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はじめに行為あり、き-『アナーキー・イン・ザ・JP』中森明夫

「はじめに行為ありき!」

という大杉栄の言葉、そのまんまな一冊!

アナーキー・イン・ザ・JPアナーキー・イン・ザ・JP
(2010/09/29)
中森 明夫

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17歳の青年がある日パンクロックに目覚める。ピストルズのべーシスト、シド・ヴィシャスに憧れ、シドの霊に会いたいと霊媒師ののところに赴くと、何故かアナーキスト違いで、日本のアナーキスト・大杉栄が頭に降りてきてしまう。

こうして大杉栄が生きた大正時代と主人公が生まれた平成の2つの時代を行ったり来たり、あるいは時にそれが怒涛のごとく融合し一体化しながら突き進んでいく新感覚なストーリー展開。

…とはいえ、ストーリーや話の構成自体はかなり雑に感じられてそれほど誉められたものじゃないよ。正直言って稚拙ですらあるとか思っちゃう。

でも、この小説に関してはでもそれをどうこう言うのは、ムダでしかありません!細かいアラさがしなんて、そんなもんクソくらえです!

まんまセックスピストルズの楽曲を聴いているかのような、へったくそな演奏とメロディすらも踏まないがなるような歌声のごとき粗雑な読み応え。でもだからこそ、放たれる熱量だけは圧倒的に他を凌駕。鬱屈、鬱憤、葛藤をぶちまける突き抜けた解放感、これぞパンク!

シド・ヴィシャスから大杉栄、そして鶴見俊輔が一本に繋がるなんて、そのアイデア、発想が物語として形になってる時点で圧倒的に勝ってると思った。

そう、体裁とか体面とか気にする前に、まず形にしちゃうこと。初期衝動に突き動かされて、とにかくやっちゃうこと!

僕の一番好きなのは人間の盲目的行為だ。精神そのままの爆発だ。
思想に自由あれ。しかしまた行為にも自由あれ。そしてさらにはまた動機にも自由あれ。

「はじめに行為ありき!」

この言葉以上に力強く、普遍的で、真実に基づいていることってないのかも!

I wanna be an anarchist
Get pissed
Destroy!

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