【尽未来際~尽未来祭~・初日レポVol.3】HUSKING BEE~Hi-STANDARD-ノスタルジー上等!

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尽未来際 ~尽未来祭~・初日、BRAHMAN、SUPER STUPIDと来たら、当然次は我らがHi-STANDARD‼︎

なんだけど、この日はそれ以外のバンドも含めて全体でひとつのシンボリックなイベントだったので、遅れて到着してから観ることができたハスキンから順にハイスタまでいってみます。

HUSKING BEE

AIR JAM2011でイッソンバンドは観たけれど、HUSKIN BEEとしては2012年の復活後初めて観るLIVE。その前に見たのがもう記憶にないほど前なので、おそらく12,3年振りぐらいかも。

『SUN MYSELF』や『8・6』あたりの楽曲にやたらとぶち上がる!オールドファン感丸出し…。『欠けボタンの浜』に至ってはもう哀愁アンサンブルの渦に身を委ねて感慨にふけるほかなし…。ラストに最早ハイスタの『STAY GOLD』と並ぶアンセムと言っていいほどの輝きを放つ『WALK』。会場の後方にいた人も思わず前の方になだれ込み、「so far so good」の大合唱。みんなすげぇ笑顔。

個人的にAIR JAM'97でフェスなのにアンコール演ってくれたハスキンが忘れられず、この時もむちゃくちゃアンコール要求したかった…。ま、タイトなタイムテーブルだし、そもそもメインアクト以外にアンコール要求するっていう発想自体が既にもうないよなぁ。そう思うと、AIR JAM'97ってオーディエンスも主催側も、良い意味でユルくてノリ一発だったんだなぁ。

今こそAIR JAM'97を振り返ってみる!

解散、再結成、メンバーチェンジなどを経て変化を続け、音楽性も進化を遂げている。でも、以前とは形が変わろうとも、他のバンドからもオーディエンスからも「愛されてる」っていう形容がぴったりな独自の存在感は何も変わってなかった。ハスキンって 「愛される」っていう他にはない魅力があるバンドなんです。ハスキン、愛さずにはいられないわ~。

COKEHEAD HIPSTARS

この日、個人的にもかなり楽しみだったのがこのバンド。AIR JAM'97のトップバッターとしてのステージを目の当たりにした高1当時、演ってる音楽にも弾けたステージングにも、オーディエンスのノリも含めて、人生観変わるほどのカルチャーショックを受けたのがこのバンドでした。

全然年齢を感じさせないスタイリッシュでアクティブなステージングと、POPな歌声が印象的なボーカルのKOMATSUくん。当時からキワモノ感バリバリだったのが、年齢を重ねて更にキワモノ感に磨きがかかり、ファンキーな泉谷しげるみたいになったKOBAくん。

『GO WAY』とか『DON’T THAT PLAYING』、『PEOPLE TO PEOPLE』とかの楽曲がやっぱりウレシイ!オールドファン感丸出し…。

『CONCRETE JUNGLE』や『COME ON EILEEN』などのカバー曲も織り交ぜてくる。このバンド、他にも『Video Kill The Radio Star』とかもカバーしてるんだけど、何をカバーしてもとにかくPOPで、一聴してコークヘッド以外ないっていうアレンジが最高。ハイスタもカバーうまいけど、コークヘッドのカバーも違ったセンスを感じるよねぇ。

もともとBRAHMANのディスコグラフィーにおける初期のミニアルバム2枚と1stアルバム『A MAN OF THE WORLD』はこのコークヘッドヒップスターズが運営してた1138レコードから出していて、KOBAくんが言っていたようにBRAHMANとはメチャクチャ縁が深い。しかもTOSHI-LOWくんはAIR JAM'97の会場で、コークヘッドの物販をやらされていたらしい。

KOBAくん「やっぱね、感謝と愛です!………変な宗教じゃないよw」

だはは…!いや、でもわかるぞ!

ラストに『TOO DRUNK TO FUCK』カマして去って行った。

1.GO WAY
2.NO MATTER WHAT YOU SAY “I’M GOING NOW”
3.POLICE GOING DOWN
4.NEVER BE THE SAME
5.DON’T THAT PLAYING
6.新曲
7.CONCRETE JUNGLE
8.PEOPLE TO PEOPLE
9.COME ON EILEEN
10.GOSSIPS
11.YOU HAVE EVERYTHING
12.TOO DRUNK TO FUCK

SLANGはごめんなさい、ハイスタに備えて手洗い行ったり水分補給したりしてちゃんと見てません。悪しからず。

Hi-STANDARD

自分自身はAIR JAM2011以来4年振りに観るハイスタ。ちなみにAIR JAM2011はスタンド席で、AIR JAM2012は2日間とも映画館でのパブリックビューイング鑑賞だったので、今回のハイスタは久々にモッシュピットでもみくちゃにされながら見たいと、割と前の方まで行って待機。

一発目『Dear My Friend』のイントロが鳴ると同時に、腹ペコの魚が大量にいる釣り堀にごっそりエサ放ったみたいに生命力大爆発で暴れだすオーディエンス。ダイバーの雨あられ。何圧か知らんが、圧がものすごい。もうわけわからん。でもみんな恍惚とした表情。そうそうこれこれ。これなんだよねLIVEは。

ハイスタちゃんの方もフィニッシュで勢い余ってツネちゃんもドラムステックをバーンって飛ばしちゃうぐらいの演奏のテンションの高さ。

それにしてもこの日のハイスタちゃん、演奏も曲間のやりとりも、全てにグッドバイブスが感じられて非常にいい状態に見えた。その辺の兄ちゃんがTシャツ短パンでゆる~い感じでしょーもないこと喋ってたかと思いきや、演奏が始まるとビシッとタイト。フロアはまるで魔法がかかったかのように輝く。もはやズルいとか思っちゃうぐらいの、このバランス感覚なんだよなぁハイスタは。

