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「安心・安全」から「信頼」へ-田坂広志教授・講演『福島原発が開けた「パンドラの箱」』より

脱原発でも推進でも、原発に対してどのような立場をとるにせよ、これは時間を割いてみてもらいたい講演。スライドはこちら




この講演に関連する記事↓

国民の信頼を失った日本の原子力行政野田新政権が答えるべき「7つの疑問」――田坂広志・元内閣官房参与/多摩大学大学院教授インタビュー

Life is beautiful: 福島第一にはメルトダウンした核燃料よりももっと危険なものがある

福島原発の問題は、これからが本番.... 田坂広志さんの日本記者クラブでの講演 『福島原発事故が開けた「パンドラの箱」』(講演動画+資料):永井孝尚のMM21:ITmedia

福島原発の現状と今後の問題、そしてリスクについて、誰もが感じているであろうモヤモヤ感を「国民の7つの疑問」として明確に代弁してくれている。話を聴いていると暗澹たる気持ちにもなってしまうが、ここから目をそらさないで今後の政府の対応を注視していくこと以外には何も始まらないのではないか。

原発の問題は技術的問題などではなく「パブリック・アクセプタンス(社会的受容)」の問題だとしている。つまり国民が納得するか否か、が究極の問題であるという。そして原発の諸問題は一つ一つが連鎖する構造になっていて、安全性とは「技術的な安全性」だけではなく「人的・組織的・制度的・文化的な安全性」のことであると。つまり政府はこれらの包括的な問題に取り組み原子力行政の改革を徹底的に行って国民の納得を得る必要がある。

本講演に通奏低音として流れているのは「安心・安全」ではなく、まず「信頼」という立場。不確実で何が起こるか分からない現実の中で絶対的な「安心・安全」を求めれば、危険なものを排除し不確実な現実そのものから目をそむけることになる。そうではなく、信頼が醸成されて初めて多様な価値観を持つ個々人相互の利益を最大化できる。このあたりの関係性は以下の書籍に詳しい。原発に対してどういう立場をとるにせよ3.11以降を生きる一人ひとりには「信頼」という立場が求められていると強く感じる。

安心社会から信頼社会へ―日本型システムの行方 (中公新書)安心社会から信頼社会へ―日本型システムの行方 (中公新書)
(1999/06)
山岸 俊男

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原発報道とメディア (講談社現代新書)原発報道とメディア (講談社現代新書)
(2011/06/17)
武田 徹

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今の暮らしのために10万年もの未来に負の遺産を残すという行為はどう考えても受け入れがたい。10万年先に想いを馳せなくても子供や孫のことを想像すれば事足りるはず。だからこそ政府に信頼を求めるとともに、こちらもまた余計なあげあし取りに注力することはやめて、政府の対応を信頼して注視したい。
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