ですが今回、映画「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」での初のマイケル体験がもうとんでもなさ過ぎたので、ならばドラッカー体験も!と手に取ったのが本書です。
そして、ドラッカー体験もやっぱり凄かった!ずっと捜し求めていた水脈を、遂に掘り当てたような歓喜の訪れです!
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ドラッカーの著書の翻訳を長年手がけてきた上田惇生さんが、これまでのドラッカーの数々の作品を総俯瞰し、エッセンスを抽出した一冊。ドラッカーといえばこの人!!というぐらいセットで語られる人物ですね。
本書を読んで最も興味深かったのは、ドラッカーが言っていること自体もさることながら、むしろそれを言うに至るドラッカーの認知過程を「ドラッカーは社会生態学者だ!」と評したところにあります。
ドラッカーが言及する事象は社会、政治、行政、経済、統計、経営、国際関係、アメリカ、ヨーロッパ、日本、宗教、歴史、哲学、倫理、文学、美術、教育、自己実現などありとあらゆる分野にまたがります。生態学は、生命体を見るように全体から事物を把握する。本来生態学とは見ることを指す。それは見て伝える体系である。(中略)それだけではない。生態学者は変化を見る。その変化が物事を変える本当の変化かどうかを見極める。その変化を機会に変える道を見つける。
これは、社会において起きる一つの事象はありとあらゆる分野の事象が複雑に関連しあい幾重にも折り重ねられながら生み出されるとして、全体を捉えることを徹底する生態学者のように社会を見たドラッカーたる所以です。
よく一つの分野を掘り下げるのでなく、どうも興味がいろんな分野に拡散していってしまう人、いません?
でも、それでいいんです。ドラッカーがそうだから。おそらく無意識に自分の生きている世界を、あらゆる分野全体をひとつのものとして収斂させて捉えようとしているからこそどうしても起きる自然な傾向なのでしょう。
もっといえば、ドラッカーの言っていることはあらゆることに例えられるってことなんです。人は皆、志向性が違うけれども、ドラッカーに触れると誰もが「これはオレのことを言っているっ…!」って思える。。
筆者なんてあとがきで
って言っちゃってるし…。本書は30年を越える付き合いの翻訳者が入門書としてまとめようとしたものである。
ところが、やはりドラッカーはドラッカーだった。客観的なドラッカー入門などありえなかった。出来上がったものは、ドラッカーが、それぞれのドラッカーであることをこれほどまでに明らかにするものはないと思わせるような、入門と称するにはあまりに主観的なものとなった。
絶え間なく変化する世界を捉えようと、全体を見て、普遍を掴もうとするのではなく、現在進行形として伝えるからこそ、むしろ逆説的にそれが普遍になるというプロセスが全てここに記されています。
やっぱりとんでもないですドラッカー!!!理論は体系化する。だが創造することはほとんどない。体系化とは整理分類することである。しかし社会は大きく変わっていく。社会科学のパラダイムは変化してやまない。加速度的に変化していく。
社会生態学は、部分の因果ではなく、総体としての形態を扱う。全体を見る。全体は部分の集合よりも大きいとは限らない。しかし部分の集合ではない。それは命あるものである。
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既に劇場体験を済ませた周囲の人間の大評判を聞き、また今週のシネマハスラーのお題作品でもあるので、それならば観るしかない!と劇場へ足を運んだ次第。
これまでマイケル・ジャクソンとは無縁の日々を送ってきて、しいていえばディズニーランドの「キャプテンEO」と「とんねるずのみなさんのかげです」のパロディコントだけが数少ないマイケル体験。なので今回初めてといっていい「本物のマイケル体験」を有したのでありました。

でね、もう一言で言ったら、土下座しながら「参りました」ってことです。もうひれ伏す以外にありません。この感動しばらくやみそうにないぐらい、細胞一個一個に宿ってしまった感覚です。。。
だってとてつもないんですもんこの映画。マイケルが亡くなる直近の姿を捉えたドキュメンタリーであると同時に、封切られることのなかったラスト・カーテンコールを蘇らせ、まさに今ここに生きているかのようなLive体験を与えてくれます。
と同時に、世界中のダンサー・音楽家のあこがれであり目標であったマイケルの偉大さと、自身のダンス・音楽の才能の途方も無さ、プロのエンターテイナーとしてのサービス精神と徹底振り、そして何より子供のような純粋な心を持った“一人の人間”であったという確証。
これらのすべてが渾然一体となって迫ってくる映画。気持ちの高ぶり、ポジティブという概念の嵐。もうこれ以上ない最上級のエンターテイメントですよ。。
どうしてこんなにとてつもないんだこの映画?って考えていくと、演出とか編集うんぬんとかじゃなくて、結局マイケルジャクソンという男がこれらを体現してきたとてつもないアーティストであったから、ってことに行き着くわけです。必然的にこうなったとしか言えないゆるぎない説得力。
これまでマイケルに対して持っていたちょっとした偏見、なんとなく実体の無い虚構のような存在感。。。それらのすべてがクリアになって「実体のある人間・マイケルジャクソン」がbeatとして刻み込まれます。
同じ映画を二度続けて観たいと思ったことはほぼ無いんですけど、これはマジでもう一回観たい!
