが熟成されていなくても、しばらく寝かせていると、ある日別の考えと繋がって一気に全体が構築されるということがあるんです。あと、後から見るとよくこんなフレーズ書いてたな!と、自分を褒めたくなることもたまにあります。ですからブログの書き方は「下書き」を自分の思考のメモとして活用しつつ、それがたまってきたら公開できる様に構成しなおす、というやり方がかなりお勧めです。そうすればネタのストックにもなりますしね。

構築力っていう意味では上記と重複しますがやっぱりフレームワークが重要ですね。現在私は、転職コンサルタントとして、人の転職をサポートしているのですが、企業の求人に対して人材を推薦する際に「推薦状」を書くんですね。で、自分なりにその人材の「人柄」、その職種に対する「マッチする経験」と付帯する「活かせる経験」、「向上心・成長意欲」そしてその求人に対する「志望度」の5項目に目をつけて、まとめるようにしています。これが今のところ人材の人間性と経験を漏れなく伝えることができているような気がします。これをフレームワークとして持っていると求職者との面談の時にも、ここをいかにみつけるかということから逆算して質問をすることができます。

・文体で自分の色を出す

よく文体については悩むんですよね。たとえば自分のことを「私」と書いたほうがいいのか「俺」と書いたほうがいいのか、「ですます」にするか「だ、である」にするか。で、なぜかこんなわけのわからない敬語とため口の混じった意味のわからない文体に落ち着いてしまっているわけなんですが…。

文体とは、その文章の個性です。ここでは役者にたとえられていて、文章の構築力が、役者の基礎的な演技力なら、文体は、役者のスタイル、独自の存在感であると置き換えています。

そしてそれを見つけるためには自分の立ち位置を確認することが重要と述べられています。立ち位置とは自分が読む人に対してとっているポジション。上から目線で教えてやるそ!というポジションで書くのか、あくまで対等な立場をとるのか、自分を卑下するポジションを取るのか、これを明確にするだけでも文体は絞り込まれてくるとのことです。

確かに、自分みたいなもんが偉そうに上から目線で書くわけにはいかないので、自然に卑下スタイルになってしまっているんですけど、そのほうがよくあっているかも…。でも文体も書く内容によって変えてみるなど、模索して観ようと思います。ブログの文体(キャラ)は固定したほうがいいってほんとはよくいうんですけどね…。

ちなみにまたまた、上記の、仕事の中で書く「推薦状」ですが、推薦状は「だ、である」調で書いています。他の人は「ですます」調で書いている人が多いんですけど、「だ、である」調のほうが企業に与えるその人材のイメージも仕事ができそうなイメージが増すような気がしています。どうなんでしょう…。

なので、誰が読むのか、どんな印象を与えたいのか、と考えてそこから逆算してみて文体を選ぶというのもありだと思っています。

・まとめ

以上、この本に述べられているとおりに3つのキーコンセプトを選んで書くことを実践してみましたが、、、最後のまとめがうまく考え付かない…。この3つに共通することとは???

それは、文章とは平面に自分の考えを現した文字を落としていくことだけれども、自分の中に立体の建築物を構築することでもある、と感じました。文章は立体なんです。

まず支点を安定させて土台を作って(「3つの法則」で書く)、大枠の骨組みを作って、その骨組みから壁や床などの肉づけをしていく(書き方と構築力)、そして最後に外から見たデザインで自分なりの、その建築物の個性を出す(文体で自分の色を出す)ということをイメージしてみました。

ですから筆者は「書くことはスポーツだ」と述べていますが、私はあえて「書くことは建築だ」と述べさせて頂きます。

色々な文章を書けば書くほど、自分心の中に1つ1つ個性豊かな建物が建って行き、書けば書くほど自分の心の中に個性豊かな街並みが広がっていくのではないでしょうか。ということで、私自身は芸術の魅力あふれ歴史が息づくイタリアのフィレンツェのような美しい街並みを自分の中に創っていくっていきたいでーす!

筆者の一番売れた著書↓
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(2001/09/12)
斎藤 孝

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最近諭吉さん気になってます↓
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