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ここまで来たらAIR JAM2000も振り返ってみる!

AIR JAM'97と'98を振り返ってみて、ここまで来たらもう2000もやらなきゃ仕方ないだろ~ってことで、このエントリー。すっかりAIR JAMブログの様相を呈してきています…。



AIR JAM2000の出演バンド数は18バンド。ヒップホップ枠でSHAKKAZOMBI、原爆オナニーズや鉄アレイなどのジャパニーズパンクのベテラン勢、おそらく難波さんの肝いりであろう喜納昌吉&チャンプルーズなど'98の時以上にひとクセもふたクセもあるバンドが揃う。健くんと難波くんの、世代やジャンルを超えた音楽へのリスペクトを感じたメンツでした。

個人的にはそれまでハイスタとほとんど交わることがなかったマッドカプセルマーケッツがクレジットされているのにやたらと興奮したのを覚えてますね。異色の組み合わせ感が当時はあったので。

会場は千葉マリンスタジアム。今でこそ千葉マリンといえばSUMMER SONICだけど、実はサマソニが千葉マリンを使い出したのは2001年から。つまりAIR JAMが千葉マリンをフェスの会場にしたパイオニアなんだよねぇ。たしかEAT MAGAZINEに載ってたハイスタの健くんのインタビューで、千葉マリンに決めたのは「スタンド席に座ってステージ方向を眺めたときに、TOSHI-LOWが祈りをささげてる姿が浮かんだから」みたいなことを言ってた気がする。

でね、AIRJAM2000の開催がアナウスされた時ってとにかく注目度がすごかったのよ。チケット取れないんじゃないかって相当不安になりましたね。前年の99年にハイスタが『MAKING THE ROAD』を出し、これがインディーズなのにミリオン売って、でもFUJI ROCKに出たこともあってAIR JAMは開催されなかった。だからいろんな意味で一般的な認知度と期待感が高待っていて、周囲の色めき立ち具合が過去2回の比じゃなかったですよね。周囲に「AIR JAM行きたい」って言だすやつわんさかいましたもんね。結果的にチケットは確保できたんだけど、もう過去の2回と決定的に違ってずいぶんメジャーなイベントになったなぁと、ちょっと複雑な気持ちでした。

当日
当日朝、千葉マリンに到着してリストバンドをつけてゲート内に入ると、その時点でもうあり得ないほどの長蛇の列。しかもこれが全く進まない…。その列がスタジアム内に入るためのものなのか物販の列なのかすらもわからなくて右往左往…。

結局一緒に行った先輩と二手に別れて先輩に物販行ってもらって自分はスタジアム内に続く列へ。物販は結局先輩のチョイスに任せたので、どんなものが売ってたのかちゃんとみれませんでした。後から物販行ってみたら大半が売り切れてたしね…。

で、自分が並んだスタジアムに入る列のほうも全く進まず、開演時間を大幅にオーバーしてもスタジアム内に入れない…。後でビデオをみたら、オープニングはウグイス嬢の打順アナウスによるバンド紹介があったみたいなんだけど、そんなの全然知らなかった…。

ようやく中に入ると、トップバッターのBACKDROPBOMBが丁度名曲『BACKDROPBOMB』をやってる!アリーナをダッシュしてステージ前のピットになだれ込んだんだけど、この曲が最後の曲だったらしく、すぐに引っ込んじゃいました…。

ちなみにこの時はアリーナ内もまだスカスカで大半の人が入場できてないんだろ~な、という状態。

THE MAD CAPSULE MARKETS
AIRJAM2000の前に2度ほどマッドのライブを観る機会があったので、ここは無理せずスタンドから観ることに。

しかし、この時すでに場内はパンパンの人、人、人!少し小さめのセカンドステージでの出演だったためおそらくステージ前が危険な状態になったのか、始まってからすぐに中断…。AIR JAM'98の時はどんなにヤバくても中断することはなかったのに、今回いとも簡単に中断してしまった…。なんだか結構ショッキングでしたね。

