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卑近な題材×真面目な題材=わかりやすくおもしろい-『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ』

一見教訓なんて引き出せなさそうなサブカル・娯楽ものの題材の中に、ビジネスや普段の生活にがっつり使える教訓を見出すって、素敵だよねー。

グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶグレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ
(2011/12/08)
デイヴィッド・ミーアマン・スコット、ブライアン・ハリガン 他

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言わずと知れたアメリカのJAMバンド・Grateful Deadが、40年も前から現代のソーシャルマーケティングに通ずる先進的な試みを実践していたことを指摘し、そこから現在のビジネス界で似たようなことに取り組んでいる企業の事例をあげるというなかなかしっかりとしたビジネス書。

で、この本から得られる教訓云々は読んでもらった方が早いのでここでは全部割愛。それより、この本のあり方がおもしろいんで、そのことについて。

ヒッピー臭プンプンのビジネス書

この本、Grateful Deadを題材にしてるだけあって、装丁から、写真やロゴをふんだんに使った紙面、ざらざらな紙質まで、いわゆるGrateful Dead特有のオーガニックでチルでユルいヒッピー臭が、読んでるだけでふんだんにたちこめてくるかのようなデザインになってるのね。フジロックに行ったことがある人なら分かると思うけど、読んでるだけで、フィールドオブヘブンに居るかのような気分になってくる。

なのに内容そのものはなかなかかっちりしたビジネス書になってる。

はっきりいって「ヒッピー」と「ビジネス」なんて結びつきようもない真逆の現象じゃん。それが結びついてるどころか、ふつうのビジネス書よりおもしろく、わかりやすくガンガン学べる。

ビジネスとは真逆にある題材を、ビジネス書と真逆にあるデザインによって、わかりやすいビジネスへの教訓として仕立ててしまう。これってありそうでなかったなー、って思ってしまったわけ。

ビジネス書は高尚すぎる

ビジネス書って、何年か前までは自分も積極的に読んでたんだけど、最近はめんどくさく感じるようになってきた。なぜかというと全部同じことしか書いてないじゃん。あと高尚すぎる。言ってることは真っ当かもしれんけど、堅苦しすぎて段々バカらしくなっちゃうわけ。

ま、とはいっても今でも必要にかられて一定数は読んじゃうんだけどさ。でももっと、一見教訓なんて何も引き出せなそうなサブカルとか娯楽ものの中から、アナロジカルにビジネスとして使える教訓を引き出して提示してくれるものってないのかなーとずっと思ってた。

そんな考えにぴったりきたのがまさにこの本だったんだよね。

卑近な題材×真面目な題材=わかりやすくおもしろい

タイトルの『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ』の『「○○○○」に「○○○○」を学ぶ』って無限に応用可能じゃん。初めの「○○○○」に全然高尚じゃない卑近な題材を入れて、後の「○○○○」に真面目な題材を入れる。するとさ、最後の「学ぶ」の前に、見えない(わかりやすく)が入っちゃうってわけ。んで、全体としてすんごいおもしろくなる。

サブカルや娯楽を、愉悦を享受するものとして接するだけじゃなく、真剣に何かを学ぶために接してる人だってたくさんいるでしょ。そんな見方があったのかーっていうような視点を持ってる人が書いたこんなビジネス書ならいくらでも読みたい。自分が好きなのはそんな本なんだよね。

例えばだけど
◆「プロレス」に「創発的コミュニケーション」を学ぶ
◆「パンクロック」に「能力開発・自立支援」を学ぶ
◆「(野球の)キャッチャー」に「キャリア形成支援」を学ぶ
◆「オランダのサッカー」に「子育て」を学ぶ
◆「ラップ」に「作文」を学ぶ
とかさ。ま、最後の方はビジネスじゃないけど。

マーケティング?グレイトフル・デッド?いったい誰がこんなことを考えついただろう?
ちゃんと見さえすれば、思いもかけない場所に光を見いだすこともある……。

こんな具合にアナロジカルに新たな見方を発見させてくれる本・ビジネス書ならいくらでも読めちゃうよね~。
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