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『お笑い男の星座1・2』浅草キッド カッコ悪くてカッコ良い星座をつくる

カッコ悪いことも全部含めた自分を、全力で信頼し全力で表現する!そんなカッコ悪い行為こそ、本当のカッコ良い!になる!

我々の住む通常の世界とはどこか別の世界にいるような、突きぬけていて規格外…それでいてちょっと不器用で、哀愁漂う切なさと人間臭さにどうしても惹き付けられてしまう…。そんな「男」たちのカッコ悪さと、だからこそのカッコ良さを浅草キッドの2人が渾身の言葉で書ききる爆勝かつ爆笑な一冊!!!

パート2まで出ていますが、そんなもん面白すぎて2冊一気読みです!
お笑い男の星座お笑い男の星座
(2001/01)
浅草キッド

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お笑い 男の星座2お笑い 男の星座2
(2003/07/10)
浅草キッド

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格闘技、お笑い、芸能の世界に生きる様々な人間が登場します。どの人物もまばゆい光を放つ輝く星たちです。しかしながらその星の中には、生まれながらにしての一等星もいれば、そうではない、星くずも交じっているのです。

パート2の江頭2:50の章。

水道橋博士の中学時代の同級生でもある甲本ヒロトが当時率いていたザ・ハイロウズの「十四才」という超名曲の「流れ星か 路傍の石か」のフレーズをモチーフに展開されるこの章。(ちなみに「十四才」についての言及はこちら
十四才/フルコート十四才/フルコート
(2001/08/08)
THE HIGH-LOWS

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懐かしのテレ東の番組「浅草橋ヤング洋品店」で繰り広げられていた水中無呼吸対決での、一世一代の博打に完全勝利するまでの裏側を描いています。

一等星ではない、宇宙の片隅で鈍い光を必死で放っている星くずが、一瞬のまばゆい光を放って宇宙を駆け抜ける流れ星になる。その美しさを書ききっているのです。

これをやったら次回でられなくなるんじゃないかなんて
考えないようにしている。

人間いつ死ぬかわからないから、
その時のすべてを出しきりたいんだ。

おれはいつ死ぬかわからないし、
見ている人もいつ死ぬかわからない、

視聴者が最後に見た江頭が、
手抜きの江頭だったら申し訳ないだろ?

これ、江頭2:50の言葉です。
友人のバンドマンはこの言葉を聞いて感動し、「最後に見た○○が、手抜きの○○だったら申し訳ないだろ?」と○○のところに自分の名前を入れて、毎回のライブの際の自分への矜持としているのです。

パート1の最後に出てくる、キッドの2人が敬愛するビートたけしの言葉

この商売はなぁ、てめぇが星だとおもってりゃいいんだよ!
いいかぁ、どんなに、てめぇが、小っちゃくても星くずだろうが、
この人にだけは届かせようと一生懸命輝くこったよ

「流れ星か路傍の石か」。同じ石なら一瞬だけでも強烈な光を放ちたい。日々の積み重ねの中のありとあらゆる要素をこの一瞬、ただ一点に集約させ、死と隣り合わせになるほどに濃度が高められた時、星くずは強烈に光輝く流れ星になれるのです。そのエガちゃんのカッコ悪くも最高にカッコ良い姿から、なぜだか勇気みたいなものを与えられてしまいます。。。

それからこの本のタイトル「お笑い男の星座」とは、『巨人の星』、『あしたのジョー』『空手バカ一代』等の数々の名作を生み出した梶原 一騎先生の作品、『男の星座』のお笑い版を目指すべく付けられたのだそうです。
男の星座 (1) (梶原一騎原作漫画傑作選)

これがまた深くて、、、心理学の用語で「コンステレーション」という言葉があります。丁度この本の中でも出てきたので引用しますと

臨床心理学者ユングによれば
「コンステレーション(星座をつくる)」とは「満点の星から特徴のある星をいくつか選び、糸でつないで星座をつくりストーリーを組み立て自分をそこに投影して役割を演じようとするもの」と説明される。転じて、「一見、無関係に並んで配列しているようにしか見えないものが、ある時、全体的な意味を含んだものに見えてくる」ことをいう。
それゆえに「偶然の一致」という形で同時に起こった二つの出来事も、人生という星座のなかに「意味のある」こととして、きちんと位置づけられるのだ。

星座を人の人生に見立て、自分の中にある点と点を線で結びストーリーを作る。そこに自分だけの星座(生き方)が生まれる。

あのスティーブ・ジョブスが言っていた

未来に先回りして点と点を繋げて見ることはできない、君たちにできるのは過去を振り返って繋げることだけなんだ。だからこそバラバラの点であっても将来それが何らかのかたちで必ず繋がっていくと信じなくてはならない。自分の根性、運命、人生、カルマ…何でもいい、とにかく信じること。点と点が自分の歩んでいく道の途上のどこかで必ずひとつに繋がっていく、そう信じることで君たちは確信を持って己の心の赴くまま生きていくことができる。

という言葉もまさにコンステレーションそのものなんです。

この本で取り上げられている人物自体が、そもそも直接的に関係しているわけではないのに、こうして点と点を結び一冊の本となると、そこに見事に「お笑い男の星座」としての妖しく眩しい光が浮かび上がってくるのです。

その輝きの源泉は、カッコ悪いことも全部含めた自分を全力で信頼し全力で表現する、生き方なのであり、それ自体がもう丸ごとど~んとカッコ良いのです!

自分には一生届かないような、一等星になれなくても、星くずなら星くずなりに、輝く方法がある。満天の星空を見上げる浅草キッドの目線は、それを教えてくれます。間違いなく男ならば必見の一冊(二冊)です!!

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巨人の星4 青春群像編 | 2009.05.15
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