しばらくして再開。上からみてるとステージ前の客のうねりがもの凄いことに…。この人並みのうねり具合と音のデジタル感が合わさって、なぜかラピュタのオームを想像しました…。ラストの『ISLAND』かっこ良くって、ライブが終わってからもKYONOの狂暴デジタルヴォイスが耳にざらつくように残ってました。

MASTERLOW 01
ビシッとしたスーツとハット、手にはステッキを持って軽やかなステップでステージを駆け回る。暑くないの?とか思いつつ、BASS弾いてスタンドマイクで歌うよりも、こうやって自由に動けるほうがよりこの人独自の華が際立つと思った。

あと従えてるバックバンドが、ハイスタのツネやスキャフルのメンバーだとか、このシーンのオールスター的メンツで、そっちにも目が行っちゃう!ラストの『RULES』は感動的だったなぁ。それまでは基本ハッチャケムードっていうか、お祭り騒ぎみたいな感じなんだけど、『RULES』の時はちょっとシリアスにというか、クールに決めちゃうのね。そのギャップにやられた感じ。

喜納昌吉&チャンプルーズ
初めてみるアーティストで個人的にかなり楽しみにしていたのはこの人達。AIR JAMに多様性が加わって、広がりを感じさせたアクトだったからね。『ハイサイおじさん』の時はステージ上を埋め尽くす程の踊り子さんや、龍のオブジェが登場したりしてお祭り騒ぎのどんちゃん騒ぎ。ラストの『花』ではしっとりと。「全ての武器を楽器に」っていうメッセージそのままの、包容力を感じる人の良さそうな笑顔が印象的な沖縄のおっさんでした。

BRAHMAN
短髪っていうイメージだったTOSHI-LOWが、やけに髪を伸ばしてなでつけてるのがちょっと衝撃だった…。

しかしここで、AIRJAM2000の汚点・悪名高きアリーナ進入プチ暴動事件が起こってしまうのです。

今でこそサマソニなんかでも、入場規制がかかるのは茶半時だからどうしても前でみたいアーティストの時は、早めにアリーナに入っとくのが当たり前なんだけど、この時は入場規制に対する免疫が全くないわけ。ただでさえ血気盛んなパンクスたちでしょ。ネットよじ登ったりしてセキュリティをかわして次々にアリーナに入ってくる。この事態にブラフマンのライブも中断…。ライブそのものは良かったんだけど結果的に後味のよろしくないライブになってしまった感は否めない…。

WRENCH
今更ここで強調するまでもないんだけど、やっぱりあの夕焼けのオレンジと照明のライトによる暁光の中でのシゲさんの「全裸ででんぐり返し」は、AIRJAM2000を語る上では絶対に外してはならないハイライトって言っていいでしょ。会場のムードを一変させてた。もはや笑いとかとっくに通り越して、「すげぇ…」っていう羨望の眼差しが向けられてましたからねぇ。

HUSKING BEE
4人編成になったハスキンをこの時始めて観た。AIRJAM’97以来もう何度もこの人達のライブみてきたから、このときはあえて後方から眺めてました。コーラスが重層的になって、エモい。『欠けボタンの浜』をこのとき初めてLIVEで観たけど涙腺にがっつりきてしまいましたねぇ。

Hi-STANDARD
難波くんの「よっしゃ来い!」から怒涛のステイゴールド!

で、色々書こうかと思ったけど、以前スペシャでAIRJAM2000のハイスタのライブは放送されたし、それがYouTubeなんかでもみられるので、別にいいかなぁ、と。

ただ1こだけいうならね、『MOSH UNDER THE RAINBOW』はキラーチューンすぎるだろ!ってこと。曲始まった瞬間、知らないやつ同士が笑顔になって肩組んで周りだすんだよ!?こんだけピースフルな曲ってほかにあるの?しいて言えば『サライ』あたりが良い勝負するぐらいなもんでしょ!?しかもアリーナでぐるぐる周りながらもスタンド席のほうをチラッとみたら、スタンド席の人たちもみ~んな肩組んでるわけ!

