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世の中とプロレスする甲本ヒロト-『KAMINOGE [かみのげ] vol.1』

プロレス雑誌の創刊号に甲本ヒロトのインタビュー!プロレス雑誌になんでヒロトよ?と思うなかれ。生命体の衝動そのもののようなヒロトのロックンロールの源泉とは、プロレスにあるんじゃないかと思わせるほどのプロレスイズムに溢れた語りが展開されています。


KAMINOGE [かみのげ] vol.1KAMINOGE [かみのげ] vol.1
(2011/12/19)
KAMINOGE編集部

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このインタビューすごくいい。もうね、一語一句、体に電流が走りっぱなし。まぁこっちが生粋の甲本ヒロト原理主義者だから、当然っちゃ当然なんだけどね。

で、上でも言ったように、ヒロトの創作の源泉にかかわるヒントがふんだんにちりばめられています。それはすなわちこの雑誌のコンセプトにもなっている「世の中とプロレスする」ってとこにある。

やっぱ死ぬまでリスナーだな。だからロックンロールっていう言葉を使ってるけども、これはエンターテインメント全般にいえることだと思う。それに対して僕はどこまで行っても受け身なんだ。レコードを聴くことによって本当に楽しいし、ほかからは得られない楽しみなんだよね。そこには映画もあるし、なんだってそうなの。僕は演奏するってことで人を楽しませるというよりも、演奏をすることで僕は受け身なんだよ。楽しみをもらっているの。だから、どこまで行ってもそれは受け身だなあ。うん。僕は「受ける人」ですよ、死ぬまで。

毎日を楽しくしているのは何かという話の流れで語った言葉で、ようするに、日々好きなもの・楽しいものごとを「受けている」って語ってるんです。特に「演奏することで受け身」っていう、自らのはたらきかけまでを「受け」に含めた一言が印象的。

プロレスって、「受けの美学」という言葉に象徴されるように、相手の技を受けて、相手の良さを引き出しながらそこに自分の表現を織り重ねる相互作用によって、格闘芸術と呼ばれるエンターテインメントをつくり上げていくものでしょ。見方を替えれば自分の表現・はたらきかけ(技)を相手が受けることで次の「受け」を起動・連鎖させ、ひとつの現象に昇華させるものなのね。

こういうプロレスの構造を日常生活に拡張していくと、あらゆるものごとに感受性が研ぎ澄まされてどんどん毎日が楽しくなる。ヒロトはロックンローラーだけど、あくまでも「世の中とプロレス」してるんだわ。雑誌のコンセプトをまんま体現しちゃってる。キャッチする感性がものすごいのね。プロレスラーやルチャドールと同じように「受ける」ことによって現象を巻き起こしているのよ。

プロレスの構造は、表現とか創作の本質だと思う。そういう目でプロレス見るともっと面白くなるだろうし、ヒロトの音楽も、プロレスとして聴くと更に味わい深くなるんじゃないでしょうかね~。

ヒロトファン、プロレスファンはもちろん、創作とか表現について考えたい人もこれは読んでおいたほうがいいかも~。

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