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部下の余計なプライドを無くし、成長と良好な人間関係を促進させる1つのルール。


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入社1,2年たって仕事も一通り覚えて、それなりに仕事ができるようなって来た部下。しかしはたから見て、こうしたらもっとよくなるのに、という純粋に部下の発達的視点に立って注意をうながしてみるものの、その部下の余計なプライドが強過ぎたり、自分のやり方に固執しようとして、なかなか受け入れてもらえない時、ありませんか……?

こっちは別に責めているわけでもなく、怒っているわけでもなく、とにかくこうしたらいいんじゃないか、ということをまずは実行してもらいたいだけなのに、それを伝えても

「いや、違うんですよ………………………………」
「いや、これはね~………………………………」
「いや、私が思うにですね~………………………………」

と、まず口をついてくるのが自分の考えの正当性を訴える言いわけの言葉。。。いや、とりあえず、つべこべいわずやってさえくれればもっと良くなるんだから、と思ってもこんな調子だから、別に怒ってたわけじゃないんだけど、さすがにムカついてきたりとか、しますよね…?

これもう明らかに余計なプライドが部下の成長を阻害しているわけですし、それによって上司と部下、場合によってはこれから引き起こされる失敗などで職場全体の人間関係にだって影響してくるわけですよ。


そんなとき、部下のその余計なプライドを取り除いて、円滑に新しいやり方を受け入れてもらう為の方法があります。。。

それは、
■注意した時にまず口を衝いて出てくる「いや……(もしくは否定の言葉)」という、この「いや」という言葉。これが出たら即座に罰金100円というルールを課してみる。

これです。。なんだ、罰金か……、そんなの意味ないじゃん……、と思うなかれ。それなりに意図ありますよ。

部下からまず口を衝いて出てくる「いや」というこの否定の言葉は、部下にとっての「自己概念の防衛」が言葉の形になって無意識に出て来たものなんですね。

人はこの「自己概念」というものを持っていて、「自己概念」とは「自分は何者か?」という問いの答えのことです。自分の内面で形成された「自分はこんな人間だ」、「自分はこうありたい」という概念のことなんですね。

で、この「自己概念」には防衛的本能というものが強く働くのです。これがないと精神的につらいことがあっても全て受け止めてしまい、自分が揺らぎ、簡単に鬱になったりします。これを防ぐために本能として、外部から入ってくる批判や嫌な出来事など「自己概念」に反することを自分の中に取り入れないようにするための「防衛」の力が自然と働くんです。

でも「成長」というのは、本当に人との信頼関係が生まれ、「自己概念の防衛」が外れ、その中で学んでいくという意識が生まれた時に加速するわけです。

本来であれば、部下に対して「好意的関心」を持って接し、信頼関係を構築することで、これを外してあげるのが一番いいのですが、それ以上に部下のプライドが高過ぎて、思うように外れない時、とにかくまずは否定をしてしまうという悪い癖に自分で気付いてもらう、という方法なのが今回の100円ルール。

この部下に「悪い癖を意識してもらう」ということが最大のポイントです。それがスタートで、その後に、部下にとっての新しいやり方をまず実行してもらって、成功体験とフィードバックによって信頼関係を構築し「自己概念の防衛」を外すことがゴールです。

100円ぐらいであれば、ゲーム感覚で、余計な反感を買わずに、否定の言葉を発してしまうという自分の悪い癖を意識してもらうことができるでしょう。

これを始めた当初は、否定するのが癖になってるから、どんどん罰金がたまっていくんですけど、さすがに毎日「いや」って言った瞬間「はい100円」といって手を差し出していれば、1週間ぐらいたつと部下も「いっ……、…はい、わかりました…」てなるわけですよ。

ただそこで無理やりやらせてみて、それで終わりじゃ、元々部下にだって自分の意見があって、不満をもっているわけだから、形だけで済まそうとしてしまうことになってしまうので、そこから実際やってみたことへのフィードバックがものすごく重要になるんです。やってみてうまくいったら、褒めてあげればいいし、うまく行かなかった時は、何でうまくいかなかったか、またはその時に部下の意見を聞いて上手く組み合わせていくような話し合いを行うのです。

このフィードバックがないと、無理やり上司の意見だけ通して、ましてや罰金まで取られるという部下にとっては最悪の状況に追い込まれるので要注意。重要なのは部下が自分で、自分の否定の言葉が自分の成長を妨げていたんだと気づいてもらうことなので、ただ無理やり言うことを聞かせるためにこのルールを課したのでは逆効果です。

ちなみに100円は別にほんとに貰わなくったっていいんですよ。「はい、今の、ほんとは100円だからな!」と受け流したっていいですし、もしくは貰った100円はとっておいて、後で信頼関係が生まれた、と感じたらその時に返してあげたっていいわけです。

ただ大前提として気軽にこんな提案ができる最低限の部下との「人間関係」っていうのは必要ですが…。

逆に今現在部下として上司についている人。もし自分は頭では素直に上司の意見を取り入れなければと思っても、実際に注意されると自然に否定してしまう悪い癖が自分の成長を妨げていると感じている人は、必ず注意を受けた時に無意識にまず否定の言葉を発しているはずなので、それを意識して、言わないようにすることを常に念頭に置いて行動してみましょう。それだけでおもしろいように全てが上手く回りますから。

人間的に信頼できない上司であっても、社会人としてはもう何年も先輩で、自分が経験していないたくさんのことを経験しています。自分を成長させるために、その経験を自分のために疑似体験するという意味では、まずやってみる、という姿勢がなによりも大切なんですね。

ちなみに私は、自分が部下として、上司にこのルールを強制され、これを通じて自分のやり方に固執してしまう自分の悪い癖を直すことができました……。一旦このプライドが無くなれば上司からのアドバイスを成長のチャンスと素直に受け止めることが出来、全てが上手く回るようになりますし、自分が部下を持った時には、感情に邪魔されずに、冷静に部下を見ることもできるようになりますよ。
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