とてつもないモン魅せられたなぁ。。。しばらくマイケル漬けの日々になることは間違いないです。
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開演時間ちょうどにキム兄が登場し、まずは一人でさわりのトークを。その後ヒロトさんが呼び込まれ会場は大声援!Tシャツに革ジャンでタイトなパンツにハットといういでたち。
いや〜やっぱりいつ見ても、ほそい!!そのせいなのかやたらと手がおっきく見えて、なんとなくマイケル・ジャクソンを連想。。。マイケルも細くて手がムチャクチャおっきいですもんね。もちろん実物をみたことはありませんが…。KING OF POPと永遠のロックンロー小僧。どちらもそれぞれの分野で神格化された人物だと思うんですけど、もはやそこまでいくとなんか見た目にも共通した特徴が表れてくるのかな…と一瞬考えてみたりする…。
で、トークは大きなパネルにあらかじめヒロトさんが用意していた30〜40ぐらいのお題のワードがずらっと並べてあり、その中から流れに任せてお題を選んでトーク、というもの。
話されたお題は「豆」から始まり「アグネス・ラム」、「給食」、「矢沢永吉」、「NBA」、「山本リンダ」、「クリーニング屋」、「いなかっぺ大将」、「マナティ」、そして「ザ・クロマニヨンズ」など。
クロマニヨンズのお題のときは、永ちゃんの話やデーモン小暮閣下の秘話で費やし、ほとんど自分のバンドのことは話さず…。というようなユルい雰囲気で大爆笑もおこりつつ、ヒロトさんらしい斬新な発想とくだらないけど可笑しい話を堪能できました。
一個だけ、すごくヒロトさんらしいな〜という話があったので書いておきます。
「給食」の話題のときに、ヒロトさんが「ビールが美味く感じるようになったのいつ?」と問いかけました。二人とも20代後半だか、それぐらいに自然と美味く感じるようになったようです。
ヒロトさんいわく「小さい頃無理矢理飲まされて、こんな飲み物マズイ……って思ってたのに、いつのまにかビールは甘いとか辛いとか苦いとか、そういう“味”じゃなくて、なんかだかわかんないけど“ウマイっ”と思うようになった」そして…
「そういう“苦痛”がある日突然“喜び”に変わることがある。これってほかのことにもあると思う。朝起きてから夜寝るまで、このビールの話しのようにほかのことが楽しくなったらいいなと思って日々生きている」って語ったんです。
これ、すごく深い話じゃないですか!?歳を重ねることは、こうやって苦痛が喜びに変わる瞬間を発見することなんじゃなかろうかと。そしてその発見こそが人生におけるとても大切なものが凝縮された何かだ!と感じたんです。この言葉をヒロトさんの口から聞けただけで今日はきてよかった!ってマジで思いました。人生に無駄なことなんてないんです。。。
なんとなく『うめえなもう』↓
こんな感じであっというまの1時間45分。ライブで見せるロックンロールの衝動そのものの塊と化すヒロトさんとは違った、人間性というか人間臭さ?!が伝わってくるトークイベントで、ますますヒロトさんの渋さに感化される次第でありました。
でも結局話されなったお題の中には「ジョー・ストラマー」とか気になるものがまだあったのに…。まぁキム兄がたぶん知らなかっただろうから仕方ないっちゃ仕方ないんですが…。話し、まだまだ聞きたかった。。。
我らがザ・クロマニヨンズのNEWアルバム↓
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もう1ヵ月半も前のことですが、2009年9月11日、NBAのスーパースター、マイケル・ジョーダンの殿堂入りセレモニーが行われました。
確か殿堂入りは引退してから5年以上経った人が対象だったはず。20代半ばの全盛期バリバリの頃からずっと観てきたので、そんなに時が経ったのか…と感慨深い思いにふけってしまったのでした…。
以前殿堂入りについて聞かれた際に
「殿堂入りしてしまったら自らNBA復帰の扉を閉めてしまうことになるから殿堂入りは先でいい」
なんてことを答えていて、常に限界を認めないマイケルらしさが詰まったコメントだなと微笑ましく思ったのを記憶しています。
今回こうして殿堂入りが認められセレモニーが催されることで、遂にマイケルも頑なに拒んできた「常に開かれている可能性の扉」を閉めざるおえなくなったのだと、時を重ねる中でいつしかマイケルも現実との折り合いをつけざるおえなくなったのだと、勝手に考えていました。
しかしマイケルはやっぱりマイケルのままでした。セレモニーのスピーチの締めくくりの言葉。
One day, you might look up and see me playing the game at 50. Don't laugh. Never say never,
そのうち、皆さんは私が50歳でバスケットボールをしている姿を見ることになるかもしれません。笑わないでください。絶対ないとは決して言いません。
because limits, like fears, are often just an illusion.
