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「美しく勝つ」FCバルセロナからX-Y理論を考えてみる。

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CL決勝のバルサの勝利を観ながら、Numberに出ていたグァルディオラ監督の

「センターフォワードから守備は始まり、キーパーから攻撃が始まる」

という言葉を思い出していました。
Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2009年 5/21号 [雑誌]Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2009年 5/21号 [雑誌]
(2009/04/30)
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「美しく勝つ」という、バルセロナの伝統・自ら背負った宿命、を体現するためのコンセプトとはまさにこの言葉に帰結するんですね。

「美しさ」、つまり最大の至福の瞬間である「ゴール」を追い求めることと、「勝利至上」という、完全なトレードオフとはいかないまでも、悩ましいジレンマである2つの要素。

「ゴール」を求めるってことは失点するリスクを負うってことですから、「勝利至上」との2つのバランスをどうとるか?攻撃偏重か守備偏重か?という問いに、サッカーという〝プロ〟スポーツの発展の主眼が置かれているのです。

今年のバルサはこのシーソーゲームに遂に一つの答えを出しましたよね。

世界最高峰のストライカー達が、ボールを奪われた瞬間から猛然と相手にプレッシャーをかけるべく全力ダッシュ。

90分常に綻びのないように神経を張り詰めているDF陣が、更に慎重にルックアップして受け手がスムーズに次の動作に入れるように正確にボールを中盤に繋ぐ。

個々がその役割での最高峰の技術を持ちながら、個々の「役割の垣根」を越えた動きと配慮で連動する。個々の国籍も肌の色も性格も、これらの違いを超越した組織の調和。

「攻撃偏重=守備偏重」。むしろどちらの要素も究極につきつめた形なんだと言わんばかりの圧倒的な説得力で、理想郷のようなサッカーを体現しました。

で、これって思ったんですが、最近経営論として見直されているマクレガーのX-Y理論のどっちがいいか?っていうこととよく似てるんですよね。

「性善説」経営 vs 「性悪説」経営。あなたの会社は?(プレジデント) - Yahoo!ニュース

X理論とは、単純に言うと性悪説である。人間は生来怠け者でできるだけ仕事をしたくないと思っている。従って大抵の人間は統制や命令、あるいは処罰で脅されなければ企業目標の達成に十分な力を出さない。また、普通の人間は命令されるほうが好きで、責任を回避したがり、安全を望むという考えである。
 これに対しY理論は性善説である。人間は生来仕事が嫌いということはなく、条件次第で仕事は満足感の源にも懲罰にもなる。従って統制や命令、処罰だけが企業目標の達成に力を発揮する手段ではなく、やりがいのある仕事を与えれば人は自ら働く。また、普通の人間は条件次第で責任を引き受けるばかりか、自ら責任を取ろうとするという考えである。

これサッカーで言えば「勝利至上主義」がX理論。「美しいサッカー」がY理論。

これまでは会社経営なんかだと株主配当が最優先のX理論が重視される傾向が強かったのが、これからはY理論へ上手くバランスをシフトしていこうという傾向がみられると。

で、そんなときに今年のバルサのサッカーと、冒頭のペップ(グァルディオラ監督)の言葉

「センターフォワードから守備は始まり、キーパーから攻撃が始まる」

が鍵となるんじゃなかろうかと思ったわけなんです。。。

組織とは、「特定の目的を達成するために、専門的な役割を持った部門で構成されている集合体のこと」とされています。

それが大前提の上で、更にそこから個々の「専門的な役割」の垣根を越えてみるんです。

例えば営業だったら事務的な仕事を10%~20%ぐらい取り入れてみる。逆に事務職なら営業の立場から見えにくい後方からのデータや情報提供を必ず行うとか…。まぁ自分の役割以外の仕事を少しだけ取り入れてみるってことですね。

そうすることでバルサが体現する、高いスキルを持った個々が、多様な目線を持って周囲の人間と有機的に結びつく強い組織の姿が、会社などでも再現できるんじゃないかと…。

そんなことからY理論の本質「数字の意識」とY理論の本質「傍を楽にする」という、いわば仕事の本質でありつつなかなか調和することが難しい2つの概念が、上手く融合していくきっかけが生まれるのではないでしょうか?

X-Y理論の次のZ理論は、こんなんはどうでしょう?

まぁ組織に限らず、個人的な目線でも、例えば仕事を家庭(遊び)にどう活かすか・家庭(遊び)を仕事にどう活かすか?と、相反するものをどう融合させるかと考えていくことの重要性に、バルサのサッカーはたとえられません?

エトーの雄たけび見ながらそんなことを思っていました。

バルサ!バルサ!バールサッ!!!
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