You are not Logged in! Log in to check your messages.

Check todays hot topics

Search for Services:

Please Log in

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

見えなくてもそこにある-『さよならのあとで』ヘンリー・スコット・ホランド

詩は、見えなくてもそこにあるものなんだ。

さよならのあとでさよならのあとで
(2012/01/27)
ヘンリー・スコット・ホランド

商品詳細を見る


普段は詩のたしなみなんて一切ないんだけど、この本はお気に入りの出版社、夏葉社さんが刊行した本だったので、出版社買いで手に取った。

一つの詩だけが綴じ込まれた一つの本。42行の詩を1ページに一行ずつ。余白をたっぷり取って、挿絵だけのページもあれば、空白のページもある。

で、詩の内容についてはあえてここでは一切語りません。それよりもこの本の在り方を語りたい。

この本を読んでて、通常の文字びっしりの本を読むときにはない自分の感受性の高まりを感じたのね。なんというか、自分の全身を覆ってる薄皮がさらに一枚薄くなったような、そんな感覚に陥った。

この感覚を客観的に捉えることができて、すごくおもしろかったんだよねぇ。ことばではない余白のところに、味わい深いなにかがこの本にはどうも潜んでるらしい。建築家のミース・ファン・デル・ローエのことば「Less is more.” (より少ないことは、より豊かなこと)」ってこういうことなんだ、って実感した。

同時に詩のおもしろさってこういうことなんだって気づいた。詩は理屈じゃない。見えないけどそこにあるものなんだ。

それぐらい、シンプルで豊饒な一冊です。

関連エントリー

本はひとつの人生で、人生は一冊の本-『レンブラントの帽子』バーナード・マラマッド

本は時空を超えてやってくる-『昔日の客』関口 良雄

夏葉社さんの本

上林暁傑作小説集『星を撒いた街』上林暁傑作小説集『星を撒いた街』
(2011/07/04)
上林暁

商品詳細を見る


昔日の客昔日の客
(2010/10)
関口 良雄

商品詳細を見る


レンブラントの帽子レンブラントの帽子
(2010/05)
マラマッド

商品詳細を見る
スポンサーサイト
スポンサーサイト
« | HOME |  »
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。