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『死にカタログ』寄藤 文平 微笑みながら死の意味を考える

ほぼ日刊イトイ新聞の「あのひとの本棚。」(ほぼ日刊イトイ新聞 - あのひとの本棚。第26回寄藤 文平さんの本棚。)で見かけてから気になっていた寄藤 文平さんのこちらの本。

筆者のあとがきによれば「深刻な顔ではなく、普通の顔をして読める「死の本」をつくりたかった」ということですが「普通の顔」どころか、キモチ微笑みながら読める「死の本」でした!

死にカタログ死にカタログ
(2005/12/15)
寄藤 文平

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ちなみに最近読んだ『なぜデザインなのか。』の中でも原研哉さんが素晴らしいと絶賛していた本です。
なぜデザインなのか。なぜデザインなのか。
(2007/10/02)
原 研哉/阿部 雅世

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内容としては、たとえば仏教の輪廻の思想や鳥葬、アイヌ民族の現世と下界の考え方など、人や国や時代によって違う様々な「死のカタチ」と、「死の場所」「死の理由」「死を前にした人の態度(死のしまい方)」など、人が忌み嫌い遠ざけ、また考えようにも考えることが難しい「死」の所説をシンプルで少しだけ可笑し気なイラストにまとめて筆者なりの考えの文章を添えたものになっています。

わかりにくくて嫌われ者の「死」ですが、死を考えることは生きることを考えること、ということですからとても大事なことです。でもやっぱり死を考える時ってしかめっつらしてしまいますよね。というか恐ろしくなって考えることを途中で止めてしまうこともしばしば。

でもこの本はできるだけわかりやすく、そして楽しく死を考えてみようという、死を考えることの意味をできるだけポジティブに伝えようとしてくれています。

そして楽しく死を考えるからこそ、楽しく生を捉えられるようになる。

一見、深みや凝った印象を与えないかのようなイラストに感じますが、そこには実は膨大な文献やデータからの裏付けがあり、それらからキモを抽出し、ユーモアや分かり易さも加えて凝縮したとても味わい深いイラストになっていて、筆者のここにかけた意図の深さや情熱のほとばしりすらをも感じずにはいられなくなります。特に「死の理由」のところの死因のボディパーツ別年間死亡者数の割合からできた「死のホムンクルス」P97には唸らされましたね。

色はなんと全編黄色と緑と白のたった3色だけという、その意味でも正に「最小の構造に最大の意味を抱合」するデザインの真骨頂で、それは6色しか使わないディック・ブルーナのミッフィーをも思い起こさせてくれます。
ちいさなうさこちゃん (子どもがはじめてであう絵本)ちいさなうさこちゃん (子どもがはじめてであう絵本)
(2000)
ディック ブルーナ

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ちなみにこの本を読んでいたら奥さんに「死にカタログって?!」って怪訝な顔して驚かれましたけど、別に死にたいわけでも自殺願望があるわけでも全くないです(汗)むしろ生きていることを真剣に考えたいからこそ死を想っているわけです。

この本は死を考えることそのもの以外にも、上に書いてきたようにイラストの含蓄の深さや、難しいことをわかりやすく表現する凄みを感じる一冊ですから、読む人によっていろんなインスピレーションを受けられること必至ですね!

『おくりびと』なんかを観て、死について考えたいモードになっている人なんかには(実際私自身がそうなんですが)非常にお勧めの一冊です!
おくりびと [DVD]おくりびと [DVD]
(2009/03/18)
本木雅弘広末涼子

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筆者の他著書↓
数字のモノサシ数字のモノサシ
(2008/11/26)
寄藤 文平

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ウンココロ ~しあわせウンコ生活のススメウンココロ ~しあわせウンコ生活のススメ
(2005/04/16)
寄藤 文平藤田 紘一郎

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地震イツモノート―阪神・淡路大震災の被災者167人にきいたキモチの防災マニュアル地震イツモノート―阪神・淡路大震災の被災者167人にきいたキモチの防災マニュアル
(2007/04)
渥美 公秀

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