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横須賀美術館にて谷内六郎作品見学

前々からずっと行きたいと思っていた横須賀美術館に行って参りました。
横須賀美術館
横須賀美術館は観音崎の先端にひっそりと、静けさと透明感といった趣を感じさせながら佇む素敵な美術館。美術館の建物そのものや白を基調とした柔らかい内装は、それらを眺めているだけで楽しく、目の前に東京湾が広がり三方を山が囲むロケーションが今日の若干冷い風とあいまって、心が透き通っていくような満たされる感覚がありました。とても好きな美術館です。

元々のお目当ては横須賀美術館内にある谷内六郎館

谷内六郎さんは主に「週刊新潮」の創刊号から表紙のイラストを書いていらっしゃった方になります。1300点以上の作品をこれまで残されているそうですが、今回はその中の1967年の表紙となったイラスト約50点を観てきました。

谷内さんの作品は、ご存じのとおり、懐かしさと微笑ましくも物悲しい哀愁が漂う画風で知られています。

私自身はユニクロやSMAPのアルバムも手がけたアートディレクターの佐藤可士和さんが、谷内さんの作品が非常に好きだということを著書で拝見したのがきっかけで知ったのですが、今日初めて実際に作品を観ることができました。

実際に見て感じたことは、やっぱり誰もが持っていたけど忘れていく童心の世界観、でした。と、同時にそれに呼応する自分自身の忘れかけていた感情?。

誰にでも幼いころに持っていた子どもにしか捉える事ができない純粋で感受性豊かな世界。それは成長と同時に薄れていって、何時しか忘れてしまうような儚い世界です。その様なものをしっかり捉えて離さず、柔らかく温かみの感じるタッチで表現されていて、これらの作品たちを観ていると、自分自身が童心に帰っていくような、何か胸の中にある懐かしさを司る感覚そのものがほっこりと温かくなっていくような、そんな感覚を得るのです。ジブリの『となりのトトロ』と似たようなメッセージを感じました。
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日高のり子坂本千夏

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本日私が見た1967年の作品の中で特に惹かれたのは「夕べの流れ星」「試合中止」「失敗」の3点。この中で「失敗」のみネット上で見つけました。
失敗(谷内六郎)

大きな鳥を見つけてあわてふためいた坊やはパチンコのゴムを逆に引っぱってパチンコごと飛ばしてしまいました。

谷内六郎の世界より
子どもの、パチンコという武器を手にした勇ましさと、獲物を見つけた時の必死さと、微笑ましい失敗がかわいらしく、またパチンコという道具があったなぁ!という懐かしさを感じますよね。秋口の涼しげな風も感じてしまいます。今の子どもはパチンコなんていったって、かろうじてお父さんが日曜日に行くとこ?っていうぐらいのイメージしかないんでしょうね…。

谷内さんの作品は、一枚の絵に様々なメッセージを凝縮し、更には対峙する人間のそれぞれの忘れかけている感情を呼び起こす、温かな作品たちでした。

横須賀美術館と六郎館。絶対また行きたいです!

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COMMENT

谷内さんの壁画

はじめまして、私の世代は、「週刊新潮は明日発売です。♪♪赤とんぼ♪♪」のCMが眼と耳に焼きついているので、郷愁のような
ものを感じます。私の住む町、東京赤羽の閉店してかなり経っている本屋さん跡の建物に谷内六郎画伯原画のタイルモザイク壁画が残っています。ただし再開発が進んでいるので、このさきこの空家はどうなってしまうんだろうと勝手に心配しているんですが、よろしかったらご覧になってください。

2010.03.14| URL| いまどき #- [編集]

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