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【Hi-STANDARD THE GIFT TOUR 2017 FINAL @さいたまスーパーアリーナ】今が一番楽しい!

もうだいぶ時間が経っちゃったけど先日行われた我らがHi-STANDARDのTHE GIFT TOUR 2017 FINAL@さいたまスーパーアリーナに行ってきた!

これまで見ることができたハイスタのライブは、全てAIR JAMとか尽未来際~尽未来祭のようなイベント、もしくはNOFXのジャパンツアーの前座とかばっかりでハイスタの単独公演は今回が初めてだったんだよね。結果2時間半もハイスタちゃんを堪能できて贅沢な時間を過ごし、文句なしに特別な夜になりました。余韻がまだまだがっつり残ってるのですんごい久々にブログとか立ち上げてぶちまけちゃうわ!

マキシマムザホルモン

まずはオープニングアクトのマキシマムザホルモン!

初っ端は『握れっっっっっっっっ‼』!今年5月にナヲちゃんの産休明け久々のツアーだった耳噛じる真打ちTOURの東京公演を見たんだけど、そっから色んなフェスに出たり南米ツアーなんかに出たりしてるからか、『耳噛じる 真打』の曲がまた一段とソリッドになってる!耳噛じる真打TOURから導入された須田製麺のお立ち台もすっかり板についてるしwハイスタのツアーファイナルに相応しい安定感。というかラスボス感。

大型スクリーンに映し出されるナヲちゃんの表情は過剰にキラッキラしてるし亮くんの眼はいつも以上にヤバい!今日のこのステージへの意気込みがビシバシ伝わってくる!『F』は途中で演奏をストップさせフリーザのセリフが挟み込まれるスペシャルバージョン!復活してからのこの半年間でまた進化してるぞ!

ここでダイスケはんが20年前からのハイスタへの思い、今日という日をどれだけ特別に思って過ごしてきたかを真摯に話した後、97年のANGRY FIST TOURの時にツネちゃんとナヲちゃん撮ったスリーショット写真を大型スクリーンで公開!3人とも若い!というか、初々しさ全開!もちろん場内爆笑!そのあとも昔買ったハイスタTシャツを見せて「お前らもハイスタ好きかもしんねぇけど、俺の方が好きだかんなぁ!」w ナヲちゃんも乗っかってきて「おれのほうが好きだかんなぁ!」wっていうどっちがハイスタをより好きかのどうでもいい醜い争いw

このくだりからの『ロック番狂わせ』~『ロッキンポ殺し』と『パトカー燃やす』を挟みつつの『セフィーロ・レディオ・カムバック~青春最下位』の流れにメチャクチャ唸る。この20年彼らがずっと絶やさなかった先達への純粋な憧憬と、同時に忸怩たる思いもしてきただろうその怨念(なんせAIR JAMと同日にAIR JAM殺しってイベントやってぐらいだからねw)、ハイスタ不在の2000年代のラウドミュージック界隈を牽引してきた自負なんかも含めて、今日という千載一遇のチャンスにすべてまとめて突き出してきやがった!これはもう彼らにとって必然的な選曲であり、その想いがとにかくエモい。

ここでまたダイスケはんのMC。20年前、ハイスタのライブ終わりに出待ちして
「ツネ!なんかくれ!」
って頼み込んだら
「クラブチッタ公演の後待っててくれたらなんかあげるよ」
と言われて、約束通りクラブチッタ行ってライブ終わりに2時間待ってたのにツネ現れず、という、登場人物どっちも身勝手なw愛憎入り混じったエピソードを披露。
「ハイスタンダードwithoutツネ」wに感謝を伝えてからラストは『恋のスペルマ』!ほんと超楽しい!

Hi-STANDARD

お決まりのSE『Go For It』が流れる中、いよいよ本日の主役、ハイスタの3人がステージに登場。

難波くん「一つだけ言わせてくれ。ギフトってのはハイスタからみんなへのギフトって意味じゃないんだ。俺たち3人がハイスタをやれてることが、この奇跡が俺たちに3人にとって授かったギフトなんだ!」
からの一発目『The Gift』!続いて『Growing Up』最高!『All Generations』はアウトロの健くんのギターが最高潮にメロウ!のっけからメッセージ性の強い新旧のアッパーチューンの連打に早速持っていかれる。

場内の昂奮度合いがものすごくてハイスタも昂ぶってんのか
健くん「何ズラぁ?お前ら何ズラよぉぉぉ?」
難波くん「何ズラって何よ (笑)」
健くん「お前らいったい何しに来たズラぁ?(猛爆)」
みたいな完全にヤバイやつ感全開のカオスなやりとり!

E.YAZAWAパロディデザインのハイスタタオルに交じって、本物のE.YAZAWAタオルを掲げていた人がいたらしく
難波くん「ヤザワじゃね?ハイスタかと思いきやヤザワがいるよ」
と突っ込むなりすかさず健くん『アイラブユーOK』を熱唱w
うははは超楽しい!

『Dear My Friend』、ツネちゃんのドラミングがむちゃくちゃエグイ!特にバスドラのパワーアップ感半端なくて曲全体の力強さがこれまでとは段違い!同じ人が演奏しててもこんなにも楽曲って進化するのかって心底実感したわ!

続いて『Hello My Jonior』!この曲、ゾクゾク感がものすごい!フロント二人のハモリの気持ちよさが際立って聴こえてきてやっぱり音源で聴くより何倍も魅力が増す!

健くん「難ちゃんのMCは『マジでぇ』『ほんとにぃ』しか言わないんだけど、それがまたいいんだよな。最近のバンドはどいつもこいつもMCで心つかむのがうまくなっちゃっててさ、そんなもん、曲で勝負しろっつーの!」
っていう毒っ気も放り込んでくる!でもちゃんと、
健くん「MCで泣かすバンドもいるしな!それってKen Bandか!」
って落とす。こういうバランス感覚サスガだよなぁ。
難波くん「ほんと健くんはMCうまいもんなぁ」
健くん「いや、難ちゃんそこはフォローしてよ!ちゃんと健くん音で心掴んでるよって言ってくんないと(猛爆)」
ってやりとりに爆笑!

健くん「俺のカウントから始める曲やるわ。なんの曲かわかったかな?」
からの始まったのは『Glory』!「だぁなななぁなぁ~」のところ超気持ちイイ!!

