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1才児の発達課題のお供に-『ゆっくとすっく しあげにはみがきもういっかい』たかてら かよ

現在1才7か月の娘のお気に入り絵本ダントツ1位がこれ!最近じゃ読まない日は無い、というか一日に何回読んでんだ?ってぐらい飽きずにむさぼり読んでます。

ゆっくとすっく トイレでちっちゆっくとすっく トイレでちっち
(2010/06)
たかてら かよ

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で、この絵本改めて読むと良くできてんな~と感心させられちゃうんですよ。

ゆっくとすっくという男の子と女の子の2人の主人公がいて、動物の友達が3人出てきます。

ゆっくとすっくの課題を3人の友達はとっくにクリアしてて、当たり前のようにこなす姿を3人それぞれ見せるんです。それでゆっくとすっくもその気になってチャレンジするんですけどうまくいかない…。そこで発想の転換があって、もう一度チャレンジしてみたら今度は上手くいく!「やったー!」って言う流れ。

リピートによる高揚感→挫折→工夫→成長 ってとこでしょうか。

最初に3回同じような場面を繰り返すってのがミソで、トランスのループみたいにだんだん読んでる方も高揚感が出てくるんですよ。このフォーマットは最近出たこちらの一冊にも応用されてます。

ゆっくとすっく しあげにはみがきもういっかいゆっくとすっく しあげにはみがきもういっかい
(2011/05)
たかてら かよ

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発達課題とリンク!

で、なんで娘がこの作品をこんなに好きかっていったらね、多分「これは私の物語だ!」って思ってるんですよ。つまり排泄の感覚を徐々に掴みつつある自分とストーリーを重ね合わせてるんです。

自分の発達課題と絵本のストーリーがリンクしていて、主人公たちの成長を自分の成長のように感じられるんじゃないかと。実際この本に夢中になりだしてから、自分の意思でトイレに行くようになりましたし、もよおすという感覚もだんだんわかってきて、自律的なコントロール感覚を掴みつつあるみたい。今のところはまだ便座に座るだけで排尿に成功したわけではないんですが。

大人だって映画見たり本読んだり音楽聴いたりしてて、「これは俺のことを言ってる!」「これは俺の作品だ!」って感じて「この作品、愛おし過ぎる!」「抱きしめたい!」ってなることあるじゃないですか。自分の人生がその作品と完全にリンクしてしまう感覚というか。

そういう感覚を1才の子どもから引き出すようにちゃんとデザインされているあたりが、この作品はなかなかたいしたもんだな〜と娘と一緒にページをめくりながら実感してるわけなんです。

発達課題に挑む1才の子どもたちのお供に超オススメ!!
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『うさこちゃんときゃらめる』 十字架を背負っても目をそらさないうさこちゃん

娘への絵本の読みきかせの定番作品の一つがミッフィーこと「うさこちゃん」シリーズ。

しかし何も知らずに読んだこの『うさこちゃんときゃらめる』に予想だにしていなかった衝撃を受けてしまいました!

うさこちゃんときゃらめる(4才からのうさこちゃんの絵本セット2)うさこちゃんときゃらめる(4才からのうさこちゃんの絵本セット2)
(2009/04/01)
Dick Bruna

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うさこちゃんがお母さんと一緒に買い物へ出かけ、お店で見つけたキャラメルを出来心でくすねてきてしまいます…。つまり万引きです。そしてその罪の意識に苛まれ葛藤する、というお話しなのです。

普通に考えて子供向けのキャラクターで、特にメインキャラクターともなれば絶対にそんなことはしない、というかさせないのが暗黙の了解ですよね。やるならサブキャラクターなんかがやりそうなものなのに…。でもうさこちゃんはそうじゃないんです。

メインキャラクターが過ちを犯すからこそ、子どもにとってより印象深く刻まれるだろうし、だからこそ自分の犯した罪に苛まれるうさこちゃんの苦しみを自分のことのように想像し、受け止めるのではないでしょうか。

かわいくてほのぼのとしたお話しだけではなく、勇気を持ってあえて主役のミッフィーに十字架を背負わせた筆者のブルーナさんは、やっぱり子どもから目をそらさないんだなぁ…。

ミッフィーたちは、なぜいつも正面を向いているの?
よく「なぜ?」とたずねられるのですが、子どもたちの正直なまっすぐな目に応えようと思ったからなのです。小さな子どもたちは純真な目でストレートにこちらを見つめます。その心はとても正直です。
だから、正面向きの絵というのは、うれしいときにも悲しいときにも目をそらすことなく、読者の子どもたちと正直に対峙していたいという気持ちのあらわれなのです。

