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『Gスピリッツ SPECIAL EDITION Vol.1 アントニオ猪木』 猪木ではなく、甲本ヒロト研究一級資料

各分野の著名人が「アントニオ猪木」について語ったインタビューをムックにまとめた一冊です。

その中に、われらがロックンロールゴッドの甲本ヒロトも名を連ねているんですが、これがですね、もう甲本ヒロト研究家達にとっての一級資料ともいえる内容なんですよ。

Gスピリッツ SPECIAL EDITION Vol.1 アントニオ猪木 (タツミムック)Gスピリッツ SPECIAL EDITION Vol.1 アントニオ猪木 (タツミムック)
(2010/09/08)
不明

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なぜなら自ら歌詞の解釈を話すことをほとんどしないヒロトから、ハイロウズ時代の名曲「十四才」のなぞかけのようなサビの一文「リアルよりリアリティ」の解釈めいたものを結果的に語らせることに成功しているんです。ちなみに「十四才」についてはこのエントリーでも稚拙な私論を展開しております。

ヒロトがプロレスを観はじめた頃から、なんとなく〝プロレスはファンタジーじゃないか?〟というのを直感的にわかっていた、というくだりでこんなことを言っています。

でもさアントニオ猪木は本物に見えるんだよ(笑)

これはどういうことかって言うとね〝リアル〟ではなく〝究極のファンタジー〟ということなんですよ。観る者に「これはファンタジーじゃないか?」という余裕すら与えない、否応なしに信じ込ませる超ファンタジーなんだよね。

―〝究極のファンタジー〟というのは〝リアリティー〟と同義ですか?

そうです。リアリティーです。〝リアル〟よりも〝リアリティー〟です。それってリアルじゃなくてもリアルなんだよね。

「リアリティーとは超ファンタジー」。

かもめのジョナサン自身が、「音速の風になる」と決めたら、通常のかもめの常識とどんなにかけ離れていようが、それが「ジョナサンにとっての真実」。

ホントかウソか、良いか悪いか、好きか嫌いか、できるかできないか、なんてことはどうだっていい。周囲の意見は関係なく、ただただやっている本人が「自分にとってそれは真実だ」と思えるかどうか、それがリアリティー=超ファンタジーをもたらすのか、と腑に落ちました。

猪木のプロレスに介在してしまう狂気のようなものや、ブルーハーツ時代によくみせていたヒロトの常軌を逸した痙攣のような動きも、多分本人達にしてみれば、その状況に置かれた自らの心の動きに無心で従ってるだけなんだろうな。そういうものが嘘臭さや虚実の皮膜を超越してこれぞリアリティー!と見る者を唸らせるんだ。

ちなみに上記のエントリーで「リアルよりリアリティ」という言葉は「プロレスと格闘技の魅力を語る上での共通点がある」ということを少し云っているのですが、そのすみわけを本誌でヒロト自身が説明してくれています。なぜ現代のプロレスは元気がないと感じるのか?かなりわかりやすく解説しているので、このあたりも必見です。

それと、THE WHOのピート・タウンゼントのウィンドミル奏法を例に挙げて、超ファンタジーなものには「稲妻が走る」と解説してるんですよ。これ読んで、あぁ自分もブルーハーツをはじめて観たライブで、ヒロトの歌と動きに稲妻走ったわ~、と記憶がよみがえりました。。。

最初に幕が開いてヒロトが足をあげた瞬間、ピカッドーン!!ときたんですよね。そのあとも歌い出しや、舌をベロベロするその表情すらも自分にとっては稲妻走りっぱなしでしたけど…。

↓1994.6.14日本武道館凸凹ツアー公演


と、まぁこんな具合に正直、ヒロトが興奮気味に語るアントニオ猪木の魅力とは、すなわちそのまま我々がヒロトに感じる魅力そのものなんですけど、っていう勢い。

自分はプロレスも猪木も好きだし、ここで語られている猪木論はそれ自体真っ当すぎるほど真っ当かつ納得度の
高い論だと思うんですが、それ以上に甲本ヒロト論としての正当性が凄まじすぎるんですよ。

パブロフの犬みたいにさ、出てきただけで感動しちゃうんだよ(笑)アントニオ猪木は感動のしるしですね。

はい、この言葉、そのままそっくり〝アントニオ猪木〟のところを〝甲本ヒロト〟に代えて返します!

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