正直この日は、朝から開演時間までに入場できなかったり、物販買えなかったり、入場規制やライブの中断があったり、みんなフラストレーション溜まってたはずなのよ。それでもこの曲が始まった途端、そんなの全部吹っ飛んでどこの誰だかわかんない奴と笑顔で肩組んで回ってる。自分なんて気がついたらでっかいサークルの中心でコサックダンスしてましたからねぇ…。普段そんなことするやつじゃ全然ないのに…。なんだかそういうネガティブなものを全部ぶっとばしてポジティブにしちゃう何かがこの曲にはあるんだよな~って感じた。

というわけで、色々ありすぎたAIRJAM2000も『MOSH UNDER THE RAINBOW』が終わると同時に花火がドーンと上がって大団円。会場にはエンディングの『LET IT BE』。これがまた余韻を残す旋律で、まぁ胸に響く響く。超余談だけど、自分の結婚式の時に、この時の余韻をイメージして、送迎の曲はこの『LET IT BE』を使わしてもらいました。はい、超余談。

振り返り

でね、いきなり嫌なこと言っちゃうけど、今まで書いてきたようにAIRJAM2000ってイベントとしてみると明らかに全体の統制がほとんどとれてなかった。あの日あの場に居た人はフラストレーションを感じた人も多かったんじゃないのかな?前のエントリーでも書いたAIRJAM'98が完璧だっただけに、違うイベントになっちゃったぐらいの感覚ありましたね。これ、今年のAIRJAM2011を考える上でも大事なことだと思うからあえて書くけど。

もちろんライブそのものは最高だったよ。多分'97の時の自分みたいにこのイベントで人生観が変わった人だってきっとたくさんいたはずだろうしね。

そういえば一番びっくりしたことがある。アリーナの真ん中付近にある柵のところに陣取って、下に荷物を置いて観てたんだけど、超不機嫌そうな顔した兄ちゃんが、人のバッグを、開けないまでも今にも手に取りそうな勢いでジロジロみてくるわけ。「なに?どうしたの?」って聞いたら、どうやら物販で買ったグッズが丸ごと置き引きにあったらしい…。結局その兄ちゃん、その後もずっと眉間にしわ寄せて人のバッグをみて回ってました…。

もちろんさ、グッズをパクったやつが一番悪いのよ。それはそうなんだけど、折角楽しみにやってきたイベントの貴重な時間を、こうして人に疑いの目を向けて過ごすのって悲しくない?まぁ自分もTHUMBのライブ観に行った渋谷AXで超気に入ってたMACKDADDYのJKパクられたことあるから、気持ちはわからんでもないんだけど。

こういうとこに、マナーの低下と、それが及ぼすちょっとしたフラストレーションの連鎖が、イベントそのものを止めかねないぐらいの負のエネルギーに増大していくという過程の一端を見た気がした。

とはいえこれらの事態を想定してなかった運営側が悪いとか、あるいはイベントのマナーをわかってないにわかファンが増えた、とかそういうことでもないんだよね。

あえて言うなら、これはAIR JAMというイベントのもつ性質上、必然だったってことなのかも。普通ならこれだけバンドとイベントがビッグになりゃ、ある程度決まったシステムにはめちゃったほうが楽なのよ。具体的には制作会社に丸投げしてマネジメントを任せるってこと。でもそれをしないで、参加するKIDS側に対してもDIYを求めた。だってそのほうが絶対楽しいじゃん。何もかも管理されてお仕着せのように言いなりになるよりさ。ただそれ以上に初めてのことが多かったし、人も多かったし、参加する方も与えられた状況で自分で工夫して楽しむリテラシーがまだなかった。

