You are not Logged in! Log in to check your messages.

Check todays hot topics

Search for Services:

Please Log in

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2012年度・自分的ミュージック・オブ・ザ・イヤー!‐ 『IT'S UP TO YOU!』矢沢永吉

本年2012年の自分的ミュージックオブザイヤーに輝いたのは矢沢永吉の『IT'S UP TO YOU!』!!!



Last Song 初回限定盤Last Song 初回限定盤
(2012/08/01)
矢沢永吉

商品詳細を見る

もっともな常識の籠の中
こじんまり生きてちゃショボイだろう
オマエの生き様さ そうだろう

IT'S UP TO YOU! しらけたやつに
IT'S UP TO YOU! ぶっとばせ
 
IT'S UP TO YOU! 枯れない欲望
IT'S UP TO YOU! 冷めない夢を
IT'S UP TO YOU! 見せろよ!

ほんとはまだ覚えいるはず
ギラギラ燃えてたあの日を
決着つけなよ UP TO YOU!

UP TO YOU! おまえに

8月1日に発売された永ちゃんのアルバムに収録の『IT'S UP TO YOU!』が自分の今年の最も象徴的な曲となりました~!

いや~、夏に永ちゃんが日テレの「Music Lover」に2週連続で出演した時にゲストで出ていたハイスタの健くんことKEN YOKOYAMAのニューアルバム『Best Wishes』収録の『Save Us』って曲も結構迷いました。でも『IT'S UP TO YOU!』の、どストレートに鼓舞する詞に、ミディアムテンポでグル―ヴィーにジワジワ突き上げてくるようなシンプルで力強いサウンド、さらには永ちゃんのシャウトに至るまで、曲全体から感じるイメージが今年1年を過ごして感じている今の心情にすごくマッチするんですよね。あと過去の自分的ミュージックオブザイヤー振り返ってると、結構ハイスタ・健くんがらみの曲多いしな、ってことで。

Best WishesBest Wishes
(2012/11/21)
Ken Yokoyama

商品詳細を見る


永ちゃんといえば、どちらかというと今までは『成りあがり』とか『アーユーハッピー?』なんかの書籍のイメージの方が強く、泥臭く己をさらけ出す生きざまだとか、DIYのパイオニアだとか、なにか中小企業の社長のような存在感だけを認識してて、あんまり曲そのものには反応してこなかったんだよね。むしろ音楽的には『矢沢永吉トリビュート』に収録されているP.M9ers(横山健・常岡章・LOW IQ 01のユニット)の『ROCKIN' MY HEART』とかハイロウズの『ルイジアンナ』とか、そっちのほうがむしろ印象が強いぐらい。

成りあがり How to be BIG―矢沢永吉激論集 (角川文庫)成りあがり How to be BIG―矢沢永吉激論集 (角川文庫)
(2004/04/24)
矢沢 永吉

商品詳細を見る


アー・ユー・ハッピー? (角川文庫)アー・ユー・ハッピー? (角川文庫)
(2004/04/24)
矢沢 永吉

商品詳細を見る


 

JOYRIDE ― 矢沢永吉 スーパー・カバー・トラックスJOYRIDE ― 矢沢永吉 スーパー・カバー・トラックス
(2001/03/28)
オムニバス、GUITAR WOLF 他

商品詳細を見る


永ちゃんの曲ってシンプルにじっくり聴かせる曲が多いから、それがむしろ、ロックンロールに関しては速いのを好む自分の感性とマッチしなかったんだと思うんです。それが最近この曲の入ったアルバムもそうだし、前作の『TWIST』ぐらいから、あれ?ちょっといいかも、というかビシバシくるな~と思えるようになってきた。

TWIST(初回限定盤)(DVD付)TWIST(初回限定盤)(DVD付)
(2010/06/09)
矢沢永吉

商品詳細を見る


下のリンクの記事は4年ぐらい前にほぼ日に掲載された永ちゃんと糸井さんの対談記事なんだけど、ここで永ちゃんが言っている「ヤオモテ」ってのを、最近実感することが多くなってきた。仕事でもプライベートでも、今まで誰かの陰で、それなりに(そしてある面では自由に)何でもやれていたのが、本当に「ところてんが押し出される」ように、気が付いたら一番先頭に立って責任というヤツを引き受ける立場になっていた。とにかくそういうことを実感することが多い年だったんですよ。いたるところで押し出されて、時には自分で押し出てって、ところてんだらけでにゅるにゅるになってるっていう…。

ほぼ日刊イトイ新聞 - ヤオモテ、OK

なにかの拍子に、自分が前に押し出されててね、
「オレ?」って最初は戸惑って、
「え、マジかよぉ」って言いながら、
でも、どう見ても、キョロキョロ見回しても、
「オレしかやるやついねぇよな‥‥」
ってことを、悟るんですよ。