ここでツネちゃんのドラムソロ。たたきながらマイクで
「みんな~、ちょっとぜひいっしょにやってもらいたいことあるんですけどいいですかぁ~?本当は5年前にやりたかったやつなんですけど」
「サッカー観ます?日本代表の試合でサポーターが応援するときに歌うオー、二イッポン~!ってやつ、歌ってもらっていいですかぁ?」
と突然の提案。場内がバモス日本コールで応えるとそれに合わせてドラミング。そこに難波くんのベース、健くんのギターが重なっていき最後はハイスタPunkバージョンに進化!超楽しい~!超気持ちイイ~!
難波くん「ツネちゃん聞いてないよ~」w
健くん「4年前にやりたかったって、それAIR JAM2012でしょ?なんでその時やんなかったのよ~?」w

『Nothing』最高。さいたまスーパーアリーナみたいな巨大空間と極上にメロウなこの曲ってすんごいマッチしてて交響感が増幅される。こーいう化学反応が起きたりもするのかと、暴れるよりもむしろ聴き入ってしまった。

でね、こっから健くんがギターソロで暴れまわりつつ、そのまま『Pacific Sun』になだれ込むんだが、ちょっと待ってくれこの曲とんでもなくヤバくないか?一音一音ギラギラしてて凶暴で危険なにおいがプンプンしてんのにサーフミュージック特有の軽快なテケテケギターの気持ちよさもあり、ちょっとあり得ないバランスで成り立ってるよね。こんなもん、余裕でサーフミュージックのド定番曲でビーチボーイズも演ってた『Misirlou』(映画『パルプ・フィクション』で有名なやつね)を凌駕しちゃってるでしょ。終いにゃウィルコジョンソンばりのマシンガン・ギター炸裂。はい今夜ロックンロールに殺されました(クロマニヨンズの曲ね)。

で、さらに次は『California Dreamin』!この流れに完全にやられる。このターンは間違いなく健くんのルーツのひとつであるサーフミュージック、ウェストコートロック・ポップスへのオマージュを意図した流れでしょう。ソロの時とは違う、リミッターを外したハイスタのギタリスト横山健の圧倒的な殺傷力にぶちのめされました。

難波くん「昨日と今日はアレらしいぜ。ふたご座流星群!」
場内みんなスマホライトを照らし、マジでたくさん星が煌めいてるような眺めのなかでの『Starry Night』。健くんとツネちゃん全力のロングコーラス!

健くん「俺も一曲歌わしてもらうわ~」!
からの『Lovin You』!ファルセットボイス熱唱で、ラストのワンフレーズは今日イチ声出てました!

でね、ここから続いた『ANGRY FIST』からの珠玉の2曲、『The Sound Of Secret Minds』『Stop The Time』連打にワタクシただただ感涙。ぶっちゃけこの2曲を生で聴けただけで、もう我が人生に悔いなしって勢い。尋常じゃなく狂喜乱舞したんで隣の人とかに超ウゼェって思われたに違いない。『The Sound Of Secret Minds』は高校生の時から今でもず~っと自分のテーマソング。死ぬとき1曲だけあの世に持ってっていいって言われたらこの曲かもって本気で思ってる。健くんがメインボーカルで、サビで難波くんにつなぐ構成も、健くんがやりたいと進言したらしいけど、「自分の心の音に耳を澄まして、本当にやりたいことをやれ!」っていうこの曲のあり方そのものじゃないかって胸が熱くなったよ(涙)

『Stop The Time』ももうどんだけこの泣きの哀愁サウンドに青春詰まってんだってハナシで。メロディからハモリからギターソロから、何から何まで最高すぎて、この2曲の連打、完全にエモ死んだよね。

難波くん「俺はヘボかったからせめて前歯だけでも金歯にしたんだよ!最近やっと輝けてきたかな?」なんて自嘲気味に話す。いやいやTYUNKの『NEO PUNK』は名盤!いつだってアンタは輝いてたから!なんて思ってたら始まった『Stay Gold』!もうさ、「Punk Rock= Stay Gold」っていう定義にしちゃっていいんじゃないかって思うほどの圧倒的な説得力!

ハイスタ×カノン進行という今までありそうでなかった鉄板の構成かつみんなでシンガロング必至のコール付きでアガらないわけがない『Free』!アルバム聴いて最もこの曲がライブで聴いてみたいと思ってた曲でした。ほんとこの曲好き!マジで腹から声出してオーオー歌ったっつーの!超楽しい!ま、
健くん「ここの一つ前にやった下北沢シェルターの250人のお客さんの方がよっぽど声出てたぜ。もう一回やるけど、次もそんくらいの声だったら即このLIVEは終了です」
って部活の顧問の先生ばりに皆して怒られたけどねw

序盤でも「お前らそんなもんかよ。地蔵かよ」って煽ってたけど、そーいうのってバンド側に充実感や音で圧倒できてるって自覚がなきゃできないことであって、こういうの一つとってもいま目の前にいるハイスタがいかに無双状態なのかってことを物語ってるよなぁ。

『Maximum Overdrive』、冒頭の難波くんからのジャンプ煽りでビョンビョン飛んだら隣の人の足踏んじゃった。ごめん!

本編ラストの『Brand New Sunset』。ラストのギターはいつだって感動的に鳴り響く。そしてAIR JAM2011のラストを思い出す…。


アンコールで再びステージに戻ってきた健くんの頭にはハイスタキャップ(この背景についてはここで詳しく書いても野暮ったいので省略)。それと難波くんが初っ端からピザT着てたのもちろん気づいてたけど、これについて難波くん自ら言及
難波くん「ハイスタはやっぱピザなのよ。ハイスタやってなかった時に健くんがずっとピザを守ってくれてたからこうして今ハイスタがやれてるんだ。だから感謝の意味で今日着てきた。」
健くん「あれ、始まる前にトイレで会ってわかってたからよかったけど、ステージ上で最初に見たら、もんげーーーーー!だよなw」
なんてやりとり。終いにゃ
難波くん「気持ち悪いって思うかも知んないけど、俺たち超仲良いからw」
うん、まぁ色々言うのは野暮だから言わんけど、こんなやり取りが見られるようになって本当に良かったなぁと思わずにはいられないわけです。

『Another Starting Line』、ライブで初めて聴いたけどすんげぇジワジワくる!決して場内ダイバー続出のもみくちゃ状態!みたいになるわけではないんだけど、例えるならかってバッキバッキでブッリブリなファンクネスをウリにしてたレッチリが、2000年頃から叙情的な枯れた味わいの曲が増えてきたんだけど、その楽曲のエッセンスにはファンクネスが息づいてたのと同じように、この曲もファストな曲以上に音の一つ一つにパンクロックのエッセンスが濃厚に脈付いてて、一音一音が重厚かつパンキッシュな質感を伴ってこちらに届いてくる。

『Teenagers Are All Assholes』、冒頭のデンデケリズムに健くんが『TROOPER』(のように聴こえたけど全然違うかもしれない)のリフを即興マッシュアップ!過去最高にアガる入り方!

