You are not Logged in! Log in to check your messages.

Check todays hot topics

Search for Services:

Please Log in

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『こんなに使える経済学―肥満から出世まで』大竹 文雄 経済学ってけっこう心理学的?

「経済学」というとね、何やら小難しい金融政策やら市場の動きやら、そんなイメージを浮かべてしまうんですが、実はとっても身近な学問であり、心理学なんかとも似てる部分があるのだな~と教えてくれたのがこちらの一冊。

こんなに使える経済学―肥満から出世まで (ちくま新書)こんなに使える経済学―肥満から出世まで (ちくま新書)
(2008/01)
大竹 文雄

商品詳細を見る


経済学を学ぶ時に最も重要なことは、人は幸福になろうというインセンティブを持って行動しているということを理解することである。

インセンティブに基づいて行動するという点を広く解釈して、さまざまな対象に応用できるようになることこそ、経済学を学ぶ本当の意味がある。人事制度の設計にしても、教育制度の設計にしても、税制の設計にしても、都市の設計にしてもそのような人々のインセンティブを無視しては、うまく機能しない。そのような仕組みを考える上で一番有効な方法が、経済学的な思考法なのである。

この本の中では「肥満」「たばこ中毒」「貯蓄」「節約」「解雇規制」などの身近な話題を経済学の視点から考えることで経済学のエッセンスがつかめるようになる構成になっています。

経済学とは、制度や枠組み、ルールを作る時に、自分のエゴや偏った視点で決めるのではなく、より俯瞰的な視点で多くの人々が豊かになるためには?と考えていく考え方のことなんですね。

だから、それこそ一家の家計について、財布をダンナと奥さん、どっちが握るか?っていうことだって、それぞれの思惑があるにしても、よりその家庭が将来的な長いスパンで幸せになるための視点でどっちが握るか考えることも、これだって立派な経済学なんですよね。これで奥さんのほうが握ったほうがいいとなったら、こればっかりはお父さん、仕方ないんです。。。

サラリーマンは2度破産する (朝日新書)サラリーマンは2度破産する (朝日新書)
(2006/10)
藤川 太

商品詳細を見る
でも家計が苦しいからと言ってまず先にお父さんの小遣いを減らすっていう判断はよくない!とこの本に書かれていて、つまり節約しようと小遣いから減らしてしまうと、お父さんの働くモチベーションが下がって今度は収入に影響しますよ、というこれだって家計を経済学的視点から考えているんだなと。

とくれば今度の定額給付金も、個々にとって、お金をもらえる、というそのことだけ見ればいいことなんだけれども、全体の経済対策としてどうなの?って議論されているのはもちろん経済学的視点。

で、思ったんですが、この俯瞰する視点、というのは心理学にも共通するところがあって、心理学も自分の視点だけでなく、相手と自分との関わりを俯瞰する視点を持つ、というところからスタートするんです。自分の目線だけではなく、自分が相手にどういう影響を与えているか?今このコミュニケーションの流れがどの方向に向かっているか?ということを、もう一人の自分が認知して、意図しながら良い方向へコミュニケーションをとっていくという、この辺りが結構似てるのかな~と感じます。まあいわゆるメタ認知ってやつが共通点ですかね。
メタ認知が、一番前頭葉を使う

自分にとって、自分が見えている世界がどうだ、というだけじゃなくて、それが、他の人から見てどうなのかとか、他の国から見てどうなのか、他の文化から見てどうなのかということを常に問いかける  茂木健一郎

この本は私と同じく経済学に対して今まで勝手な苦手意識をもって完全に無視を決め込んできたという方には、経済学が身近に感じられ、意外とおもしろいものだな~と気づくことができる恰好の1冊じゃなかろうかと思います!

読んでみたい経済学本↓
人は意外に合理的 新しい経済学で日常生活を読み解く人は意外に合理的 新しい経済学で日常生活を読み解く
(2008/11/20)
ティム ハーフォード

商品詳細を見る


経済は感情で動く―― はじめての行動経済学経済は感情で動く―― はじめての行動経済学
(2008/04/17)
マッテオ モッテルリーニ

商品詳細を見る
スポンサーサイト

COMMENT

管理者にだけ表示を許可する

TRACKBACK

トラックバックURL:

    (copyボタンはIEのみ有効です)
« | HOME |  »
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。