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『天才論―ダ・ヴィンチに学ぶ「総合力」の秘訣』茂木 健一郎 分析する知性と統合する知性

レオナルドダヴィンチを中心に、モーツァルトやアインシュタイン、はたまたイチローなども引き合いに出しながら、「天才」と呼ばれる人が持つ視点から、脳科学の観点での創造性、創造性を引き出すために必要とされる教育までを論じた一冊。

天才論―ダ・ヴィンチに学ぶ「総合力」の秘訣 (朝日選書 818)天才論―ダ・ヴィンチに学ぶ「総合力」の秘訣 (朝日選書 818)
(2007/03/16)
茂木 健一郎

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まずレオナルドダヴィンチの「モナリザ」を代表とする絵画作品にこめられたメッセージへの考察や、有名な「ダヴィンチの手記」を通して天才の持つ視点に迫ろうと試みます。

ここではダヴィンチは①分析②総合的な理解、の二つの目を持ち、その二つの目から得られた要素を絵画という一つの専門領域に注ぎ込んだ。その結果ダヴィンチの作品は「世界にまつわるすべてを、ひとつのキャンヴァスの上に表現してみせる装置」として成立せしめたと述べています。

そしてこのことから、我々が創造性を発揮しようとするなら、上で述べた「分析する知性と統合する知性」の両面を持ち、さらに自己表現できる専門的な分野を一つ持つことが必要不可欠なのだと説いています。

平凡な人間にできることといえば、酸いも甘いも噛み分け、人生についてさまざまなことを知ったうえで、そのもてる力を、ある特定の、ほんとうにせまいひとつの専門領域のなかに、すべて流し込むことでしょう。そのようなスタイルで仕事をした人だけが、レオナルドやモーツァルトと同じように、とまではいかないものの、歴史に残る業績を遺すことができるのではないかと思います。

自分の志向する分野、好きな分野。そのたった一つを深く掘り下げるだけでなく、その分野に関連する隣の分野、さらにまた隣、と見識を広め、それらのすべて統合してひとつの領域で表現することを模索する。

もっといえば分析と統合、右脳と左脳、文系頭と理系頭などといった相反する思考力をバランスよく持つこと、またはそのことを意識して見識を広める。そしてダヴィンチなら絵画、モーツァルトなら作曲、イチローなら野球にあたる、思考を表現・アウトプットできる武器を1つ持つ。

このことが一人一人に自己実現の達成に繋がっているのだ、と、ここから確信を深めることが出来ます。

また当然ながらダヴィンチの一連の作品を鑑賞する際の、ひとつの予備知識としても役に立つはず。さらっと簡単に読めるので、ダヴィンチ入門としてもいいかも。

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