12月のこの時期だからきっと演ってくれるだろうと思ってた『Happy Xmas(WarIsOver)』、LIVEで初めて聴けた!
健くん「さっきのアレ、もう一回やってくれるかい?」
と促すと、場内またもスマホライトで煌びやかな光景に。

続いて
難波くん「愛さずにはいられない、だな。」
と呟いて始まった『Can’t Help Falling In Love』!このカバー曲2曲はさ、ロック・クラシックであり、ラブ&ピースであり、それをハイスタが現代につなぐという、もはや何が言いたいのか自分でもよくわかんないんだけど、「普遍」ってつまりこういうことなんじゃねぇか、なんて感じながら最高潮に優しい気持ちになって聴いた。

ラストは『Mosh Under The Rainbow』!場内客電が全て点けられて全てのオーディエンスとステージ上の3人がフラットに、それぞれが自由にこの曲に想いや感情をのせて、一つになって大団円。

こうして幕を閉じたハイスタのTHE GIFT TOUR。と言いたいところだが…、オレにはわかってた。確信してました。この後3人がすぐまた戻ってくるであろうことを!なぜなら、事前にツアー公式HPのライブレポート読み込んでて大阪公演2日目に、終演後サプライズでダブルアンコールやったことを抜け目なく把握してたから!

ゾロゾロと湯気が立ってるキッズたちが帰路につく中、その場にひとり残ってステージを見つめていると、颯爽と3人がまたステージに舞い戻る。やっぱりキター!

その瞬間場内は帰りかけてたキッズたちが一目散にステージ前に駆け出すわ、驚きの歓声が上がるわで再度カオスな状況に。前にこの光景どこかでも味わったことあるなぁ、と考えたら2年前の尽未来際~尽未来祭でSUPER STUPIDがサプライズで一夜限りの復活を果たした時だった!あん時もこんな感じだったなぁ!

『My Heart Feel So Free』続いて『Turning Back』!「オレたちは自由なんだ!」「また戻ってくる!」というメッセージを楽曲でバーンと叩きつけて、MCなんてものは一切せずに嵐のように去っていったハイスタ。なんだかもう全てのストーリーが完璧すぎて、そしてその余韻が凄すぎて終演後は何も考えられずむしろヘラヘラ笑っちゃうっていう。。

1.The Gift
2.Growing Up
3.All Generations
4.Summer Of Love
5.I Know You Love Me
6.Dear My Friend
7.Hello My Junior
8.Glory
9.Close To Me
10.Pink Panther Theme
11.Nothing
12.Going Crazy
13.We’re All Grown Up
14.Pacific Sun
15.California Dreamin'
16.Fighting Fists,Angry Soul
17.Starry Night
18.The Sound Of Secret Minds
19.Stop The Time
20.Stay Gold
21.Free
22.Maximum Overdrive
23.Brand New Sunset
------
24.Another Starting Line
25.Teenagers Are All Assholes
26.Happy Xmas (War Is Over)
27.Can't Help Falling In Love
28.Mosh Under The Rainbow
------
29.My Heart Feels So Free
30.Turning Back

単独公演超楽しい!

冒頭に書いたように、これまで見ることができたハイスタのライブは、全てフェスやNOFXのジャパンツアーの前座とかばかりで、ハイスタの単独公演を見ることができたのは今回が初めてでした。

「ハイスタをできるだけたくさんの人に見せたい」という意図のもと、ライブハウスだけでなくアリーナ公演も組み込んだ本ツアー。その配慮のおかげでこうして運良くチケットがゲットできて、ハイスタの単独公演を初めて見られたことは本当に感謝しかない。

90年代のライブハウスにこだわって活動していたあの時のアティテュードはすげぇハイスタらしかったけど、それとは裏腹にやっぱりチケットは全く取れない。まぁ、あの時はライブのチケット取るっていったらプレイガイドに前日から並ぶか、発売当日の発売開始時間に電話しまくるかしか方法がなく、当時高校生で部活をそこそこ真面目にやってた自分にはそこまでやるのが難しかったという要因もあるんだけど。

ようやくこの歳になってハイスタの単独公演をアリーナ会場で初体験してみて、やっぱりこんなに贅沢なことってねぇなとつくづく思った。単純にボリュームが違う!たくさん曲をやってくれて、ハイスタが紡ぎ出す奇跡的な時間を堪能しまくれる。

ライブハウスじゃなくても、アリーナクラスの場をライブハウスにしちまえばいいじゃないかという発想によって、ハイスタを待ち望んでる大勢が素晴らしい時間を過ごせる。実際アリーナクラスだろうが、ハイスタの存在感が薄れるかっつったら全くそんなことはないどころか、上で色々書いたようにアリーナだからこそ良さが際立ったところがたくさんあった。これからもアリーナ公演ドンドンやってほしいっす!

大型ビジョン超楽しい!

アリーナ会場だからこその良さの一つとして印象的だったのは大型ビジョンの使い方!すげぇな~ってずっと感心してたよ。

例えばさ、ホルモンからハイスタへの転換時に、スクリーンに会場内のオーディエンスをアップで映すんだけど、そのカメラワークがGOOD JOOBすぎた!例えば人によっては映っててもノーリアクションだったりするの。それで映像が諦めて別の人に切り替わろうとする瞬間、それまで映ってた人が気づいてカメラに向かってリアクションしだしたりすると、やっぱり映像を切り替えずにもうしばらく映してあげたりとかさ。子供とかファミリーを中心に映するし、かと思えば何かしらツッコミどころありそうな人をちゃんとチョイスして笑顔を誘ったり。

あとハイスタのステージ中にツネちゃんからホルモンのダイスケはんにドラムスティックが手渡されるという、ダイスケはんの20年来の執念がようやく実るというくだりがあったんだけど、ステージ下でLIVE見てたナヲちゃんがセキュリティに
「あいつはなんかもらってんのに、私には何もないのかよ」
ってジェスチャーしてるというメンドくささ全開の茶番をちゃんと拾ってて映したり。その後のダイスケはんの茶番に対して健くんが
「コイツ頭おかしいわ」
ってジェスチャーしてる様子とかもバッチリ抑えてて、細かいニュアンスも全部理解できて、この茶番漏れなく笑えました!ホントカメラワーク担当GOOD JOBです!

それにホルモンのステージではビジョンに曲のビジュアルイメージや歌詞を映しだす演出がされてたり、ハイスタのステージでも同じように歌詞を出したり、ただ単に3人を映すだけでなく画面のモノクロ加工や、ヒビ割れ・砂嵐っぽい加工を施して、映ってるものはリアルタイムなのに、あたかも演奏してる曲のMVがその場で創造されてもいるような不思議な感覚が面白く新鮮だった。

こんな感じで大型ビジョンの使い方一つとっても工夫がされてて、パンクロックショウの最高峰って感じで、これまで見たハイスタのライブの中でもとりわけエンターテイメントとして洗練されていたと感じたんだよね。

今が一番楽しい!