「昔の名前で食べていきたいずらー」
とおどける健くん。活動停止中の経緯を思うと、これ、結構スリリングなやりとりなはずなんだけど、今のハイスタはそれをオープンに笑い飛ばせる信頼関係ができてて、聞いてるこっちも「猛爆」って感じで安心して笑っていられる。3人で揃って両ステージ脇のゲストに敬礼、オーディエンスにも敬礼wみたいなアドリブもバッチリ。

ちょっと違う話ししちゃうけど、2009年にUNICORNが再結成をしたときに、トータス松本が司会をしていた番組に奥田民生が出てたのね。奥田民生がトータス松本に
「一回解散して、年とってからバンドまた組むと、すごいいいよ~。ウルフルズも一回解散して、しばらくしてからまたやった方がいいよ~」
って冗談っぽく言ってたのよ。そのあとほんとにウルフルズ活動休止して、奥田民生にそう言われた影響もあるのかなぁとか思ってたら、4年ぐらいしてまた活動再開。UNICORNもウルフルズも活動再開後はイイ感じで活動してるんだよねぇ。

「BRAHMANが20年バンドを継続させてきたのはほんとにすごいことで、オレらにそれはできなかったから…」

と難波くんは言う。でも今こうして無敵のハイスタちゃんでいるのなら、空白があったとしてもそれもまたこのバンドにとっての一つの継続の形で、必然の空白だったということではないでしょうか。

『STAY GOLD』をカマす。この曲が鳴った時に目に映る全ての光景のキラキラっぷりは一体何?何もかもが輝いて見えて、とてつもなくエネルギッシュでピースフル。そしてもっとグッときたのは『MAKING THE ROAD BLUES』!20年間着実に道を切り拓いてきたBRAHMANへのANSERだよねきっと。

ラストは『BRANDNEW SUNSET』。難波くんが「ピース!!」と叫んで終演。太陽のような眩しすぎる存在感。完全無欠な無敵のハイスタちゃんがそこにいた。

1.DEAR MY FRIEND
2.MY HEART FEEL SO FREE
3.SUMMER OF LOVE
4.CLOSE TO ME
5.teenagers are all assholes
6.Tell me something happy news
7.MY FIRST KISS
8.MAXIMUM OVERDRIVE
9.STAY GOLD
10.FIGHTING FISTS ANGRY SOUL
11.MAKING THE ROAD BLUES
12.BRANDNEW SUNSET

というわけで、残念ながらモンパチ~COCOBATは観ることができなかったものの、ハスキンからBRAHMANまで、どっぷりと尽未来際~尽未来祭~・初日を髄までしゃぶらせて頂きました。

前を向くベクトル

またちょっとだけめんどくさいこと言うね。TOSHI-LOWくんが「いい時代だった」って語った「あの頃の音楽、時代」とは、改めて言うまでもなくBRAHMANの活動初期である90年代後半にいわゆるAIR JAMを筆頭に一大ムーブメントを巻き起こした日本のパンク/ラウドミュージックシーンのこと。尽未来際~尽未来祭~・初日にクレジットされたのは、その当事者として「あの頃の音楽、時代」を担ったバンド達でした。

でね、何がすごいってこんなメンバーが揃うの、BRAHMANが20年やってくれてなかったらまずありえないってことなんです。90年代のパンク/ラウドミュージックシーンとは音楽の趣向だけではなく、むしろ根底にあるDIYのアティテュードで結びついていたムーブメントであって、これって、「今」の立ち位置から自分達のやり方で自分達の手で何かを創っていくというベクトルなわけです。思い出に浸って「昔は良かったな…」って過去を向くベクトルとは真逆なわけ。

実際AIR JAMも2011,2012では以前の世代のバンドだけでなく、それ以降の世代のバンド達もクレジットされていて、それが当然だしだからこそAIR JAMなんだよとも思った。だから正直妄想レベルで今あのバンドたちが集ったら…って思っちゃうことはあっても、実際それが現実にるなんてことは望んじゃいないというか、そんな甘ったるいことしたらダサすぎんだろー!ぐらいの勢い。

なので2015年現在にこのラインナップが実現するっていうのはBRAHMANをお祝いするっていう名目でしか成り立たなかっただろうし、だから今後こんなことはほぼ二度とないだろうなと。

ノスタルジーを超えて

と、ここまで書いてきて、実はテメェがもっとも思い出に浸ってんじゃねぇかって気付いちゃった…。ほんとノスタルジーに沈殿しまくってる文章ですみません…。でもね、あの日あの場に居たらどうしたって昔のことがフラッシュバックしちゃったし、そのこと抜きにはやっぱり語れなかったので…。

あの熱狂の時代を通過してきて今なお変わらずに着実に継続してるバンド、この日に16年ぶりの復活を果たしたバンド、空白期間やメンバーチェンジを経てそれぞれの形やペースで活動してるバンド、各々の今を生きる姿を見せてもらって、ほんの少し過去を振り返ってまた明日への教訓を得る。それを糧にしてまた前を向いて生きる。そのことを確認する、そんな日がたまにはあったっていいじゃない(言い訳がましいw)。

というわけで、ノスタルジーに溺れんのもこれぐらいにして、さっさと這い出ることにしま~す。

「ノスタルジー上等じゃねぇか!ノスタルジーなんか超えて行こうぜ!」

と叫んだハイスタ難波くんのように、そろそろ前を向いて今を生きるよ。行動するよ。気持ちはKIDSのままで。

そして改めて、こんな奇跡的で素敵な機会を与えてくれたBRAHMANに…、

「愛と感謝‼︎」 by.コークヘッドKOBAくん

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