このAIRJAM2000の事態は、ハイスタがバンドをコントロールできなくなって11年活動を止めざるを得なかった背景としても象徴的な出来事だったと思う。多分これって構造的には近いんじゃないかな。もちろん当事者じゃないし断定なんて絶対できないけどさ。

こっから思うのは集団の持つエネルギーってのはちょっとしたことでネガティブに働くこともあれば、ちょっとしたことでポジティブな方向にむかって圧倒的なパワーを発揮することだってあるってこと。そのカギは参加する一人一人のDIYな行動の実践にある。

DIYってのは自分の面倒は自分で見るってことだけじゃなく、助け合いの精神や、与えられた状況で自分なりに工夫してとことん楽しむことだって含まれるんだよ。不平不満を言って人のせいにするよりも、自分で工夫して行動すりゃいい。そうすりゃどんな状況だって楽しめる。

さっき書いた『MOSH UNDER THE RAINBOW』じゃないけど、音楽には多様な人が不信や疑惑を超えてひとつになって笑顔になるパワーがあるわけじゃん。

3.11を経て、争ったりいがみ合ったりしてる他人とも手を取り合わなきゃいけない今だからこそ、ハイスタは復活する。AIRJAM2011に行ける人もそうじゃない人も、9.18がポジティブでドでかいパワーが生まれる、そんな一日なることを皆で願えたらいい。

と、ここまで書いてふとAIRJAM2011のチラシ見てみたら、ちゃんとRAINBOWが描かれてた!やっぱりね~。というわけでいよいよ11年ぶりのAIR JAM!みんなでMOSH MOSHだぁッ!



って、いっちいちエラソーに、おめぇ誰だよ?ってはなしだけどさ………。

他記事↓
今こそAIR JAM'97を振り返ってみる!

どうせだからAIR JAM'98も振り返ってみる!

関連記事↓
【AIR JAM2011レポVol.1】Hi-STANDARD‐今この瞬間に生きている証

【AIR JAM2011レポVol.2】BRAHMAN‐信念を超えて…

【AIR JAM2011レポVol.3】マキシマム ザ ホルモン-愛さずにはいられない

【Hi-STANDARD at AIR JAM 2012 LIVE VIEWINGレポVol.1】-AIR JAM in 全国!!!

【Hi-STANDARD at AIR JAM 2012 LIVE VIEWINGレポVol.2】-I wish you were close to me!!!
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COMMENT

2011.9.18

全部読みました!ヤバいっす(ToT)読んでるだけで泣きそう…。

明日は初参戦ですがマナーを守って暴れます(^o^ゞ


2011.09.17| URL| タン #- [編集]

まずその記憶力に乾杯

18日の余韻でiPhoneいじってたらこのブログにたどりつきました。
俺も同世代だと思うんだけど、中学までバラードしか好きじゃなかった俺がパンクスにはまった理由ってやっぱライブなんですよね。生でぶつかって生で聞くってやっぱ感受性豊かな高校生には衝撃がでかすぎた。青春18切符で田舎の高校生がエアジャムに10時間かけて行った懐かしい思い出がよみがえりました。

2011.09.20| URL| まる #- [編集]

タンさん、こんなクソ長い文章全部読んでくれてありがとうざいます!あの日、あの場にいたんですね。自分はスタンド席だったんですけど、やっぱ下で暴れるのが一番だな~と思いました。1週間たった今もまだ余韻が離れない、素晴らしすぎた1日でしたね~。

2011.09.25| URL| toramomopapa #- [編集]

まるさん、コメントありがとうございます!そうそう、生で聴くことでしか感じられない衝撃ってのが確かにあるんです!そういう感覚忘れないようにしたいですね~!不思議なもんで2000より98、98より97のほうがより色々と覚えてるんですよね~。

2011.09.25| URL| toramomopapa #- [編集]

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