そんな感じで長々と書いてきたように(難波くんと同じで「マジで」、「ホントに」しか言ってないんだけどw)とにかく特別な夜だった。でもね、実はライブ前から待ちに待ってようやくこの日を迎えたっていう感覚はあんまりなくて、身もふたもないこと言っちゃうと、むしろ仕事の予定の一つ、プライベートの予定の一つ、例えば子供のクリスマス会とか、割と日常の予定とフラットな感覚のままスーパーアリーナに到着したの。

で、それはもちろんハイスタのライブが楽しみじゃないということではない。どっちかというと日常で体験することがライブと遜色ないぐらい楽しいってこと。例えば、仕事がうまくいった時とか、子供たちと何気ないことで笑い合ってる時とかにも今日ライブ前、ライブ中、ライブ後に感じたドキドキ感、ワクワク感、ゾクゾク感があったりするんだよね。

ホルモンが公開してたツネちゃんとの写真が20年前の97年のものだったけど、自分も20年前、高校1年生の時にAIR JAM'97でハイスタのライブを初めて体感したんだよね。ダイスケはんが「あの時の自分に教えてあげたい」って言ってたから、自分もふと改めてAIR JAM'97から20年経って、いま輝けてるのかなって胸に手を合わせて自問して見たら…。そしたら案外、日々ライブのようにドキドキしてワクワクしてゾクゾクした時間を過ごしてて、ちゃんと日常を楽しめてるじゃんと思えた。

難波くん「ハイスタやってて今が一番楽しい」
健くん「みんなが思ってる以上に今年のハイスタとしての活動を楽しめた」
って言ってたけど、自分もよくよく考えたら今が一番楽しい。別に大した生活送ってるわけじゃないしキツイこともたくさんあるけど、今が一番楽しいと思えてるということは、ちゃんとStay Goldしてて、それなりにGrowing Upできてるじゃん、って気づけた。20年前の高1の自分に教えてあげることがあるなら、そういうことかなぁと、今日ハイスタのライブを体験して改めてそんなことを教えてもらった。

いつだって自分にとって大切なことはパンクロックに教えてもらうんだ!とどのつまりは『Punk Rock Is The Answer』 !!
ハイスタちゃん、どうもありがとう!!!
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【尽未来際~尽未来祭~・初日レポVol.3】HUSKING BEE~Hi-STANDARD-ノスタルジー上等!

尽未来際 ~尽未来祭~・初日、BRAHMAN、SUPER STUPIDと来たら、当然次は我らがHi-STANDARD‼︎

なんだけど、この日はそれ以外のバンドも含めて全体でひとつのシンボリックなイベントだったので、遅れて到着してから観ることができたハスキンから順にハイスタまでいってみます。

HUSKING BEE

AIR JAM2011でイッソンバンドは観たけれど、HUSKIN BEEとしては2012年の復活後初めて観るLIVE。その前に見たのがもう記憶にないほど前なので、おそらく12,3年振りぐらいかも。

『SUN MYSELF』や『8・6』あたりの楽曲にやたらとぶち上がる!オールドファン感丸出し…。『欠けボタンの浜』に至ってはもう哀愁アンサンブルの渦に身を委ねて感慨にふけるほかなし…。ラストに最早ハイスタの『STAY GOLD』と並ぶアンセムと言っていいほどの輝きを放つ『WALK』。会場の後方にいた人も思わず前の方になだれ込み、「so far so good」の大合唱。みんなすげぇ笑顔。

個人的にAIR JAM'97でフェスなのにアンコール演ってくれたハスキンが忘れられず、この時もむちゃくちゃアンコール要求したかった…。ま、タイトなタイムテーブルだし、そもそもメインアクト以外にアンコール要求するっていう発想自体が既にもうないよなぁ。そう思うと、AIR JAM'97ってオーディエンスも主催側も、良い意味でユルくてノリ一発だったんだなぁ。

今こそAIR JAM'97を振り返ってみる!

解散、再結成、メンバーチェンジなどを経て変化を続け、音楽性も進化を遂げている。でも、以前とは形が変わろうとも、他のバンドからもオーディエンスからも「愛されてる」っていう形容がぴったりな独自の存在感は何も変わってなかった。ハスキンって 「愛される」っていう他にはない魅力があるバンドなんです。ハスキン、愛さずにはいられないわ~。

COKEHEAD HIPSTARS

この日、個人的にもかなり楽しみだったのがこのバンド。AIR JAM'97のトップバッターとしてのステージを目の当たりにした高1当時、演ってる音楽にも弾けたステージングにも、オーディエンスのノリも含めて、人生観変わるほどのカルチャーショックを受けたのがこのバンドでした。

全然年齢を感じさせないスタイリッシュでアクティブなステージングと、POPな歌声が印象的なボーカルのKOMATSUくん。当時からキワモノ感バリバリだったのが、年齢を重ねて更にキワモノ感に磨きがかかり、ファンキーな泉谷しげるみたいになったKOBAくん。

『GO WAY』とか『DON’T THAT PLAYING』、『PEOPLE TO PEOPLE』とかの楽曲がやっぱりウレシイ!オールドファン感丸出し…。

『CONCRETE JUNGLE』や『COME ON EILEEN』などのカバー曲も織り交ぜてくる。このバンド、他にも『Video Kill The Radio Star』とかもカバーしてるんだけど、何をカバーしてもとにかくPOPで、一聴してコークヘッド以外ないっていうアレンジが最高。ハイスタもカバーうまいけど、コークヘッドのカバーも違ったセンスを感じるよねぇ。

もともとBRAHMANのディスコグラフィーにおける初期のミニアルバム2枚と1stアルバム『A MAN OF THE WORLD』はこのコークヘッドヒップスターズが運営してた1138レコードから出していて、KOBAくんが言っていたようにBRAHMANとはメチャクチャ縁が深い。しかもTOSHI-LOWくんはAIR JAM'97の会場で、コークヘッドの物販をやらされていたらしい。

KOBAくん「やっぱね、感謝と愛です!………変な宗教じゃないよw」

だはは…!いや、でもわかるぞ!

ラストに『TOO DRUNK TO FUCK』カマして去って行った。

1.GO WAY
2.NO MATTER WHAT YOU SAY “I’M GOING NOW”
3.POLICE GOING DOWN
4.NEVER BE THE SAME
5.DON’T THAT PLAYING
6.新曲
7.CONCRETE JUNGLE
8.PEOPLE TO PEOPLE
9.COME ON EILEEN
10.GOSSIPS
11.YOU HAVE EVERYTHING
12.TOO DRUNK TO FUCK

SLANGはごめんなさい、ハイスタに備えて手洗い行ったり水分補給したりしてちゃんと見てません。悪しからず。

Hi-STANDARD

自分自身はAIR JAM2011以来4年振りに観るハイスタ。ちなみにAIR JAM2011はスタンド席で、AIR JAM2012は2日間とも映画館でのパブリックビューイング鑑賞だったので、今回のハイスタは久々にモッシュピットでもみくちゃにされながら見たいと、割と前の方まで行って待機。

一発目『Dear My Friend』のイントロが鳴ると同時に、腹ペコの魚が大量にいる釣り堀にごっそりエサ放ったみたいに生命力大爆発で暴れだすオーディエンス。ダイバーの雨あられ。何圧か知らんが、圧がものすごい。もうわけわからん。でもみんな恍惚とした表情。そうそうこれこれ。これなんだよねLIVEは。

