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2011年度・自分的ミュージック・オブ・ザ・イヤー!‐ 『そしてまた歌い出す』RHYMESTER

今年2011年の自分的ミュージックオブザイヤーに輝いたのはRHYMESTERの『そしてまた歌い出す』!!!

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(2011/03/02)
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今やもう 「歌ってる場合じゃない」んだそうだ 悲惨な世界前にしてあなたは問う
「歌ってる場合じゃない」世相なのかも知れんと 口ごもりただ戸惑う
確かにあの優しい旋律 かき消すほどやかましい現実
飛び交う銃声と噂話 に対してなんて無力な憂さ晴らし
要は無駄か?この歌と言葉は どうも疑いがち 利口なオトナは
だがオレに言わせりゃだから出番 大ケガ上等なバカだけが
でっかい賭けにまたいずれは勝つ もしくはその日をいつまでだって待つ
先人たちのように背筋伸ばす 古臭い悲観を全部吹き飛ばす
あなたこそ現にそうしてきたはず かつてオレを救った奇跡のヴァース
そのバトンを次の誰かに渡す チャンスを信じてまた奮い立たすから

歌ってる場合ですよ! どんな時間だってこの世に人がいる限り
歌ってる場合ですよ! あなたも止めないさきっと声続く限り

新しいシューズ 鼓膜に新しいビーツ
路上に新しいフライヤー
聴こえる 新しい 新しい音楽
新しいニュース 鼓膜に新しいペイン
心に新しいファイアー
産まれる 新しい 新しい音楽

今年の3月2日に発売されたRHYMESTERのアルバム『POP LIFE』に収録されているこの曲が今年を最も象徴する1曲となりましたー!!!

まぁはじめにまるっきり身も蓋も無いこと言っとくと、今年のテーマソングは実はハイスタの『STAY GOLD』でしたよそんなもん。決まってるじゃんそんなの。9・18の横浜スタジアムでぶちかまされた『STAY GOLD』ほど、生きててよかった~!と思えた曲もなかった。

でもまぁ一応この「自分的ミュージックオブザイヤー」ってのは、「その年にリリースされた曲」っていうくくりでやってるんで、『STAY GOLD』は99年にリリースされた曲だから対象外ってことで…。

と、言ってはみたものの、『そしてまた歌い出す』だって『STAY GOLD』に負けず劣らず自分にとってとても大切な曲になりました。それはもう間違いない。

音楽の力

3月12日。あの日の翌日。テレビはおろかラジオ・新聞・ネット…、目にするメディアの全てがあの惨状をひたすら映し出していた。東日本の海岸沿いを襲った津波の被害はまだ全容が見えず、さらに福島原発までもが爆発し、一体このまま日本はどうなってしまうんだろう…と、わき上がる不安と寒さで震えていた夜。

節電のために暖房を消して、冷え切った部屋でひざ掛けをかぶり、ただ呆然と画面を眺めて続けてたのね。画面を見れば見るほど、精神状態は病んでいくばかりなのに、どうしても目をそらすことができない…。

そんなさなか放送されたラジオ番組『ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル』。当初予定していたプログラムではなかったものの、こんな時だからこそと、できる限り音楽をかけ続けていたのがこの番組だったのよ。

ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル/放送後記 第205回(2011年3月12日)

この放送をiPhoneのradikoで聴いてたんだけど、冒頭に宇多丸さんの「人間なめんな!!」っていう第一声とともに流れ出したのがこの『そしてまた歌い出す』だったの。これがもう…、本っ当に救われた!がっつり沁みた!

冷え切った心に温かな風が吹き込むように、漆黒の闇に光がさすように、音楽が流れ込んできた、そんな感じ。自分の中で、一瞬にしてモノトーンの風景がカラフルに変わった。音楽の力ってこういうことなのか、って実感した。ある意味、本当の意味で音楽を聴いた、とか思っちゃうくらいに。そしてこのような状況の中、自分は無力な存在かもしれないけど、身の回りのものに触れて感動することだけならできる。そう感じて本当に気が楽になった。

この実感はこれから先も絶対に忘れないと思う。

歌ってる場合ですよ

ここで歌われている「歌う」っていうのは、人間の表現における営みのすべてのことなんだと解釈してます。人によっては話す、書く、描く、踊る、作る、奏でる、なんでもいいの。「自粛」とかいう同調圧力に負けずに、イメージをどんな形でもいいから感覚に伝わる・届くものに放出させる。どんな状況に陥っても人間は新しく底から湧きあがってくる何かを表現したい生き物だし、それを抑えることなんて出来ない。そりゃときには立ち止まりたい時だってある。でもしばらくすれば自然と表現したくなるのよ。そんなときは抑制せずに素直に放出すりゃあいい。それでどっかの誰かが一人でも、おっ!って思ってくれたらそれだけでもうOK!表現があるから人生は彩り豊かになるんだよ。

それに表現ってのはいつ意味をもつかわからない。表現を継続していると、時間が経って、あるとき過去の表現がものすごく強烈な意味を帯びてくることがある。この曲自体が2月にリリースされた曲だから震災前に作られた曲なんだけど、それでも震災以降により意味を増してるじゃない。だからいつだって歌ってる場合なんですよ、そんなもん。

物足りなさは自分の表現で埋める

実質アルバムの1曲目に位置する曲なので、曲単体としてエモーショナルにカタルシスを感じるような壮大な曲ではないと思う。フェイドアウトしていく終わり方等も含めてオープニングとして次につなげるイメージの強い曲なのね。だから正直、曲単体としては物足りない印象もあるかもしれない。だけどそこはもう逆に、その物足りなさを埋めるのはオマエの表現だぜ!次はオマエの番だぜ!って言われてるのだと受け取ることにしてます。

ちなみに、11月にリリースされたDJ HAZIMEのアルバム『Manhattan Records“The Exclusives”JAPANESE HIP HOP HITS Vol.2』にRhymester & Pushimのフィーチャリングで、『そして誰もが歌い出す』という『そしてまた歌い出す』のアンサーソングともいえる曲が収録されています。こちらはがっつりエモーショナルに仕上がってるので興味がある人はチェック!!

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2011年…。こんなことが起こりうるのか…?ってことが本当に起こった年…。一生忘れることなんてできないだろうね…。まだ何も終わっちゃいないけど、この一年のさまざまな場面で感じたことは今後の表現のベースになるんだと思う。まぁ、所詮無力でちっぽけな人間ではあるけれど、身の回りのものに感動して、それを表現することなら少なくともできる。それをずっと根っこにもったまま、311後を生きていきますよ。

それでは皆さんよいお年をー。

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