まぁ永ちゃんが立っているヤオモテからしたら屁でもないぐらいのプレッシャーなのかもしれないけど、まぁ器のちっちゃい自分からすれば、自分なりにこれがヤオモテかぁ~と額に脂汗がじっとりにじんでくる感じはあるわけ。もちろんそれがすべて辛いってことが言いたいわけじゃなくて、人生のステージが前に進んでるおもしろさとか感慨深さだってもちろんあるわけなんだけど。

で、そういう立場から「逃げるな」「引き受けようぜ」というような男気丸出しな確固たる決意と共に、「その場所だけにオマエのすべてがあるわけじゃない」「そこにがんじがらめになるな」「オマエ自身のやりたいようにやれ!」という、むしろそこに固執すべきでないというような二律相反したメッセージを感じちゃう。それって矛盾してんだろ、と思うかもしれないけど、実感としてはむしろこの矛盾した感情を行ったり来たり、あるいはどちらともいえないような心情になったりすることのほうが、むしろ自然なんだよね。

あの~、2年前の2010年度・自分的ミュージック・オブ・ザ・イヤー!-『Let The Beat Carry On』KEN YOKOYAMA
の記事にも書いたんですけど、これまで何十年も会社のために尽くしてきたのに肩を叩かれて、会社を辞めされた人、今年もたくさんいましたよ。今年はリーマンショック以降の2009年に次ぐ、雇用調整で企業を退職した人の多い年でした。週刊東洋経済で「リストラ」特集が組まれて、リストラが当然の時代がやってきたと謳われたりもしました。これが時代の流れでもあるし、これが良いか悪いなんてことは簡単には言えなんだけど、1個だけ思うのは、これもまたそれぞれにとってのひとつのヤオモテなんですよね。

それと同時に、若い人で、朝から晩まで会社にこき使われて心身をすり減らして自殺直前にまで追い込まれている人だってたくさんいる。今年の自殺者の総数は3万人を割り込み、2万人台に微減したけど、その割合を見ると20代と30代の自殺者の割合はむしろ増えている。15~34歳までの世代にいたっては死因の一位が自殺なんです。そしてひどく乱暴に言ってしまいますが、この状況もある意味ではひとつのヤオモテ。

踏ん張らなきゃいけない。一方で踏ん張りすぎてもいけない。生きてくのって誰にとっても本当に大変なんです。

だからこの曲を初めて聴いたとき、「もっともな常識の籠の中 こじんまり生きてちゃショボイだろう オマエの生き様さ そうだろう」と歌う永ちゃんにハンマーでドカンとぶん殴られたような衝撃を感じたのと同時に、永ちゃんが見てくれているような優しさも感じた。何事も決断を迫ってくるのは他者かもしれないけど、最後に決断するのは他者じゃないんです。常に決定権は自分にある。環境に翻弄されようとも「オマエ次第」で、またまた誤解を恐れず乱暴に言うけど、おもしろくできるんです。

でもそういう綺麗ごとみたいなことって、日々それぞれの状況で必至こいてると段々自分の見てる風景しか見れなくなって、そこにとらわれて忘れていっちゃうんですよ。それでヤオモテから逃げちゃったり、あるいはがんじがらめになったりする。そういう時に、自分本来の意志を思い出せてくれるのが音楽をはじめ広く芸術と呼ばれるものにふれることなんじゃないかと思うんです。だから、これからヤオモテで踏ん張りすぎて、自分を忘れそうになったときはいつでもこの曲を再生するんだと思います。

ついでに超余談で言っちゃうと、RHYMESTERの『The Choice Is Yours』なんかも同じようなメッセージを持った曲ですよね。曲のタイプはまるっきり違うけど。



というわけで、来年も引き続き先行き見えないけど、先行き見えないのなんて別に当たり前のことだし、変に悲壮的にならずに音楽と共にヤオモテをおもしろく生きていけたらいいなぁ~と思う次第です。

それでは良いお年を~。

過去の記事↓

2011年度・自分的ミュージック・オブ・ザ・イヤー!‐ 『そしてまた歌い出す』RHYMESTER

2010年度・自分的ミュージック・オブ・ザ・イヤー!-『Let The Beat Carry On』KEN YOKOYAMA

2008年度・自分的ミュージック・オブ・ザ・イヤー!-『viva la vida』Cold Play

自分的ミュージック・オブ・ザ・イヤー~過去の音楽たちに浸りまくれ!!~
スポンサーサイト

COMMENT

管理者にだけ表示を許可する

TRACKBACK

トラックバックURL:

    (copyボタンはIEのみ有効です)
« | HOME |  »
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。