ハイスタちゃんの方もフィニッシュで勢い余ってツネちゃんもドラムステックをバーンって飛ばしちゃうぐらいの演奏のテンションの高さ。

それにしてもこの日のハイスタちゃん、演奏も曲間のやりとりも、全てにグッドバイブスが感じられて非常にいい状態に見えた。その辺の兄ちゃんがTシャツ短パンでゆる~い感じでしょーもないこと喋ってたかと思いきや、演奏が始まるとビシッとタイト。フロアはまるで魔法がかかったかのように輝く。もはやズルいとか思っちゃうぐらいの、このバランス感覚なんだよなぁハイスタは。

「昔の名前で食べていきたいずらー」
とおどける健くん。活動停止中の経緯を思うと、これ、結構スリリングなやりとりなはずなんだけど、今のハイスタはそれをオープンに笑い飛ばせる信頼関係ができてて、聞いてるこっちも「猛爆」って感じで安心して笑っていられる。3人で揃って両ステージ脇のゲストに敬礼、オーディエンスにも敬礼wみたいなアドリブもバッチリ。

ちょっと違う話ししちゃうけど、2009年にUNICORNが再結成をしたときに、トータス松本が司会をしていた番組に奥田民生が出てたのね。奥田民生がトータス松本に
「一回解散して、年とってからバンドまた組むと、すごいいいよ~。ウルフルズも一回解散して、しばらくしてからまたやった方がいいよ~」
って冗談っぽく言ってたのよ。そのあとほんとにウルフルズ活動休止して、奥田民生にそう言われた影響もあるのかなぁとか思ってたら、4年ぐらいしてまた活動再開。UNICORNもウルフルズも活動再開後はイイ感じで活動してるんだよねぇ。

「BRAHMANが20年バンドを継続させてきたのはほんとにすごいことで、オレらにそれはできなかったから…」

と難波くんは言う。でも今こうして無敵のハイスタちゃんでいるのなら、空白があったとしてもそれもまたこのバンドにとっての一つの継続の形で、必然の空白だったということではないでしょうか。

『STAY GOLD』をカマす。この曲が鳴った時に目に映る全ての光景のキラキラっぷりは一体何?何もかもが輝いて見えて、とてつもなくエネルギッシュでピースフル。そしてもっとグッときたのは『MAKING THE ROAD BLUES』!20年間着実に道を切り拓いてきたBRAHMANへのANSERだよねきっと。

ラストは『BRANDNEW SUNSET』。難波くんが「ピース!!」と叫んで終演。太陽のような眩しすぎる存在感。完全無欠な無敵のハイスタちゃんがそこにいた。

1.DEAR MY FRIEND
2.MY HEART FEEL SO FREE
3.SUMMER OF LOVE
4.CLOSE TO ME
5.teenagers are all assholes
6.Tell me something happy news
7.MY FIRST KISS
8.MAXIMUM OVERDRIVE
9.STAY GOLD
10.FIGHTING FISTS ANGRY SOUL
11.MAKING THE ROAD BLUES
12.BRANDNEW SUNSET

というわけで、残念ながらモンパチ~COCOBATは観ることができなかったものの、ハスキンからBRAHMANまで、どっぷりと尽未来際~尽未来祭~・初日を髄までしゃぶらせて頂きました。

前を向くベクトル

またちょっとだけめんどくさいこと言うね。TOSHI-LOWくんが「いい時代だった」って語った「あの頃の音楽、時代」とは、改めて言うまでもなくBRAHMANの活動初期である90年代後半にいわゆるAIR JAMを筆頭に一大ムーブメントを巻き起こした日本のパンク/ラウドミュージックシーンのこと。尽未来際~尽未来祭~・初日にクレジットされたのは、その当事者として「あの頃の音楽、時代」を担ったバンド達でした。

でね、何がすごいってこんなメンバーが揃うの、BRAHMANが20年やってくれてなかったらまずありえないってことなんです。90年代のパンク/ラウドミュージックシーンとは音楽の趣向だけではなく、むしろ根底にあるDIYのアティテュードで結びついていたムーブメントであって、これって、「今」の立ち位置から自分達のやり方で自分達の手で何かを創っていくというベクトルなわけです。思い出に浸って「昔は良かったな…」って過去を向くベクトルとは真逆なわけ。

実際AIR JAMも2011,2012では以前の世代のバンドだけでなく、それ以降の世代のバンド達もクレジットされていて、それが当然だしだからこそAIR JAMなんだよとも思った。だから正直妄想レベルで今あのバンドたちが集ったら…って思っちゃうことはあっても、実際それが現実にるなんてことは望んじゃいないというか、そんな甘ったるいことしたらダサすぎんだろー!ぐらいの勢い。

なので2015年現在にこのラインナップが実現するっていうのはBRAHMANをお祝いするっていう名目でしか成り立たなかっただろうし、だから今後こんなことはほぼ二度とないだろうなと。

ノスタルジーを超えて

と、ここまで書いてきて、実はテメェがもっとも思い出に浸ってんじゃねぇかって気付いちゃった…。ほんとノスタルジーに沈殿しまくってる文章ですみません…。でもね、あの日あの場に居たらどうしたって昔のことがフラッシュバックしちゃったし、そのこと抜きにはやっぱり語れなかったので…。

あの熱狂の時代を通過してきて今なお変わらずに着実に継続してるバンド、この日に16年ぶりの復活を果たしたバンド、空白期間やメンバーチェンジを経てそれぞれの形やペースで活動してるバンド、各々の今を生きる姿を見せてもらって、ほんの少し過去を振り返ってまた明日への教訓を得る。それを糧にしてまた前を向いて生きる。そのことを確認する、そんな日がたまにはあったっていいじゃない(言い訳がましいw)。

というわけで、ノスタルジーに溺れんのもこれぐらいにして、さっさと這い出ることにしま~す。

「ノスタルジー上等じゃねぇか!ノスタルジーなんか超えて行こうぜ!」

と叫んだハイスタ難波くんのように、そろそろ前を向いて今を生きるよ。行動するよ。気持ちはKIDSのままで。

そして改めて、こんな奇跡的で素敵な機会を与えてくれたBRAHMANに…、

「愛と感謝‼︎」 by.コークヘッドKOBAくん

他記事

【尽未来際 ~尽未来祭~・初日レポVol.1】BRAHMAN-魂の感謝

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【尽未来際~尽未来祭~・初日レポVol.2】SUPER STUPID-みんな、継続して生きてんだよぉぉぉ!

尽未来際~尽未来祭・初日を語る上で、これは絶対に外せません。そうです、まさかのSUPER STUPID16年ぶりの復活‼︎!おっさん感涙‼︎!

