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己の価値観と組織の狭間で揺れ動く、松田直樹が訴えかけるもの

マリノスサポでもないし、特別気にして追っかけてたプレーヤーでもなかったのに、衝撃的な訃報を聞いてからというもの、どうしても〝松田直樹〟が心を捉えて離れない。

matsuda.jpg

彼のことでパッと思い出すのはやっぱり2000年から2002年ぐらいまでにかけてのトルシエ時代の代表でのプレーぶり。あの頃は学生だったこともあって代表の試合にはよく足を運んでました。

フラット3の右に位置取り、相手と駆け引きしながらも横のラインと意思疎通を図り、一気に押し上げてサッと右手をあげる。その一連の流れがカッコよくてとにかくピッチに映えると、よく一緒に観に行っていた友人と話していましねぇ。

恵まれた体躯を活かして野生的に荒々しくピッチを駆け回るのに、どこか優雅にも見える、まるでサラブレッドのようなプレーヤーだななんて思ってました。

でもそういう見た目とか以上に彼のプレーには魅了される何かがあったんです。それは何かというと、彼が生粋の〝リーダー〟だった、ってことだと思うんです。

〝リーダー〟というといわゆる組織を率いる人とか統率する人とかいうイメージでしょ。彼は実際マリノスでキャプテンもやったことあるけど、チームの輪を乱すことも多かったからリーダーには当てはまらない、と考える人もいるかもしれません。

でも、ここで言いたのはそういうリーダー像ではないんです。『リーダーシップでいちばん大切なこと』という本にこういうことが書かれています。リーダーシップおよびリーダーとは

孤独を受け入れ、他の誰でもない、自分自身の人生を誠実に生きる力のことであり、リーダーとは、その力を持っているか、または持とうとしている人

つまり「自分の価値観に従って行動する人・しようとする人」と言えます。

リーダーシップでいちばん大切なこと

彼のプレーの一挙手一投足から、まさにその「自分の価値観」に従ってプレーしようとする潔さと、それゆえの葛藤がありありと伝わってくるんですよ。

サッカーは組織のスポーツ。それに監督の意向が絶対的であって、監督から信頼を得なければプレーすることができない。そういう様々なレイヤーからの、いわば「同調圧力」の中で、自分の価値観、強みをどうバランス良く織り込んでいくかというのがサッカー選手の命題だと思うんです。

そこで監督の求める通り、チームの求める通りプレーすることは至極まっとうなことだし、そうやってプレーの幅を広げたり様々な視点を得たり、自分では気づかなかった強みを得ることがサッカー選手の成長には不可欠なんです。

でも彼のように監督やチームの求めることに対して「わかるけど…でも、オレならこうする!」と実行に移してしまうことはそれ以上に難しく勇気のいること。もちろんチームの和よりも自分の価値観ばかりを優先していた、ということではなく、あくまでも自分の基本的情動と組織のバランスに人一倍自覚的で、その狭間で揺れ動き続けていた、ということが言いたいのです。

それが見ているこちらの気持をも掻きたて、何か突き動かされてしまうような引っかかりを残すのではないかと。それはつまり「お前はどうなの?」と。「お前は自分の価値観に従って生きてる?」と問いかけられているかのような…。

そういうことを考えさせるプレーヤーはめったにいない。やっぱり彼は本当に稀有で特別なプレーヤーだったと改めて感じずにはいられません。

松田直樹といえばやっぱりこれ↓天真爛漫で無邪気な笑顔が忘れられない!
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