ディック・ブルーナ  ぼくのこと、ミッフィーのことディック・ブルーナ ぼくのこと、ミッフィーのこと
(2005/04/09)
ディック・ブルーナ

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最近ではあの佐藤可士和さんが影響を受けたと公言していることもあって、そのシンプルデザインに注目が集まるうさこちゃんですが、その陰に隠れているストーリーテリングの深さにも注目なんですね~。

こちらもなかなかの重さを持った作品↓
うさこちゃんのだいすきなおばあちゃん (4才からのうさこちゃんの絵本セット1) (ブルーナの絵本)うさこちゃんのだいすきなおばあちゃん (4才からのうさこちゃんの絵本セット1) (ブルーナの絵本)
(2008/09/01)
ディック ブルーナ

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『どうぶつサーカス はじまるよ』西村敏雄 不完全なサーカスの完璧なおもしろさ!

最近子どもに絵本を読み聞かせしているんですが、最近読んだなかでも特に独自で異質な魅力を放つ絵本のご紹介。

どうぶつサーカス はじまるよ (こどものとも絵本)どうぶつサーカス はじまるよ (こどものとも絵本)
(2009/11/04)
西村敏雄

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「どうぶつサーカスはじまるよ」と題されたこの一冊。内容は表紙のアザラシ君が進行を務めるどうぶつサーカスのSHOWを次々と堪能していくものです。例えばライオンの火の輪くぐりやワニの組み体操、馬のダンス、そして怪我をしたサルの代わりに観客のなかから選ばれたブタくんが見せる渾身の空中ジャンプ!

一つ一つの見世物の後に観客たちが「パチパチパチ~」と拍手を必ずしてくれるので、読み手も子どもも一緒に拍手しながら加速度的にどうぶつサーカスの世界にのめり込んでいってしまいます!

と、別に内容だけ言えばどうってことない作品だと思うんですが、これがまたなんとも言えない独特のシュールな味わいを湛えているんです。

例えばヘタうまなタッチの絵がおとぼけすぎて良いんですよ~。火の輪くぐりでジャンプしているライオンや、観客のなかから選ばれて無茶振りされたブタ君の空中ジャンプの際の表情の無表情さ…。笑いますよ…。それにライオン君、たて髪が少しチリチリになっちゃってるし。ブタ君も「そりゃー、おかあさ~ん」とか言いながら飛んでるし…普通ならシリアスになるような場面でも、どこかすっとぼけていているんですね。

そして読み終えて裏表紙を閉じたそこには、次の街まで移動するサーカス団のバスにちゃっかり乗り込んでいるブタ君が!

ここで考えられるのは3通り
①ブタ君はもともとサーカス団の一員であり、観客から選ばれたのは盛り上げるための演出であった
②ブタ君が成功体験に気をよくして自らサーカス団に入ってしまった
③ブタ君のこの講演での土壇場の活躍に、サーカス団側からぜひウチの一員になってくれと入団をオファーした
いずれにしても子どもにとって、本を閉じてからも想像のなかで物語は進んでいくような、小憎い構成になっています。

こんな感じで、完璧な演技をしなくてはならないサーカスという見世物なのに、どのページにも不完全さというかつっこみどころのようなもの、つまり“ほつれ”が確実にあるんですね。その“ほつれ”自体のシュールな面白さと、“ほつれ”をあえて入れ込んでる作り手の頭の良さを感じてちょっと怖くなるぐらいなんです。

これ読んでると、可笑しいとも違うし、面白いとも違うし、楽しいとも違う、なんだか上手く言語化できない意識下の微妙な心の動き・感触が感じられてしまうんですよ。微妙すぎてイマイチかっちり当てはまる言葉がみつからないんですけど。

ただ、なんかこの本好きなんだよな~ってことだけはハッキリと自覚できます。まぁこんなこと言いながら思索にふけるのは大人の勝手で、子どもは純粋に読んでいて楽しいかどうか、なんですけどね。とにかくおススメの絵本です!


どうぶつサーカス はじまるよ (こどものとも絵本)どうぶつサーカス はじまるよ (こどものとも絵本)
(2009/11/04)
西村敏雄

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もりのおふろ (幼児絵本シリーズ)もりのおふろ (幼児絵本シリーズ)
(2008/03/10)
西村 敏雄

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もじもじさんのことば劇場 オノマトペの巻もじもじさんのことば劇場 オノマトペの巻
(2010/05/12)
西村 敏雄

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