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『ネットがあれば履歴書はいらない-ウェブ時代のセルフブランディング術』佐々木 俊尚 “開いた音”を奏でる実践書

よく“合唱”では「誰か一人でも“内に篭った音”を出してしまうと絶対にハーモニーは生まれない。ハーモニーを奏でるには、同じ“音”でも“開いた音”を全員が出さないといけない」なんて言いますよね。

これ家族やコミュニティ、社会においても言えることで、個々が自己のアイデンティティを確立しつつ、組織全体をも良い方向に変えていくには、まず個々が自らをオープンにし、尚且つ組織との有機的なつながりを持つことが何より必要不可欠。

今後はそういう社会になっていくし、それを実現するためのネット上のインフラも整いつつある。そういう状況の中で個々がネットを使ってどのようにセルフブランディングを磨いていけばいいのかについて実践的に説いているのがこちらの一冊。

ネットがあれば履歴書はいらない-ウェブ時代のセルフブランディング術 (宝島社新書)ネットがあれば履歴書はいらない-ウェブ時代のセルフブランディング術 (宝島社新書)
(2010/01/09)
佐々木 俊尚

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プライバシーはコントロールできる
いまのインターネットの流れからすると、プライバシーというのは将来的にはいまよりもずっとゆるやかになり、個人の情報をよりオープンにすることによって、利便性を高めるという方向におそらくは進んでいく(中略)プライバシーを公開するのであれば、どこまでをオープンにするか、自らコントロールする必要がある。そういう意味で、セルフブランディングはプライバシーがオープンになった時代の新しい生き方



ネットで自分の名前を検索するとどのような情報が上がってくるか?この“エゴサーチ”の結果がその人間を計るものさしになるとしていて、ネット上でプライバシーをコントロールしつつ極力あらゆる情報公開をしていくことでセルフブランディングが積みあがっていく。その人間の専門性とコミュニケーション力を可視化させることで会う前から信頼感を高めておけるわけです。

今後の企業の採用もエゴサーチを行うのが一般化するようです。実際にIT系企業では当たり前の作業になりつつあり、ツィッターだけで就職したケースも挙げられています。

この“エゴサーチ”を突き詰めていくと、検索されやすいソーシャルメディアはどれか?プロフィールや写真、名刺はどうするか?ライトな情報公開(ツイッター等)⇒一般的な情報公開(ブログなど)⇒コアな情報公開(メディアマーカーなど)に着目したソーシャルメディアの棲み分けと導線づくりなど…やらなければいけないことが盛りだくさん。

本書の第四章では現在爆発的にユーザー増加中のソーシャルメディア・Twitter、第五章ではその他のセルフブランディングに欠かすことのできないウェブサービスの登録方法や使用法についてやさしい解説がされています。これに沿って順次実践することでやっと本書を読み終えた、ということになるのでしょう。と、いいつつ自分もまだ全部やったわけではありませんが…。

ちなみに企業人事の立場で考えても面白いです。ネットブランディングを着実に積み上げている人材は、むしろエゴサーチを行わないで自分を採用しようとする企業に対してはもはや魅力を感じることはできなくなると容易に想像がつきますね。すると採用側はエゴサーチの網の目を張りぐらせて個人の情報を先回りしておかないと優秀な人材を自分の会社に惹き付けることができなくなりますし、常にソーシャルメディアの最先端の変化に対応しなければいけなくなる。逆に対応できていればいち早く優秀な人材を掘り出すこともできる。

そういう意味で個人だけでなく採用側にも、個人の情報の把握から採用後の情報公開のフォローまでを含めた意識の変革を迫るものではないでしょうか。

そして当然我々キャリアカウンセラーもキャリア(生き方)を支援する立場であるなら、自らがセルフブランディング
という新しい生き方を実践し、そのノウハウを伝えられるようにならなければいけない。

つまり本書は立場に関係なく、これからの時代を生きていく人は必読の一冊なのだと思い知らされるわけです。

「誰か一人でも“内に篭った音”を出してしまうと絶対にハーモニーは生まれない。ハーモニーを奏でるには、同じ“音”でも“開いた音”を全員が出さないといけない」

“開いた音”を奏でるための手引きとして、ぜひ。

著者のその他書籍↓
仕事するのにオフィスはいらない (光文社新書)仕事するのにオフィスはいらない (光文社新書)
(2009/07/16)
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2011年新聞・テレビ消滅 (文春新書)2011年新聞・テレビ消滅 (文春新書)
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