何しろ、多くの場合、限界も、恐怖と同じように幻想に過ぎないのですから
限界は幻想に過ぎない…。
誰もがムリだと思うことでも、むしろムリだと思うことだから挑戦する!というマイケルの飽くなき闘争心は、少しだけふっくらとしたように見える今でも燃え盛っていて、やっぱりマイケルだなと無性に胸が熱くなったのでした…。
マイケルなら本当に50歳になって復帰し、世界中を驚かせるかも!?と、リアルに思わせてくれるところが常人離れしたバスケットボールの神、マイケルジョーダンたる所以なのでしょう。
ちなみにスピーチは全部で「23」分間…。ほら…、心にく過ぎですね…。
動画↓
ピッペンやクーコッチ、バークレーなど90年代のNBA好きにはタマラナイ顔もチラホラ見えます!
超絶プレー集↓
そのまとめエントリー1〜4回目に続き今回はいよいよラストの5回目です。
今回の放送では【取材】について語られました。ポッドキャストはこちらから。
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10月14日に発売されたこの曲はライムスター史上最も好調な売れ行きだそうです!
【取材】
・先週のところまでで、作り手が用意する素材はすべて揃いましたと!その後に控えているのが取材!
・ここでメールでリスナーからの質問。
Q.取材を受ける際、出演料はあるのか?
A.モノによる。場合による。ラジオに出演してトークする、とかであればほぼノーギャラ。スタジオライブとかのおまけなんかがあるとそれによってギャラが発生することもある。
ただもし取材をするときはお金の話は最初にしておくこと!とのこと
・取材をしていると言うべきことは数を重ねるごとに固まっていく。ある程度は言うことを考えておくのだが、大体効かれるのは同じことをなので…数を重ねるごとに何が言いたいかわかっていく。
・ポイントはテレビのコメント撮り。「カウントダウンTVをご覧の皆様こんばんわ!ライムスターです!」っていうアレ。アレをものすごい数撮らされる…。同じことを何回も何回もやらされるので、目が死んでいくし腹がたってメンバーが険悪なムードになってくる。それを避けるために、1箇所ふざけというか何らかのネタを仕込んでおくといい。一ネタ入れるだけで目が死んでくことを避けることができる。
・あとは販促グッズにサインを入れる機会が増えてくる。サインはものすごい数をかかされるのでできるだけ手のかからないモノがいい。ちないに宇多丸さんのサインは結構複雑なため完全に失敗している…後悔している…とのこと。
ということで5週にわたって語られた『ライムスター新曲「ONCE AGAIN」のできるまで』。なにやら好評だったようで次回アルバムリリース時には同様にまた製作の裏側について話してくれるそうです!そちらも楽しみですね。
それにしてもアーティスト自らが作品の製作の裏側についてここまで語ってくれるのはなかなかないことで非常に興味深い企画でした。とくに最初のアイデアだしからテーマを歌詞に反映させていくくだりなどは、内側にあるイメージや感覚をなんとなくアウトプットするのではなく、意図を持たせて受け手に伝わるように明確に形していくこと面白さが凝縮されています。宇多丸さんだけで作ったものでは無いにしても、普段このラジオで発揮される映画批評などのエンターテイメントの構造を解き明かす宇多丸さんの視点と意図、日々のインプットの積み重ねがストレートに取り込まれているのがはっきりわかります。Hi-STANDARD×URTRA BRAIN難波さんのブログをはじめ各方面で絶賛されているこの曲ですが、人の胸を打つのもこうして目に見えないパッションと冷静なまでの意図が絡み合って、ヒップホップというよりも「総合芸術」といえるぐらいまでに昇華されているからなのだと思われ。。
しつこいですが今こそ必聴の一曲です!!!
『ライムスター新曲「ONCE AGAIN」のできるまで』Vol.1 テーマ・トラック・アートワーク
『ライムスター新曲「ONCE AGAIN」のできるまで』Vol.2 作詞
『ライムスター新曲「ONCE AGAIN」のできるまで』Vol.3 アートワーク(ジャケット写真)
『ライムスター新曲「ONCE AGAIN」のできるまで』Vol.4 PV




















