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『しんぼる』 斬新だし独創的だけど…

観ました松本人志監督の映画作品2作目『しんぼる』。

しんぼる

率直に感じたことは、独創的であることは間違いないけれども、それが果たしてエンターテイメントとして魅力的であったかどうかといわれると…、ちょっとなぁ…、という感じ。細部には観るべきところが多く唸らされるところもあるのですが、それらがパッケージされてひとつの作品としてどう?と言われると、う~んとなってしまう。

公開前の情報として、2つの異なるストーリーが展開されるということはわかっていましたが、とすればその2つがどのようにシンクロしひとつの映画として調和するのか、というのが大きな見どころだと思っていました。

が、あれはあれでまぁアリだとは思うんですが、松本監督の発想への期待のハードルが上がりまくってたもんで、それからするとちょっと期待はずれだったかなぁ…。メキシコのストーリー、あれだけ作りこんだのにそれで終わっちゃうの!?もったいね!っていう…。

松本監督の主戦場でもある「笑い」に関しても、今回は外国向けを念頭においているため普段のエッジの効いた発想から繰り出されるボケとは違い、言葉ではない、喜劇的な動きや絶叫、天丼を中心としたボケが中心。

以前、電波少年で「アメリカ人を笑わしに行こう」と題された企画で、アメリカ人を笑わすには「全力で65点の笑いをやる」ということを狙いとしてあげていました(ここを参照→進ぬ、電波少年-2001年10月13日放送分)。ここでの学びを活かして今回の映画でもまさにこの65点の笑いを過剰なまでに演出していました。

その意図は存分に伝わってきたのですが、電波少年企画でつくられた「佐助-SASUKE」に比べても今回のボケはどうもキレが感じられなかった…。単純に笑った回数だけでも「佐助-SASUKE」のほうが全然笑えたもんなぁ。



その原因は松本監督の演技が果たして映画に合っているのか?という根本的なところにあるように思われます。松本監督はTVの中のコントというB級的映像でこそその独特の哀愁と切なさを湛えた演技が活きるのであって、映画のスクリーンではどうも安っぽく、違和感を感じるような気がします。そもそもあのヅラにも違和感があったし…。

とはいっても構成自体は今までの映画にはなかった斬新なものだし、あの部屋の壁や床の硬さの質感に対しての、アレのグニッとしたやわらかさの質感であったり、そして男が最終的にあのような姿になる描写が湛える含蓄など見るべき、考えるべきポイントもやはりあります。

現段階での個人的な解釈としてあえて言えば、われわれの未来は世界がひとつになる、といういかにも、かつ安易な発想しか今のところ浮かんできていません。とってつけた感が否めないですが…。

というわけで、次の作品はこれまでの斬新さに加えて、初めはとっちらかっているように感じても、それらがすべて複線となって、ひとつの主題に帰結していくような、とにかくすっきりする映画が観たいかも…。

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