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『働き方革命―あなたが今日から日本を変える方法』駒崎弘樹 「働き方革命」で奏でる社会のハーモニー


「働く」という名の、自分だけの“音楽”を奏でるために、「心のチューニング」の合わせ方を教えてくれる一冊です。

本書を読むことよって自らの「心のチューニング」がキマると、「働く」ことは、自分のあるべき人生の姿を形作る作業全体、すべてのことから奏でられるものだと気付きます。

一人ひとりが、これに気づくことで日本を変えていかねばならない!というのが副題に帰結される、本書の一貫した主張です。

個人的な、いわゆる“食いぶち”を稼ぐための「働く」を充実させるヒントを得る為に読み始めた本でした。しかしそれ以上により広く、社会的な俯瞰の視点を手に入れられたのです。

働き方革命―あなたが今日から日本を変える方法 (ちくま新書)働き方革命―あなたが今日から日本を変える方法 (ちくま新書)
(2009/05)
駒崎 弘樹

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筆者はもはや日本の社会企業家の第一人者ともいえる人物、駒崎弘樹さん。以前書かれた著書『「社会を変える」を仕事にする 社会起業家という生き方』もここで紹介済み。
「社会を変える」を仕事にする 社会起業家という生き方「社会を変える」を仕事にする 社会起業家という生き方
(2007/11/06)
駒崎弘樹

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一日16時間仕事に打ち込んでいたワーホリ状態から、その半分の定時の時間で成果を出すようになった経緯。また、それ以外の時間で、家庭や友人関係、地域社会、そして自分に対しても貢献する、「働き方革命」をどのように発見し、発展させてきたのかを、筆者自身の経験に基づき振り返った内容。

今自分が職場でやっていることだけが「働く」なんじゃない。「働く」は他者への貢献のことなんだ。ならば家事も、家族との会話も、友との語らいも、地域への関わりも、「働く」じゃないか。いくつもの「働く」を実現できる働き方。それはつまり、自分にかかわるすべての他者に貢献することができる働き方だ。僕たちは人生を生きることを、「働く」として捉えなおすことができるのだ。

まず自らが、今現在の「働く」から、このような広い意味での「働く」に再定義し直す。すると、むしろ働けば働くほど、他者への貢献が増えていく。それが世の中を楽にすることに繋がっていく。働き方を変えることで社会を変えられるのだという、ある意味でのパラダイムシフトがここで起こるのです。

終盤、筆者が友人に電話をかけるシーンが出てきます。ここでは、従来の「働く」と、筆者の『他者と自分のために価値を生み出すこと』という「働く」の価値観の違いが、鮮明なコントラストによって映し出されます。

「はい?働くっていったら会社行ったりすることだろ、普通。」
「違う違う。それだと、働き方を変えられないんだ。会社という場所で働きつつ、自分を含めた社会のために働くんだ。(中略)みんながそういう風に自分の働き方を変えていけば、女性が働けないなんて言う問題は解決するし、それによって人口減少にも歯止めがかけられる。」
「あのさ、そういうのって、俺たち一般人がどうこう言っても、難しいんじゃないかな?」

ここを読んで頭に浮かんだのは、「ルビンの盃」。
ルビンの盃

1つの図形のなかで、向かい合う顔のようにも、盃のようにも見える。つまり同じものでも受け取る側の見方によって、対象は全く違うものに見えていることを表した図形です。

どちらの答えも正解。

しかしながら実は、この両方の見え方がある、ということを理解し、これらを統合できる”心”に気づくことが本当の正解なんです。

翻って「働く」ということにも、人それぞれの捉え方があります。しかし、食いぶちを稼ぐための「働く」という、白い線で形作られた部分以外。黒い影の部分も実は、「働く」なのです。おそらくそれは純粋に他者へ貢献するための「働く」であるはずです。そしてやはりそれらが全て共有され、統合されて、はじめて本当の「働く」なのです。

心のチューニングを合わせるとは、そのような奥行きを捉える心を手に入れることです。

その心を持った上で、本書に散りばめられている筆者が実践した仕事のスマート化を自らにも取り入れるのです。

個人的には、恥ずかしながら今さらPCキーボード設定で、よく使うフレーズが最初の文字で表示されるように辞書登録を行いました…。他にも家事に仕事の効率思考を対応させたり。。また貢献する「働く」においては地域・社会への貢献という視点が欠けていたと気付かされました。ですから本書で興味を持ったNPO法人ファザーリング・ジャパンや、以前から興味があった団体の中から、どれかにアプローチをとり、関わってみることにします。

従来の「働く」では、社会全体で上手く調和がとれず、不協和音が鳴り響いてしまうのです。その不協和音は、だんだんと我々の心を蔑み、鬱屈した空気が社会全体を蝕み、蔓延するでしょう。

しかし、心のチューニングを合わせることで、自分自身だけの心から鳴り響く音が、他者のそれと調和される。社会全体がひとつのハーモニーとなって奏でられる。そんな美しくも楽しい社会は一人ひとりの「働き方革命」によって実現できるのです。

その様な社会の実現と、ひいては一人ひとりの自己実現のために、まずは仕事を定時で切り上げ、本書を読み、心のチューニングを整えられることをお勧めします。

筆者が翻訳された一冊。こちらも激おススメ!!↓
あなたには夢がある 小さなアトリエから始まったスラム街の奇跡あなたには夢がある 小さなアトリエから始まったスラム街の奇跡
(2008/12/02)
ビル ストリックランド

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COMMENT

働き方を再定義する、これ素晴らしいですね。
私も働き過ぎなので、考え直してみます。
いい本の紹介、ありがとうございました!

2009.08.04| URL| しんりん #- [編集]

しんりんさんコメントありがとうございました。働くって人間にとって生きることの本質に関わる大切なことですもんね。常に考えていきたい事柄です。くれぐれも働きすぎて体調壊さないようにご自愛ください!

2009.08.06| URL| tomo‐papa #- [編集]

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