御多分にもれずワタクシも、一瞬にしてアスホールなティーンネイジャーに戻って狂喜乱舞しさせられたっつーの。
こざかしい前置きはいらん。以下は当日のセットリスト。

1.SUPER STUPID
2.WHAT’S BORDERLES?
3.DO IT MYSELF
4.風見鶏
5.WHAT A HELL’S GOING ON?
6.SUPER STUPID Ⅱ

左往ステージでの完全無欠なハイスタのLIVEで体力フル放出したんで、BRAHMANまでにちょっとでも体力回復しとこってトボトボ歩いてたら、急に場内暗転。右往ステージ上に立っていたインドテイストのいでたちに、ギターを抱えた男がスポットライトに照らし出される。

「まず皆さんにお詫びさせてください。色んな方にご心配をおかけして申し訳ございませんでした。」

………。うわぁぁぁ!間違いない!ジャッキーだぁぁぁ!
って、右往ステージに目が釘付けになる。
大高ジャッキーがつま弾く『ビブーティー』によく似たメロディをSEに、まずドラムのヒロシくん、そして少し間を置いてイッチャンが登場!!

うぉー遂にキタSUPER STUPIDだぁぁぁ!この時点でもう、周り見渡す限りアスホールなティーンネイジャーだらけ。

SSでの立ち位置である左側のマイクの前に立ったイッチャン。堅い表情で
「実はほんとに直前まで出るか出ないか迷ってた。今日はBRAHMANを祝いに来たんじゃない。けじめをつけに来ました。この3人でこれから楽しく演奏できたら、その後にBRAHMANを祝います。16年ぶりに、ジ・アルフィー始めます!」

でたー「ジ・アルフィー」!!このボケ、昔のSSのライブでもゆってたー!!

正直ここまでの複雑そうなイッチャンの表情見てたらやっぱ、まだ葛藤があんのかな~とも思ってたんだけど、この一言でイッチャンが、フッとSSの市川くんになったんだよぉ!コレ忘れてなかったんだって、まさかの久々すぎるボケに爆笑しつつ、もうすんげぇグッときた(涙)。

『SUPER STUPID』のファンキーなイントロ!ステージ中央にフロントの2人が向かい合わせになる。少しだけまだ神妙な表情で弾いていたジャッキーの頭を、イッチャンがポンとはたく。ジャッキーを気遣うこの一瞬のやり取りにうわぁぁぁ~と身悶えた。

でぇ~でんでぇででんで、でぇ~んでぇででんで、でぇ~でんでぇででんでで
「うぅっ!すぱぁすぅぴぃっ!」

まさか再びこれを叫べる日が来るとは!感無量すぎる!

すぐさま『WHAT’S BORDERLESS?』の爽快なイントロ!この流れとんでもねぇ!
ハイスタ終わりで左往にいたんで右往ステージからはかなり遠い位置にいたのに、後ろからダイバーもガンガン来るからさ、よっしゃこい!送っちゃる!って嬉々としてダイバー流したっつうんだよ。

で、こっからはもうラストまで、ハイスタの疲れとか完全に吹き飛んで、まぁ歌った。まぁ叫んだ。まぁ我忘れた。あとさ、改めてSSの歌モノ曲は超歌いやすい!!

「BRAHMAN成人式おめでとう!俺たちがいたから今のBRAHMANがあんだぞ!」

そうだSSのおかげたぞぉぉぉ!だいだいよぉ、TOSHI-LOWの「LOW」はLOW IQ 01の「LOW」だぞ、おらぁぁぁ!(もはや謎のテンション)

「今日、ジャッキーもここに出てくるの、ものすごい勇気が必要だったと思う(場内拍手)。この3人は別々の道を行きます。でもそれぞれが今日で一歩踏み出せると思う」
と語って去って行った。

正直コークヘッドでヒロシくんが叩いてたし、ハイスタ始まる前には右往ステージが3ピース用にセッティングされてたから、「こりゃマジでSSあるな…」とは思ってたけどさ、でも妄想がイザ現実になると、やっぱ正気じゃいられなくなるんだね。一生モンの至福のひとときでした…。

AIR JAM'98のSUPER STUPIDとBRAHMAN

あのね、個人的な話で申し訳ないんだけど、初めて自分がBRAHMANをちゃんと認識したの、AIR JAM'98の時のSSがキッカケなの。正確に言うとSSのセッティングの時のイッチャン。
↓この記事にもその時のこと書いてるんだけど
どうせだからAIR JAM'98も振り返ってみる!

AIR JAM'98のトリ、ハイスタの前がSSで、更にその前にセカンドステージトリを務めたのがBRAHMANだったのね。
BRAHMANがセカンドステージでLIVEしてる時、自分はメインステージ前でSS待機しつつ横目でBRAHMANを見てたわけ。当時BRAHMANのことは名前は知ってたけど、音源ちゃんと聞いたことない状態だったんで。
メインステージにはイッチャンがセッティングしに出てきてて、でもセッティングしながらもやたらとセカンドステージのBRAHMANを気にしてる様子で、ちょいちょい曲に合わせてノッたりしてる。しまいには『ANSER FOR…』で拳まで突き出しちゃったりとかしてて。
そんなイッチャンの様子を見てて、強烈にBRAHMANに興味をそそられて、その数週間後に出た『A MAN OF THE WORLD』を手にしたってわけ。

ちなみにSSのLIVEを観たのはこのAIR JAM'98以来。あの時SSの前にセカンドステージでLIVEしてたBRAHMANが、17年経って20周年を迎えた。それを祝うイベントで、BRAHMANを知るキッカケになったSSをその時以来に目撃するという、この奇縁みたいなものに勝手に鳥肌立ってしまっております…。

みんな継続して生きてる…

SSがカマす少し前に、ハイスタ難波くんがさ、
「裏で今日のメンツ見てたらさ、なんっていうか、みんな生きてんだなって…。ハイスタも生きてて、今日こうやってここにいる…。みんな生きてんのよ…。」
ってシミジミ言ってたの。
それ聞いて、自分も本当にそうだと思ってさ、アホみたいに頷きながらその難波くんの言葉を聞いてたんだけど。

もうね、SSのこの16年に誰がどうしてたとか細かいこととかは全部抜きにしてさ、ただみんな必死に生きてきて、あの日あの場でまたSSの3人が演奏した。もうこれでオールOKでしょうよ!

20年バンドを継続してきたBRAHMAN、超リスペクト。そしてあの日あの場に集った他のバンドの人たちも、オーディエンスの1人1人も、誰もがみんな年齢の数だけ継続して生きてきた。みんな超リスペクト!
ジャッキー、お帰りなさいぃぃぃ!

他記事↓
【尽未来際 ~尽未来祭~・初日Vol.1】BRAHMAN-魂の感謝

【尽未来際~尽未来祭~・初日レポVol.3】HUSKING BEE~Hi-STANDARD-ノスタルジー上等!

【尽未来際 ~尽未来祭~・初日レポVol.1】BRAHMAN-魂の感謝

先週末11/14(土)に開催されたBRAHMAN20周年・尽未来際~尽未来祭~・初日の余韻がとんでもなさすぎて、今週は仕事が全く手につかない…。



ヘタしたらAIR JAM2011以上にターニングポイントな感じすらしちゃって、これこじらすと、だんだん膨張してってどっかで破裂すんな~と思ったんで、ガス抜き的に、超久々だけどブログとか書いてみようかと。

この日はですね、家族の用事を終えてから幕張に向かったので、会場に到着したのが丁度HUSKING BEEのステージがスタートする直前。なので初日全体の半分しか居られなかった。にもかかわらず完全にキャパオーバーで一つの記事にはまとめられそうにないので、とりあえず3つに分けます。

で、まずはこの日の主役BRAHMAN。BRAHMANのLIVEを観るのはAIR JAM2011以来。

その時のことをここに書いてるんだけど↓
【AIR JAM2011レポVol.2】BRAHMAN‐信念を超えて…

この記事にあるとおり自分はかってBRAHMANのライブを、「客を突き放してる」とか、自分で読んでてオメェ何様だよって思うぐらい、結構なこと書いてまして。でも今となっては、まさにこのAIR JAM2011のBRAHMANが契機となって、人のことあーだこーだ評価するより、テメェが評価される側になれよってハッキリ自覚したし、それ以前にBRAHMANが良し悪しなんてものを超越してるバンドだってこともとっくに知ってる。

だからこの尽未来際の祝祭のステージは、余計なことなんて考えず、ただ無心で、20周年という節目のBRAHMANを見届けようと思って臨んだのでありました…。

以下、当日のセットリスト。

1.TONGFARR
2.FOR ONE’S LIFE
3.SEE OFF
4.GOIN’ DOWN
5.GREAT HELP
6.BASIS
7.SHADOW PLAY
8.PLASTIC SMILE
9.BOX
10.BEYOND THE MOUNTAIN
11.deep
12.NO LIGHT THEORY
13.Z
14.時の鐘
15.ARRIVAL TIME
16.That’s All
17.THERE’S NO SHORTE WAY IN THIS LIFE
18.ANSWER FOR…
19.NEW SENTIMENT
20.ARTMAN
21.THE SAME

場内暗転していつものSEがかかると、割と多くの人が頭の上で両手を合わせて祈るポーズをとる。へ~っ今はこんな風にして呼び込むんだ~と少しだけ浦島太郎気分…。

そうこうしてると4人が登場。TOSHI-LOWくんがドレッドヘアーになってる。

RONZIくんの抑えたドラミングから始まったのは『TONGFARR』。TOSHI-LOWくんが「You should bite your mind!!!」と咆哮すれば、ジワジワと圧力が高まっていく。

1曲目終わりに「ブラフマンはじめます」が来るかと思ったけど、それはなくKOHKIくんのナチュラルなギターから始まる2曲目の『FOR ONE’S LIFE』へ。ここでバックドロップがゆっくりと上昇。なんだかBRAHMANの誘う異空間への扉がグゥワーッと開いていくような錯覚におちいる。

3曲目で早くも『SEE OFF』。いよいよBRAHMANの発する波動が唸りを上げる。

ここら辺りで今日のBRAHMANの意図というのがなんとな~く見えてきた。もしかしたらこのまま初期の頃の曲を中心に、かってのようにMCなしで突き進むのかもしれない。少しだけ戦慄を覚えつつも、懐かしさも込み上げてちょっとニンマリしちゃう。

ずっとステージに夢中で全く気付いてなかったんだけど、ふと横を見ると、BRAHMANの刺繍が施してあるバカでかい大漁旗が掲げられ、ゆっくりと大きく∞の字を描いて振られた。。。これにも圧倒される。

と、この辺までは曲ごとの記憶がうっすらあるものの、それ以降はシームレスにたたかみかけられる神々しいまでのステージに無心で没入するのみで、それぞれの曲がどうとかいう記憶があんまりない…。むしろ頭の中で曲と曲が有機的に結びついて、ロックオペラの如く今日のLIVE全体が一つの塊になってしまったような感覚の中にいた。

『NEW SENTIMENT』のダミ声「ごっ ふぉげっ!」ががっつり決まり、オーラス曲『THE SAME』が終わるとともに「行動を!」と連呼するTOSHI-LOWくん。

そのままステージ中央に佇み、このように話し始めた。

「行動だけが現実だったあの頃 俺は喋らなかった なぜなら喋る必要がなかったから 言葉なんかいらないような すげえ仲間がまわりにいたから」

「20年一度も あの頃を振り返ったことはない あの頃に戻りたいなんて思ったこともない だけど俺が信じてたあの時代 あの音楽は すげえいいものだったんだ」

TOSHI-LOWくん、涙ながらだったのか、うっすら声を震わせながらさらに

「拗ねたこともあった 妬んだこともあった それでも今 俺の掌に残ってるのは 感謝だけです ありがとうございました」

こう言い終えて、ステージ脇へと去っていった。

ノンストップで駆け抜けたステージの圧倒的な説得力と、最後の言葉のこれまた圧倒的な説得力がバチーンとシンクロして、雷光喰らったみたいにしばらく動けませんでした…。

* * *

あのですね、この日のBRAHMANのLIVEを体感してる間ずっと感じてたこと、一言で表すと、ただひたすらに「嬉しかった」のね。もう一回言うよ。「嬉しかった」。

冒頭でも触れたとおり、TOSHI-LOWくんも言ってた喋らなかったあの頃のBRAHMANのことを、「客を突き放してる」と感じたこともあった。でもね、今日の喋らないBRAHMANのライブを久しぶりに目の当たりにした今ならわかるのよ。BRAHMANがあの頃LIVEで挑んでいたのは、言葉を超えた豊穣な何かを追求し、つかみ取りたいと幾度も挑戦する姿勢の現れだった。それが、今ならわかるんです。

喋る、つまり「言葉」を使うって、すごい便利じゃん。これがあるから人はコミュニケーションが円滑にはかれる。でも一方で、言葉とは限定的なものでもあるんです。仮に「楽しい」という言葉を使うとき、例えばその「楽しい」のなかには、「悲しい」や「つらい」という感情が少し混じっているのかもしれない。でも「楽しい」という言葉を口にした瞬間、それ以外の要素は抜け落ちてしまい、その単語の最大公約数的な意味だけが示される。

だとすると、一見便利に思える「言葉」よりも、全くそこに何もないように見える「沈黙」こそが、実はとても豊かなものだったりするんだよね。だって本当に心の底から感動したら、言葉なんて出てこないでしょ。

何も喋らずとも、表情や姿勢や行動の中に、様々な感情や深い思いが含まれている…。

当然、言葉に頼らないということは誤魔化しも利かないわけで、それだけその時のバンドの感情や状態がモロに反映されて、ダイレクトに伝わってきちゃう。あの頃はきっと「苛立ち」とか「妬み」とかだって剥き出しのままだったんだよね。

この日のBRAHMANのステージにはそんなネガティブな感情なんて微塵も感じられなかった。それに、見てるこちらがつらくなってきてしまうような息苦しさや重苦しさすらもなかった(もちろんやってる4人はすげぇしんどそうだったけど)。むしろどこか色鮮やかで温かみあって、穏やかさすら感じるものだったんたよね。そしてさっきも言ったように、ただただ嬉しかった。

なぜならそれは

「掌のなかに残ったのは 感謝だけ」

そう、BRAHMANからの感謝が、言葉ではなく4人の全身全霊込めた音とフィジカルの総体の表現として、ダイレクトにこちらに伝わってきたからなんだよ。それはもう魂の感謝だった。だから、ただただ嬉しかった。

こんなに激烈なのに温かくも優しい表現を提示できるバンドはBRAHMAN以外に絶対にいないよ。だって20年もの間ずっと、余力を残さず挑み続けてきたんだから。

行動こそが物語る。行動こそが雄弁。そして行動だけが現実。

BRAHMANに感謝。BRAHMAN、バンド20周年本当におめでとうございます。

他記事

【尽未来際~尽未来祭~・初日レポVol.2】SUPER STUPID-みんな、継続して生きてんだよぉぉぉ!
【尽未来際~尽未来祭~・初日レポVol.3】HUSKING BEE~Hi-STANDARD-ノスタルジー上等!

ラップも評論も、感動の自己分析です-『二木信評論集 ~しくじるなよルーディ~』

もし仮にラッパーが、自分の内面から湧き出てくるラップじゃなくて、「こんなん言っときゃ売れるっしょ」みたいな「提灯ラップ」してたら、そんなの聴きたくないよねぇ。やっぱり自分に正直で自由に表現しているラップが聴きたいわな。

二木信評論集 ~しくじるなよルーディ~ (ele‐king books)二木信評論集 ~しくじるなよルーディ~ (ele‐king books)
(2013/01/18)
二木信

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こちらの一冊は2000年初頭からヒップホップを中心とした音楽ライターとして活躍している筆者の、これまでの原稿やアーティストへのインタビュー、そして新たに書き下ろした原稿・インタビュー、レビューなどで構成された評論集。

まず何と言ってもタイトルが最高!CLASHの名盤『London Colling』に収録の、おとぼけ哀愁レゲエ炸裂な『Rudie Can't Fail』からの引用。よくぞこれを持ってきてくれましたなと!もはやタイトルだけで「ヨッシャいっちょ読んだる!」と鼻息荒く勝手にコミットした次第。



で、最初に言っちゃうと、ヒップホップ門外漢の人にとっては正直ちょっととっつきづらいかもしれない。自分も90年代ジャパニーズヒップホップなら友人の影響でかろうじてかじってるけど、2000年代になるともう全く追っかけてないから、タイトルには喰いついたけど目次なんかをパラパラ見てたら正直「自分との接点が見つけづらいかもなぁ…」なんて思って読み始めたわけ。

でも結果的にものすんごいおもしろく読めた!というかむしろ相当引き込まれて、読後はお腹いっぱいで大満足。なんでそんなことになったかというのを自己分析しちゃうと、どうも2つ理由があるのかなぁと。

1つは超個人的な理由だけど、筆者が自分と同じ81年生まれで完全に同学年であるということ。それに加えて本書に登場するラッパーたち、例えば鎮座ドープネス、環ROYなんかも81年生まれでこれまた完全に同学年。田我流も82年生まれだし、他にも比較的年代が近いラッパー達が多く登場するんだよね。日本のヒップホップといえば90年代のシーンを連想しがちだけど、本書ではそのあたりを綺麗にスル―して、2000年代の新しいヒップホップに焦点を当ててるんだよね。

なので読んでるうちに、自分とは全く違う分野の全く違う世界を生きている筆者やラッパー達に対して勝手に連帯感のようなものが芽生えてきちゃうわけ。自分と同じ年頃の彼らがそれぞれの場所でどのようなことを考えてどのように生きてきたかのか。それがあたかも自分の仮の姿であり、もう一つの自分の人生のように思えてきちゃう。そんな具合に勝手に当事者のようにリアリティを実感しながら読んだ。ほんとまぁ勝手で図々しいんだけどね。

2つめは、筆者の文章がそのままラップとして読めちゃうってこと。ヒップホップってラップする人の属性を選ばないでしょ。むしろマイノリティであるほどに輝きを増していく。日本に階級はないけれど、田舎だとか地方だとか、あるいは犯罪だとか貧困だとか、そうした一見社会の端っこに追いやられているものや社会の暗部として認識されがちな場所から、ミクロな視点でラップすることが普遍性を獲得していく構造を持っていると思うんだよね。あと逆に言えば、一般的な社会で好ましいとはされていない生き方を許容する側面も持っている。

そういう視点で言えば、ナイトクラブや小規模のオーガニックフェス、サウンド・デモのような、一般の多くの人が居合わせないアウトローな場所で、何が起きているのか?何を感じたのか?何を考えたのか?を、ミクロな視点で時にほだされたように熱く、時に冷静沈着な科学者のように分析的にことばを紡ぐ筆者の文章は、これもまた一つのラップだと言えちゃう。それこそ(誤解を恐れずに言うと)まだまだ一般的には知名度や市民権を獲得しているとは言いえない若手ラッパー達、あるいは「ヒップホップ」というジャンルを取り巻く雑多な文化そのものについて、自由に評論することそれ自体がヒップホップ的なわけで。

本書には雑誌のレビューで筆者が環ROYのアルバムを酷評したとして、環ROY本人から「提灯記事を書いてよ」と反論を受けた議論も収録されてるのね。これ、とても興味深く読んだんだけど、やっぱり筆者の言うように「音楽を聴いて何を言おうが書こうが自由」な文化がおれは好きだなと感じた。当たり障りのない提灯記事なんて読んでる時間がもったいないじゃん。この本のように正直な意見や感想が記された記事や、半ば妄想で突っ走っちゃってるような記事こそが読みたいよ。

孫引きになっちゃうけど、本書から、筆者が敬愛するアングラ・カルチャー&ジャズの評論家・平岡正明さんの言葉。

楽譜の分析やら音楽家の自己解説(コメント)の紹介を音楽批評ととりちがえてはいけない。音楽評論とは感動の自己分析です。曲に身をゆだね、心に浮かぶ印象、快美感、理論などがフツフツと断片的に、連続的にやってくるものを、もう一つ外側からのぞきこむ作業である。

これは「文章を書く」「評論する」という行為だけでなく、表現そのものの意味を問うてるとも思うんだけどね。

というわけでヒップホップ好きはもちろん、ヒップホップの門外漢でも、自分が住んでる世界とは違う少々不道徳で野放図でファンキーな世界を覗いてみたい人、あるいは「文章を書く」とか「表現の自由」みたいなことに興味感心が強い人はかなりおもしろく読めると思うよ~!

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